累計経営者579人に取材、掲載社数319ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

販売・サービス業界の起業家インタビュー

株式会社大和屋ふとん 代表取締役 齊藤 淨一

販売・サービスオンリーワンの枕があれば日本中の朝に元気がみなぎる

株式会社大和屋ふとん 代表取締役 齊藤 淨一

※下記はベンチャー通信71号(2018年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

「オーダーメイド枕」を武器に、3年後のIPOをめざす大和屋ふとん。「顧客に良質な眠りを提供したい」という社員の強い想いが、会社の成長を加速させている。ここでは、総務と人事の責任者である塩原氏と、売上No.1店舗の店長として日々顧客に接している田中氏に、会社の魅力や仕事のやりがいについて聞いた。

届けるのは「寝具」ではなく「良質な眠り」の価値

―総務と人事の責任者という立場からみた、会社の強みとはなんでしょう。

「他社には真似できない」と思えるビジネスモデルです。枕のオーダーメイドだけでなく、「無料のメンテナンスサービスを通じてリピーターを生む」というビジネスモデルは、差別化された社員一人ひとりの力があってこそ実現します。たんに枕を売るのではなく、「眠りの価値」をしっかりとしたエビデンスのもと顧客にわかりやすく伝え、その人に最適な眠りを提供できるのが当社の社員。そういった社員の「ファン」になってもらえるから、リピーターは生まれる。当社のような社員は、他社にはいません。他社は、「眠りの価値」を学ばせる社員教育などに時間をかけていませんから。当社はその教育に十分な時間をかけている。顧客にとっての「良質な眠り」を伝えられる社員の力が、「枕の価値」を高めているのです。

―IPOに向けて、社員の士気は高まっていますか。

 ええ。とくに店長やエリア長など責任者クラスの目つきが変わっています。IPOは社会や顧客へのさらなるサービス価値の提供につながりますが、代表の齊藤の考えは「社員の幸せのため」。顧客に幸せを届けることを大前提に、「社員に身体・心・収入の3つの幸せを実現する」としています。「IPOでそれが実現する」という想いで、会社に一体感が生まれています。

―今後の成長ビジョンについて聞かせてください。

「寝具の提供会社」ではなく、「良質な眠りの提供会社」の地位を築き上げます。そして、企業向けの「睡眠セミナー」の開催や、住宅メーカー、ホテル、病院などとタイアップし、「良質な眠りのための空間づくり」を進めます。眠りの大切さが社会に浸透すれば、当社の成長機会はさらにふくらみます。

―これから就職を考えている若者にメッセージをお願いします。

 ただ働くだけか、それとも「目的」をもって働くのかで、仕事に対する向きあい方や自分の成長に大きな違いが出てきます。働く目的を定め、そこに実直で熱い気持ちをぶつければ、大きな成果となって自分に跳ね返ってきます。当社には「日本を朝から元気にする」という確固たる目的がある。その目的に向かって全員が走り、そしていまはIPOというさらなる目標も。「いっしょに走りたい」と想う若者は、ぜひ当社の門をたたいてください。

最善の枕を提案する準備が顧客の「また来たい」を生む

―現在の業務内容を教えてください。

 イオンタウン守谷店の店長として、5名の店舗スタッフとともに、月平均500名の顧客へオーダーメイド枕を提案しています。スタッフに伝えていることは、「つねに最善の提案ができるよう準備しておくこと」。そのためには、性別、年齢、体型などに応じた睡眠の悩みを体系化しておき、ヒアリング結果によってどのような提案をするかシミュレーションしておくことが必要です。そして、空き時間を見つけては、接客のロールプレイングも行う。顧客に満足して帰っていただき、「また来たい」と思ってもらえる店舗をめざしています。

―仕事のどこにやりがいを感じますか。

 顧客から「よく眠れるようになった。ありがとう」と感謝の言葉をいただけることですね。良質な眠りが得られる枕は、一人ひとり本当に違います。たとえば妊婦さんの場合、横向きに寝る姿勢がラクなので横向き用の枕に仕立て上げ、さらに体勢がラクになる角度まで調整します。そして、不眠の相談を受けた際に、「眠りにつく数時間前の照明の明るさが、眠りの質に影響する」ことなどを伝え、納得してもらったときは、睡眠学で学んだ知識の手応えを感じます。これまで、眠りにかんする悩みを気軽に相談できる場所などなかったのでは。わたしたちの店舗は、そんな方々の「よろず相談所」になれればと思います。

―会社がIPOをめざすことは、田中さんの仕事にどう影響しますか。

「より責任感のある仕事をしなければ」という想いを強めています。IPOすれば、社会から会社に寄せられる期待はより高まる。社員一人ひとりが、店舗の最前線で『まくらぼ』の看板を背負うことになります。IPOに向かって進んでいるいま、改めて、背筋が伸びた気持ちで仕事に向きあえている。そんな状況を経験できることに感謝しています。

―これからの夢や目標を聞かせてください。

 代表の齊藤は、「会社はいずれ世界に出る」と語っています。世界中の朝を元気にできるグローバルリーダーとして、会社を引っ張っていきたい。そして、将来家庭をもったときに「お父さんは、世界中の眠りをよくしている人なんだね」と、自分の子どもから尊敬してもらえるようになることが夢です。

齊藤 淨一(さいとう きよかず)プロフィール

1973年、神奈川県相模原市生まれ。県立大沢高校(現:相模原総合高校)卒業後、大手寝具メーカーの販売職などに従事し、2011年7月に株式会社大和屋ふとんを設立。代表取締役に就任。

企業情報

設立 2011年7月
資本金 1,000万円
売上高 15億5,000万円(2018年6月期見込み)
従業員数 140名
事業内容 オーダーメイド枕の企画・販売、そのほか寝具販売事業
URL http://www.makulab.jp/

その他の販売・サービス起業家の記事

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

ベンチャー通信

ベンチャー通信
ベンチャー情報雑誌

「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信への掲載・取材希望の方

ベンチャー企業の採用力強化、自社の成長性・知名度アップのため、ベンチャー通信に貴社の取材記事を掲載してみませんか?

  • ベストベンチャー100
  • 注目の西日本ベンチャー100
  • 人財力100 人材採用と育成に力を入れている100社
  • 活躍しているエンジニアの職場を取材!Tech通信ONLINE
  • INOUZ Times

ベンチャー通信メールマガジン

ベンチャー通信注目の企業や、ビジネスニュースなどの情報をお知らせします。

ご登録はこちら

pagetop