INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
SNS運用のパイオニアとして「道が無いところに道をつくる」
株式会社リソースクリエイション 代表取締役 髙田 桂太郎
Sponsored 株式会社リソースクリエイション
SNS運用の業界でパイオニア企業の1社とされ、急速な成長を遂げているリソースクリエイション。「ユイカとヒロシ」という強力な自社コンテンツを擁するほか、フォロワー数1万人超えのアカウント、いわゆる「万垢」はじつに25個。自社で運用するSNSの総再生回数は10億回に届く。大手企業からの支持も多い同社のサービスだが、その強さの秘密はどこにあるのか。今後の成長ビジョンなどと合わせて、同社代表の髙田氏に聞いた。
※下記はベンチャー通信91号(2024年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
総再生回数は10億回超え、売上高は3年間で360%に
―事業内容を教えてください。
求人広告の代理店事業に加え、『エアリク』というサービス名で展開している採用に特化したSNS運用代行事業をメインに行っています。会社全体の平均年齢が26歳、『エアリク』運用チームの平均年齢は23歳、管理職に関しても平均年齢が26歳と若いメンバーが活躍している会社です。また、社員の6割、管理職も半分をそれぞれ女性が占めており、女性が活躍する会社でもあります。
『エアリク』は、SNS運用の黎明期といえる2021年にスタートした、業界でも先駆けのサービスで、運用するお客さまのSNSアカウント数は100を上回ります。自社アカウントのうち25アカウントがフォロワー数1万人超えの、いわゆる「万垢」です。InstagramとTikTokを合わせたショート動画の総再生回数も10億回を超えています。これに伴い、2024年3月期の売上高は8億4,000万円と、この3年間で360%以上に成長しています。
『エアリク』は、SNS運用の黎明期といえる2021年にスタートした、業界でも先駆けのサービスで、運用するお客さまのSNSアカウント数は100を上回ります。自社アカウントのうち25アカウントがフォロワー数1万人超えの、いわゆる「万垢」です。InstagramとTikTokを合わせたショート動画の総再生回数も10億回を超えています。これに伴い、2024年3月期の売上高は8億4,000万円と、この3年間で360%以上に成長しています。
25個もの「万垢」を生む要因は、内製化へのこだわり
―成長の要因はなんでしょう。
コンテンツの企画から制作、運用までをすべて自社内で完結させ、クオリティを担保している点だと自負しています。「90%が外部委託」とさえ言われるSNS運用業界において、どこまでも内製化にこだわっている当社のような会社は非常に少ないです。若い企業の多くは社内の知見が限られるため、企画力や制作力を高める以外に、コスト管理の観点からも外部委託を活用するほうが経営効率上、有利なことは事実です。
しかし、外部委託に依存していては、自社内に知見はたまりませんし、クオリティ担保やブラッシュアップも社内では行えません。なによりも、人材が育たなくなってしまうのです。また昨今は、外部委託に対し、制作にまつわる機密情報の管理といった点で不安を抱くお客さまも多いです。
しかし、外部委託に依存していては、自社内に知見はたまりませんし、クオリティ担保やブラッシュアップも社内では行えません。なによりも、人材が育たなくなってしまうのです。また昨今は、外部委託に対し、制作にまつわる機密情報の管理といった点で不安を抱くお客さまも多いです。
―リソースクリエイションは、どのような体制を構築していますか。
この業界ではかなり古い設立10期目の当社には、過去にほかのインターネット関連事業で培った知見やノウハウが蓄えられており、社内に若く優秀な人材も抱えています。当社では、アカウントの総責任者であるディレクターや運用担当のオペレーションマネージャーはもちろん、戦略設計のプランナー、品質保証や撮影、編集など細かく分業化された専門人材を50名ほど擁し、制作プロセスを社内で完結させています。これにより、お客さまの意向を齟齬なく制作に反映し、その後の改善プロセスも迅速かつ安定的に回せます。新しい試みへの「基礎研究」もできるので、当社に知見やノウハウが蓄積され、人材も育ちます。人気TikToker「ユイカとヒロシ」や、25個もの「万垢」が当社から生み出される背景にも、こうした事情があります。
「ここでしかできない経験」を積んでもらいたい
―今後の展望について聞かせてください。
「ユイカとヒロシ」という強力なコンテンツに続くアイデアを具現化し、コンテンツの幅をさらに広げ、提案力を一層高めていきます。
現在、InstagramとTikTokといったSNSを活用する企業の割合はまだ20%にとどまっており、LINEを加えてもようやく40%という程度です。この背景には、「炎上」に対する不安があります。しかし、かつてコンピュータウイルスや情報漏洩を懸念する声があったインターネットも、現在活用していない企業はほとんどありません。SNSも同様で、今後は間違いなく企業成長の必須条件となるでしょう。そのとき、SNS運用のパイオニアである当社が受け皿になれるよう、3DやCG、生成AIなど新たな技術も積極的に取り込み、いままでにないサービスや、新しい市場を生み出していきます。その過程で、メンバーたちにも「ここでしかできない経験」を積んでもらいたいです。「道が無いところに道をつくる仕事」で、メンバーの可能性を広げたいですし、そのための投資を当社は惜しみません。
現在、InstagramとTikTokといったSNSを活用する企業の割合はまだ20%にとどまっており、LINEを加えてもようやく40%という程度です。この背景には、「炎上」に対する不安があります。しかし、かつてコンピュータウイルスや情報漏洩を懸念する声があったインターネットも、現在活用していない企業はほとんどありません。SNSも同様で、今後は間違いなく企業成長の必須条件となるでしょう。そのとき、SNS運用のパイオニアである当社が受け皿になれるよう、3DやCG、生成AIなど新たな技術も積極的に取り込み、いままでにないサービスや、新しい市場を生み出していきます。その過程で、メンバーたちにも「ここでしかできない経験」を積んでもらいたいです。「道が無いところに道をつくる仕事」で、メンバーの可能性を広げたいですし、そのための投資を当社は惜しみません。
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