累計経営者579人に取材、掲載社数289ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

コンサルティング業界の起業家インタビュー

LHit株式会社 代表取締役 石川 智啓

コンサルティング高い技術力に基づいたデータ分析を武器に企業が抱える経営課題を解決する

LHit株式会社 代表取締役 石川 智啓

未経験でもITスキルさえあればデータ分析のプロを目指せる

―どのような人材を求めていますか。

 この分野は比較的新しいビジネスですので、正直な感想としてデータ分析の経験がある方はあまり市場にいません。そのため、ITスキルがある方、具体的には、SQLの使用経験(ストアドプロシージャの経験があればなお可)があり、要件定義や詳細設計をしたことがある方を当社では歓迎しています。データ分析では、データを読む力も必要ですが、まずはデータの抽出・集計といったデータ加工をしてもらい、慣れたら分析の進め方を少しずつ教えていきます。大体3年で、一人前のデータ分析のプロに成長できる環境です。

―データ分析をするには、どのような能力が必要になるでしょう。

 一番は課題解決力です。クライアントの課題を的確に把握し解決するためにはどのようなデータが必要で、どのようなシナリオを描き、どのような施策を提案すればいいか、考えて進められるかが大事です。データ加工の部分ひとつを取ってみても、いくつかの項目をかけあわせる「クロス集計」という手法があるのですが、どの項目をかけあわせると課題解決に繋がるかを考えることが必要になります。

 このように話すと難しく思われるかもしれませんが、データ分析はプロセスに落とし込めれば、そこまで苦労することはありません。最初にきちんと分析設計をし、リスク相談もしたうえで進めていくので、途中で深刻な問題が発生することは少ないですね。逆にプロセスに落とし込めない案件は熟考する必要があるので、進行は非常に難しいです。しかし、プロジェクト成功に向け、やりがいは十分にあります。

 また、前述にもありますが、いかに親身になってクライアントのことを考えられるかがやはり重要です。そして、新しい技術が出たらすぐに取り入れ、試してみるようなタイプなら成長も早いですね。当社はまだまだ発展途上にあるベンチャーです。発見やアイデアがあれば、すぐ行動に移せる環境がありますよ。

―どのような経験をもつスタッフが社内で活躍していますか。

 前職からデータ分析をしていた者もいますが、多いのはSEです。データ分析は、SEと同じ仕事だと思っています。課題を抱えたクライアントがいて、その解決のために提案し、製造(開発)を行う。持っている技術を駆使するという点は変わりませんから。

―この仕事のやりがいはなんでしょう。

 やはり、データ分析を行うことで、クライアントの売上アップに貢献できることですね。この仕事は、ただデータを分析して提案するだけではありません。キチンと結果を出すことが、我々の使命なのです。

 世間一般的に、我々の仕事は「データサイエンティスト」「アナリスト」など様々な呼び方がありますが、私たちは「分析プロフェッショナル」という名前にこだわっています。あくまでも私たちは、クライアントの売上アップに貢献するプロですから。ほかの呼び方だと、分析することに重きをおいているようで、なんかピントこなくて。あくまで個人的な意見ですが(笑)。

 また、仕事でやり取りするのは企業の経営者や部門の責任者、経営企画担当者がほとんど。一緒に経営指標をつくり出していくので、目に見える形で事業やサービスの改善に携われるのにはやはりやりがいを感じますね。

伸びていく市場のなかで会社とともに成長を望めるのが魅力

―今後のビジョンを教えてください。

 現在のコアビジネスを深掘りし、よりクライアントのためになるよう進めます。そして、手がける分野を徐々に広げていく予定です。たとえば、IBMのWatsonをはじめとして、Microsoft、HITACHI、Google、Amazonなどさまざまな企業がdeep learningを活用したAI開発にリソースを割り振っています。我々LHitはこのAIをつくるのではなく、上手く活用する方法を模索することができればと思っています。直近ではMicrosoftが提供しているCloud Servicesのコンソーシアムを準備しており、AIを実務の現場で活用できる環境と、仕組みづくりを進めています。

―データ分析コンサルティングの仕事に興味を持っている人にメッセージをお願いします。

 世の中のデータ量は増えていますし、様々なデータを組み合わせて分析することも可能になっています。それにともない、データ分析のニーズも高まっていくので、ビジネスとしての市場は広がっていくでしょう。当社の売上も、ありがたいことに右肩上がりで増えています。急激な拡大を望んでいるわけではありませんが、優秀な人材がいれば積極的に採用します。当社では、これからも技術力にこだわった分析プロフェッショナル集団を目指していきます。ぜひ、市場のニーズと共に、そして我々と一緒に成長していきましょう。

石川 智啓(いしかわ ともよし)プロフィール

1977年、愛媛県生まれ。近畿大学を卒業後、半導体を手がける会社に入社。プロセスコントロール(統計を駆使し、歩留りの改善)の業務に従事する。2010年にLHit株式会社を設立し、代表取締役に就任。

企業情報

URL http://www.lhit.co.jp/

その他のコンサルティング起業家の記事

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

ベンチャー通信

ベンチャー通信
ベンチャー情報雑誌

「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信への掲載・取材希望の方

ベンチャー企業の採用力強化、自社の成長性・知名度アップのため、ベンチャー通信に貴社の取材記事を掲載してみませんか?

  • ベストベンチャー100
  • 注目の西日本ベンチャー100
  • 人財力100 人材採用と育成に力を入れている100社
  • 活躍しているエンジニアの職場を取材!Tech通信ONLINE
  • INOUZ Times

ベンチャー通信メールマガジン

ベンチャー通信注目の企業や、ビジネスニュースなどの情報をお知らせします。

ご登録はこちら

pagetop