INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
従業員数100名、売上高10億円をめざし、ねらうは世界展開
「Be braVance!」を合言葉に日本No.1のエンジニア集団になる
株式会社ブレイバンステクノロジーズ 代表取締役社長 山田 和則
Sponsored 株式会社ブレイバンステクノロジーズ
※下記はベンチャー通信54号(2013年10月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
もてる時間とお金をすべて投資して全力でスキルアップしたい
―玉井さんは前職では板前だったそうですね。入社した経緯を教えてください。
玉井:早く一人前になりたいという想いから、あえて厳しいイメージがある板前の仕事を選んだのですが、私のイメージする職場ではありませんでした。そこで「もっと新しいことに挑戦したい」と、“未経験可”をキーワードに求人を検索。「だれでもできる」「やさしく指導します」という甘い言葉が並ぶなか、「生半可な気持ちの人はくるべきところではない」という当社のメッセージをみつけたんです。「この会社なら思うぞんぶんがんばれて成長も早いのでは」と考えて応募。まったくの未経験でしたが、意欲が認められて入社できました。
―どのような業務に携わっているのでしょう。
玉井:仮想化分野の技術開発に取り組むチームに抜擢されました。まだ現場での実務経験が浅い私でもがむしゃらに勉強し「やりたい」と手をあげたら、会社の将来をになう業務をまかせてもらうことができました。
―スキルアップのためにどんな努力をしていますか。
玉井:自宅にラックマウント型のサーバーとルーターなどの機器をそろえて、毎日触ってネットワーク技術を独学しています。中古品でしたが、購入費用は総額20万円以上。でも、まったく惜しくはない。いまは、自分に与えられた時間もお金もすべてをスキルアップのために投資していきます。そしてゆくゆくは「ブレイバンステクノロジーズの玉井」の名前を世界に広めていきたいです。
エンジニアとして技術を磨きつつ経営にも参画したい
―入社のきっかけはなんですか。
境野:就活のときに参加した、ある合同企業説明会です。ブースの前を通りかかると、元気な男性から「いまから社長の話が始まるから聞いていきなよ」となかば強引に勧誘されて。すると、その男性が話しはじめたんです。「社長が呼び込みをするのか!」と、もうびっくり(笑)。社長というと“固いエリート”というイメージしかなかったので、おもしろい会社だなと。そして、社長面接で「仕事を続けることで輝きたい」という想いを伝えたら、「ウチなら輝けるからこい」と。「ハイ、いきます」。即答でしたね。
―現在の仕事内容を教えてください。
境野:ネットワークエンジニアとして、コンフィグ※の作成、ネットワーク構成図の作成を担当しています。まだまだ慣れないことが多く戸惑うこともありますが、西山や営業担当からのフォローのおかげで気持ちを高く保つことができます。違う部署の社員と集まる行事もよくあり、みんなと会うたびに「私はこの会社のメンバーなんだ」と強く感じますね。
―今後の目標を聞かせてください。
境野:なるべく若いうちに、ひとつのプロジェクトをまとめられるリーダーになることですね。また、エンジニアとして働きながら役員になりたい。技術者の視点を経営に活かすことで、会社の成長に貢献していきたいと思っています。当社では、女性もがんばって仕事をしている。みんなキレイに見えるんです。私もそのひとりとして、キラキラと輝けるようになりたいです。
※コンフィグ:サーバ・ネットワーク機器、OS・ソフトウェアなどの設定のこと
打てないくらい突き抜ける杭になる!
―現在の担当業務を教えてください。
小島:iOS、アンドロイド向けアプリの開発を行っています。もともとソフト開発に興味がありましたが、当社はネットワーク事業が主体。でも、「小島が本気でやりたいと思っているから」と、ソフト開発の業務に抜擢してくれたのです。このことには、本当に感謝していますね。
―小島さんが実感する会社の魅力はなんですか。
小島:「出る杭が打たれない」ことです。一般の会社だと、入社したての社員があれこれ意見をいうと「あいつはしゃしゃり出すぎだ」と煙たがられることもあると思います。しかし当社は、逆に出る杭も積極性と評価される。私自身、先輩たちが行っていた「月例会議」の改善を提案し、司会進行を買って出たことが評価され、月間MBPを獲得したことがあります。出る杭が大好きな山田からは「どうせなら打てないくらい突き抜けろ」といわれました。ですから、今後はもっとしゃしゃり出てやろうと(笑)。
―今後の目標を教えてください。
小島:まずは、仮想化の技術習得に取り組み、今年中に資格を3つ取ることですね。長期的には、経営者になること。近い将来、当社がグループ会社を展開していったとき、その最初の会社の代表になってみせます。事業のアイデアはまだ固まっていません。でも、つねにアンテナを張っています。山田にプレゼンして「じゃあお前がやれよ」といってもらえるくらいのプランをつくりたいですね。
フットワークを重視することで契約を取りまくりたい
―甲さんは事務職として入社したそうですね。営業に異動したいきさつを教えてください。
甲:自ら異動を願い出たんです。じつは採用面接のときから「営業のほうが向いているよ」といわれていたんです。でも、ずっとモデル活動をしてきた私にとって、これがはじめての会社勤務。営業なんて、絶対ムリだと考えたんです。結局、1ヵ月ほど経って、私のほうから「営業がやりたい」と。業務をするうちに「なんで裏方をしなきゃいけないんだ」って(笑)。自分から積極的に活動するほうが、性にあっていると気づいたんです。
―成績は順調に上がりましたか。
甲:全然ダメでしたね。お客さまのニーズに最適なご提案ができず、半月くらい契約が決まらないことも…。しかし、業務に慣れるにしたがって徐々に決められるように。いまでは好不調の波はあるものの、成績が上がるようになりました。売れないとき、いつもサポートしてくれるのが山田です。頻繁に社員同士の飲み会が開催されるのですが、顔をみただけで私が落ち込んでいるのを瞬時に見抜き、的確なアドバイスをくれる。本当に社員のことをよくみていますね。
―今後の目標を聞かせてください。
甲:不動のトップ営業をめざします。そのために重視しているのが、フットワークのよさ。思いついたらすぐ行動してしまうのは、ふだんの生活では短所になりがちですが、営業では長所だと思います。頭で考え過ぎずに、とにかく動いて契約を取りまくっていきたいですね。
PROFILE
プロフィール
山田 和則(やまだ かずのり)プロフィール
1975年、埼玉県生まれ。2000年、大手のシステムインテグレーターに入社し、ネットワーク・インフラの設計スキルを磨く。別の大手システムインテグレーターを経て、2006年に100名規模のベンチャー企業に入社。ネットワーク事業部を立ち上げ、2年で事業を軌道に乗せることに成功。2008年、株式会社ブレイバンステクノロジーズを設立し、代表取締役社長に就任。日本でNo.1の仮想化技術集団をめざし、アジアにも積極的に進出している。
企業情報
設立 | 2008年12月 |
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資本金 | 600万円(今期末に増資予定) |
売上高 | 3億5,000万円(2012年11月期) |
従業員数 | 50名(2013年8月現在) |
事業内容 | 情報システムおよび通信ネットワークの企画・設計・構築・運用・監視・保守業務・テクニカルサポート業務、モバイルアプリ・Webシステムの開発業務 |
URL | http://www.bravance.co.jp/ |
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