ベンチャー通信Online > 起業家インタビュー > 不動産 > 株式会社日本土地建物 代表取締役 神山 重子

INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社日本土地建物 代表取締役 神山 重子

独自の取り組みが魅力の不動産ベンチャーが刻んできた歴史とは

日本土地建物の20年を振り返る

株式会社日本土地建物 代表取締役 神山 重子

※下記はベンチャー通信88号(2023年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

不動産業界のなかでも、独自の魅力を感じた

―入社のきっかけはなんですか。

谷保:若いうちから裁量の大きな仕事ができる会社で働きたいと考え、そうした会社に絞って就職活動をしていました。当社では一棟収益不動産の仕入れからリノベーション、販売まで一貫してひとりで担当できる点に魅力を感じました。

相馬:昔から物件の間取りを見るのが好きだったため、不動産業界に関心がありましたが、男性社会というイメージが強かったんです。そんななか、社長が女性の当社なら、女性でも働きやすいと考えたのです。

中村:私も建物を見るのが好きで、不動産業界を志望。一方で、土日を趣味の音楽にあてたかったため、不動産業界では珍しく土日に休める当社への入社を決めました。

最上:私は業界を絞っていなかったのですが、面接の際、資格取得などの表面的なものだけでなく、人としての魅力をしっかり見てくれる会社だと感じたのが決め手ですね。

浅津:私は経験を積んだ人のそばで働きたくて、秘書に絞って就職活動を行っていました。当社は不動産で女性社長というのが珍しく、「学んでみたい」と思ったのです。

―実際に働いてみて、どういったところにやりがいを感じますか。

中村:自分という人間が、認められたときですね。さまざまな会社を経営している年配のオーナーに「電話で話しただけで、あなたは良い人だとわかった」と言われたことがありまして。誠実さが伝わればすごい人にも認めてもらえるのだと、感慨深かったです。

谷保:物件の売主が、数多くある業者のなかから私を最初に交渉相手として指名してくれたときですね。結果にはつながりませんでしたが、それまでの努力が報われたと感じました。次は絶対、結果に結びつけます。

相馬:私はプロパティ・マネジメント部で、オーナーの物件管理を担当しています。水漏れや入退去時の対応など、入居者と直接かかわる仕事は大変な部分もあるのですが、丁寧に対応して「ありがとう」と感謝してもらえたときはうれしかったですね。

最上:新人ながら、ホームページのリニューアルを任されたことです。試行錯誤しながらやり遂げられたときの達成感は、なにものにも代えがたいものでした。

浅津:秘書業務だけでなく、社内外のイベント運営やさまざまな業務に関する資料のチェック、採用業務なども担当しています。いろいろ任されるぶん、大変ですがやりがいを感じています。

アットホームかつ、若手にもチャンスがある

―会社の魅力について教えてください。

浅津:アットホームなところです。いろいろなイベントがあって、社員同士の交流の機会がとても多く、風通しが良いですね

相馬:ワンフロアに全社員がいるので、顔が見えて、物理的にも話しやすいです。これは、大手企業にはない魅力ですね。

最上:わからないことがあれば、気軽に質問しやすい雰囲気があるので仕事が進めやすいです。

中村:若手でも、いきなり大きな案件を扱うチャンスがあるところが魅力ですね。

谷保:そうそう。ほかの会社だと、新人は業務に制限があることも少なくないと聞きますから。がんばって成果をあげれば、インセンティブを得られるのも魅力です。

―今後の目標を聞かせてください。

谷保:まずは営業として結果を出し、会社に利益をもたらすことです。

中村:それは私も同様です。将来的には、社内の誰よりも利益を出せるようになりたいですね。

相馬:物件管理の業務を、一通りこなせるようになることです。そして安心して管理を任せてもらえるように、オーナーとの信頼関係の構築に努めていきたいです。

最上:総務担当者として、社員のみなさんが要望を伝えやすい存在になりたいです。

浅津:1つは宅建士や秘書検定などの資格の取得です。また、採用業務も担当しているので、長く一緒に働ける仲間を増やしていきたいですね。
※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。