累計経営者579人に取材、掲載社数287ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

著名起業家インタビュー

著名起業家生涯を懸ける夢を20代で見つけ出し、最短距離で成長を目指せ

GMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿

※下記はベンチャー通信47号(2012年5月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―IT分野は成長産業ですが、ITベンチャーだから成長するとは限らないですよね。

熊谷:もちろんです。渋谷がビットバレーと呼ばれた時代、都内に約1500社ものITベンチャーが勃興しました。あれから約10年が経ち、今では1割も残っていないでしょう。ですから、「残る会社」と「残らない会社」を見極める必要があります。その指標のひとつとなるのが、会社の根本的な考え方。企業理念、社是・社訓など、明文化された会社の想いです。ある大学教授の調査によると、日本は創業200年以上の企業数が世界一多いそうです。そして、大手企業情報調査会社によると、長寿企業の77.6%に社是・社訓が存在している。インターネット産業で100年残る会社の条件は、このあたりにあると考えています。

―この10年で消えたITベンチャーと御社の違いは、そこにあるのでしょうか。

熊谷:大きな要因だと思います。私たちGMOインターネットグループでは、社是・社訓にあたる「スピリットベンチャー宣言」で「夢」、「ヴィジョン」、「フィロソフィー」など、定性的な目標を明文化しています。これをすべての仲間(スタッフ)に手帳サイズで配布し、共有しています。いわば、当グループのバイブル。これを1995年から17年間、仲間が集う場面で読み続けています。その他にも、「55ヶ年計画」という定量的な目標を掲げています。これは売上や利益、スタッフ数など、期間と数値目標を定めた55年にわたる長期計画です。

―GMOインターネットグループではベンチャー企業への投資事業も行っています。投資の判断において、重視しているポイントは何ですか?

熊谷:私たちは2種類の投資を行っています。ひとつは、本社の投資戦略室による投資。当グループとシナジーがある事業に対して、マジョリティ出資させていただくケースです。「仲間づくり担当役員」が中心となり、私たちの仲間(グループ会社)を増やしています。ここで重視しているのは“心”。気持ちでご一緒できる方じゃないと長続きしません。お金で動く人はお金で別れてしまいます。ですから、「夢」、「ヴィジョン」、「フィロソフィー」を共有できるかどうかを最も重視しています。

―では、もうひとつの投資について教えてください。

熊谷:GMO VenturePartnersというベンチャーキャピタルでも投資を行っています。過去に約30社の投資実績があり、すでに4社がIPOを果たしました。投資対象の条件は、インターネットの分野で世の中の不便を解決していること。重視しているのは“経営力”です。“経営力とは、継続力、技術力、判断力、決断力、スピードなど、経営に必要な力の総称です。その中でも大切なのは、継続力と経営者の人望。「商い」は「飽きない」ですから、続けられる人でなければ務まりません。また、人望がなければ仲間がついてきてくれないでしょう。

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