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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社エスユーエス 取締役 エンジニアリングソリューション事業・AR/VR事業管掌 ソリューション事業本部長 大槻 哲也

AR/VR技術で注目を集める技術アウトソーシング企業

無限の可能性をもったエンジニアに、最高のキャリアパスを提示したい

株式会社エスユーエス 取締役 エンジニアリングソリューション事業・AR/VR事業管掌 ソリューション事業本部長 大槻 哲也

近年、世界でもっとも注目を集めているテクノロジー領域のひとつである「メタバース」。AR(拡張現実)、VR(仮想現実)をはじめとする3次元の仮想空間サービスの総称であり、あらゆる産業で導入が模索されている。この分野にいち早く参入し、いま独自の存在感を発揮しているのが、技術アウトソーシング企業のエスユーエスだ。この最先端領域で、同社が飛躍を期待されている理由はなにか。同社でAR/VR事業を統括する取締役の大槻氏に、詳しく聞いた。
※下記はベンチャー通信84号(2022年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

つねに「最先端」を追い求め、人材を育成するのが役割

―事業内容を教えてください。

 IT、機械、電気・電子・化学といった分野を中心とした、技術系のアウトソーシングが事業の主軸です。当社のエンジニアは全員が正社員となっており、当社内での受託開発のほか、顧客企業の現場に常駐する請負型、顧客企業への派遣という3つの形態でサービス提供を行っています。

 さらに当社では、近年ビジネス活用の動きが進むAR/VR技術の開発にもいち早く着手し、事業化に成功。事業の新たな柱と位置づけています。産業界でも現在、実用化に向けた研究開発が多方面で加速しており、AR/VR領域で先行する当社に多くの企業から相談が寄せられています。

―なぜ、いち早くAR/VR技術に着目したのでしょう。

 当社は技術アウトソーシング企業として、あらゆる産業に顧客を抱え、その課題をテクノロジーの力で解決しています。その過程では、つねに「最先端」を追い求め、顧客のニーズに応えられるエンジニア人材を育成することこそ当社の役割と認識してきました。そのため、新技術の動向はつねにウォッチしてきました。AR/VR技術に関しても、ビジネス活用で先行する欧米を数年前から視察し、社内で研究開発を重ねる一方、この分野の世界的なリーダーである米EON Reality社と2019年に事業提携も結びました。その結果、同社の技術プラットフォームと人材育成プログラムを日本でいち早く展開できるスキルとポジションを獲得できたのです。

―当時はまだ、日本にはAR/VR技術の開発企業はほとんどなかったと。

 あるにはありましたが、プロダクトアウトで事業展開する企業がほとんどで、当社のように顧客ニーズに合わせて活用できる技術プラットフォームをもった企業はありませんでした。そのことが、日本でAR/VR技術のビジネス活用が遅れた背景と言えます。当社のような存在が登場したことで、今後は日本でも多方面で活用が進み、AR/VRはエンジニアがもっとも活躍できる分野に育つことは間違いありません。

 一方で、市場の拡大に伴い、世の中ではAR/VR領域でエンジニア不足が顕在化することが予想されます。そこで当社では、2023年までに「AR/VRエンジニア100名体制」を構築する計画です。

挑戦し続けることこそ、未来を切り開く原動力

―エスユーエスにおいて、AR/VRエンジニアはどのような活躍ができますか。

 当社の顧客企業はあらゆる産業に広がっていますので、エンジニアに対しては業界を問わず最先端の開発現場で活躍の場を提供できます。エンジニアのキャリアパスを考える場合、「なにをやりたいか」はもちろん大事ですが、それ以上に重要な要素は「これからの世の中はどうなっていくか」という視点ではないでしょうか。その意味では、AR/VRという成長分野で活躍できる環境は、エンジニアに提示できる最高のキャリアパスだと当社では考えています。

 また、社内には未来の技術開発を担う「SUS Lab」も備えており、最先端研究に没頭できる環境もあります。ここではAR/VRのほか、AI、さらにはブロックチェーンにおいてデジタル資産を証明するためのNFT技術などの研究が行われており、これら最先端のコア技術を融合した新次元のソリューションを追求することも可能です。こうした環境に魅力を感じ、大手メーカーから当社へ転職してくるエンジニアも増えてきています。

―エンジニアの育成環境も充実させているそうですね。

 そこも当社が強くこだわっている部分です。グループ企業が運営する「VRイノベーションアカデミー(VRIA)京都」では、EON社の育成ノウハウに、日々顧客の現場でつぶさに見てきた市場ニーズを組み込むことで、育成プログラムをつねにアップデートしています。アカデミーで育ったエンジニアが現場で活躍し、そこでつかんだ最新ニーズをアカデミーに還元する。この好循環によって、市場で真に必要とされる技術を身につけられる。技術アウトソーシング企業の当社ならではの強みと言えます。

―今後のビジョンを聞かせてください。

 産業界の発展、ひいてはSDGsが目指す持続可能な社会の実現に、人材育成とテクノロジーの力で貢献する。それを使命とする当社では、挑戦し続けることこそ、会社にとっても個人にとっても未来を切り開く原動力になると信じ、チャレンジを尊重する文化を大切にしています。当社が「Next 2 Next,」という理念を掲げ、次々と新しい技術や新しい領域への挑戦を謳っているのはそのためです。失敗を恐れず、チャレンジできる行動力をもっていれば、これからの時代、エンジニアには無限大の可能性が広がっています。ぜひ当社の環境を活かし、エンジニアとしての未来を切り開いてみませんか。
PROFILE プロフィール
大槻 哲也(おおつき てつや)プロフィール
1973年、京都府生まれ。大手メーカーのエンジニアを経て株式会社エスユーエスに入社後、IT関連企業のプログラム開発に携わる。その後、営業職へ転身し京都支店長、西日本統括本部長を歴任。主力事業の組織マネジメントを経験する。現在は、取締役としてエンジニアリングソリューション事業とAR/VR事業の事業責任者を担う。
企業情報
設立 1999年9月
資本金 4億3,117万円(2021年9月30日現在)
売上高 94億1,983万9,000円(2021年9月期)
従業員数 1,691名(連結従業員数、2021年10月1日現在)
事業内容 IT分野・機械分野・電気電子分野・化学・バイオ分野におけるエンジニア派遣・開発請負事業、AI、IoT、AR/VR等の分野における研究・開発
URL https://www.sus-g.co.jp/
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