INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

Roadグループ

「社会に希望の道を示し、令和を代表する企業」を目指す

Roadグループの「無限の可能性」を探る

Roadグループ

前ページで紹介したシグニティは、Webプッシュ通知サービスで注目の存在となっているが、その同社の事業ノウハウをシステム開発に活かすことを目的に、2022年6月に設立されたのがRoad Tech Solution(RTS)である。ここでは、IT事業本部の福田氏に今後の事業戦略や、事業の多角化を進めるRoadグループにおける役割などについて聞いた。
※下記はベンチャー通信89号(2023年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

「事業開発に強いITベンダー」の地位を築いていく

―事業内容を教えてください。

 ホームページ(以下、HP)の制作事業を中心に展開しています。我々が提供するのは、シグニティが提供するWebプッシュ通知サービス『PUSH ONE』を標準実装した「アクション型HP」であり、HPの受託制作を通じて多くの企業が画期的な同サービスを利用できる基盤を整えることを狙いとしています。たとえば、飲食や美容といったリアル店舗ではクーポンを発行したり、企業のリクルーティングサイトから求人募集を通知したりと活用法はさまざまです。シグニティではすでに、『PUSH ONE』を通じて8,000万以上の端末に月間90億配信を行っている実績があります。その膨大なデータをもとに、最適なHP運用を合わせて提案することもできます。

―今後のビジョンを聞かせてください。

 当社では、この「アクション型HP」を従来のHPと同等以下のコストで提供するにあたり、海外での事業展開を計画しています。具体的には、「日本に一番近い英語圏」とも言われるフィリピンのセブ島に開発拠点を設け、現地の優秀な人材を採用・育成していきます。同時に、今後は開発の幅を広げていき、事業の多角化や新サービス開発を推進するRoadグループにあって、システム開発面からその戦略を支える役割を担っていきます。スモールスタートによる試作提案から効果検証、改善のサイクルを高速で回すアジャイル開発モデルを確立し、いわば事業とともに「成長するシステム」を開発することが、我々のミッションになります。その先に、「令和を代表する企業」へと成長するRoadグループのなかで、「事業開発に強いITベンダー」の地位を築いていきます。
PROFILEプロフィール
福田 光洋(ふくだ みつひろ)プロフィール
1996年、福岡県生まれ。高知工科大学システム工学群を中退。2021年、株式会社Roadへ入社。SESでのシステム開発業務を経て、2022年から現職。
株式会社Road Tech Solution
設立2022年6月
資本金2,000万円
事業内容ホームページ制作事業、ITソリューション事業
URLhttps://road-techs.co.jp/
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