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人材・研修業界の起業家インタビュー

株式会社ネクストレベル 代表取締役 河原 由次

人材・研修短期の人材サービ ス事業で必ず「No.1」を獲る

株式会社ネクストレベル 代表取締役 河原 由次

独自の分野に特化した人材サービスで、急成長を遂げているネクストレベル。2008年の創業以来、大阪に本社を置きつつ、東京、名古屋など次々と主要都市への拠点展開を推し進めており、さらなる全国展開を目指している。同社代表の河原氏に、独自のビジネスモデルや起業したきっかけ、求める人物像や今後のビジョンなどを聞いた。

※下記はベンチャー通信63号(2016年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

「明日、忙しい」を解決急な依頼にも即対応

―人材サービスを手がける会社は数多くありますが、強みはなんですか。

 短期的なサービスに特化している点です。1日3時間程度の現場からアウトソーシングすることが可能で、業務にあったスタッフを手配。しかも、急に忙しくなってサービスが必要になった場合も即対応します。たとえばイベント設営の際、前日の悪天候で会場がぐちゃぐちゃになってしまい「会場を回復させるために明日30名が必要に」というニーズにも応えます。つまり、当日の現場に対応できる技術者や管理者をリーダーにあて、必要な人員を配置することが可能なのです。手がけるジャンルは非常に幅広く、安価でサービスを提供。最近では、イベント設営や内装施工などが増加しています。

―どうしてそのようなニーズに応えることができるのでしょう。

 いち早く、短期の人材サービスに着目、追求したからでしょうね。じつは人材サービスの多くは「長期派遣」が主流です。なぜなら長期的に契約したほうが、売上が安定するからです。スタッフにしたって、1日たった数時間の業務にわざわざ面接に行くのは非効率でしょう。だからこそ、競合が少ないんです。

 私は若いころからとにかく起業がしたくて、営業職やイベント施工など、さまざまな仕事を経験していました。そんなあるとき、企業には「繁忙期」と「閑散期」があることに気づいたんです。当然のことですが、ほとんどの企業はコスト面から閑散期にあわせた人員体制を取っています。であれば人手が足りなくなる繁忙期に絞ってサポートしてくれる会社があれば、非常に便利だろうな、と。

 現在、当社には約10万人の登録スタッフと3000件以上の取引先があり、毎日300~400の現場に請け負いスタッフを手配しています。これも、創業から積み重ねてきたネットワークとノウハウがあればこそ。これだけの規模で短期の現場に対応できる会社はそうないと自負しています。

あってもなくてもいい会社なんてつくる意味がない

―創業から事業は順調だったのですか。

 正直、キツかったですね。スタッフには全額日払いで給与を払わないといけないので、資金繰りが大変で。当初は登録スタッフも少ないため、非常に苦しかったです。

 ただ、最初は規模が小さくても、営業力を駆使して開拓していけばきっと勝てるはずだと。とにかく目の前の仕事から逃げず、がむしゃらに突き進んできた結果、現在の規模にまで成長できました。

―どうしてそこまでがんばれたのでしょう。

 どうせ起業するなら「No.1」を目指したかったからです。「あってもなくてもいい会社」なんてつくっても意味がありませんから。どうせやるなら「ネクストレベルがなければ社会が困る」くらいの会社にしたかった。そのためには「No.1になること」が重要。これは、つねにメンバーとも共有しています。

 たとえば電話対応ひとつとっても、「どんな同業他社よりもていねいにしよう」と心がけたり、現場で働くときも「その現場で誰よりもがんばろう」と意識する。初めはいちばんじゃなくてもいい。ただ、つねにNo.1を意識して仕事をすることで、結果的にNo.1になろうとしているのです。

―どのような人材を必要としていますか。

 責任感があり、仕事に意欲的に取り組んでもらえる方ですね。そういう人に責任ある仕事をどんどん任せていきたいと考えています。

 組織が拡大途上にあるので、ポストよりも人材が圧倒的に足りない状況。入社半年ほどの若手社員が新エリアで支店を任されることも珍しくありません。「責任があるポジションでいろいろチャレンジしたい」という方には最適な環境でしょう。おそらく入社5年後、10年後の成長度合いを他社と比べると、圧倒的に成長できる環境があります。もちろん成果は、給与などで必ず評価しますよ。

IPOも視野に入れつつ売上1000億円を目指す

―今後のビジョンを教えてください。

 短期人材サービスを全都道府県で展開することです。幸いこの4年ほどで東京、愛知をはじめ全国に8支店を開設し、さらに今年は2地域に支店を開設する予定です。じつはいまの事務所に移転した際、まず全国地図を壁に貼り、未来の拠点を先に書き込んだんです。具体的な計画もないまま。結果、実際に進出したエリアは微妙に違うんですが、いい意味で進出のプレッシャーになりました(笑)。

 そして当面は、短期人材サービス事業単体で1000億円規模にするのが目標。また、信用力を高めるためにもなるべく早い段階でIPOを実現させたいですね。

 目指すはやはり業界No.1。売上だけではなく、稼働人数、社員の平均給与など、すべての分野においてNo.1を実現したいですね。そこには、こだわっていきたいと考えています。

―最後に学生にメッセージをお願いします。

 自らを成長させるポイントは、目標となる存在を見つけることです。たとえば仕事なら、“憧れの先輩”をひとりでいいから見つけてほしい。実際、私自身も先輩の経営者たちを意識しながら、「こういう人になりたい」「こんな企業にしたい」とつねに思い続けることでここまできました。

 目標が定まれば、あとはそこに向けてひたすら突き進むだけ。ぜひ、当社で目標となる先輩を見つけて、ともに「No.1」を目指してほしいですね。

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