INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

未経験者の急成長を促す「実践型」Webマーケター育成術
成果に直結するスキルの習得が「自由な働き方」を叶える第一歩
株式会社YRR 代表取締役 中田 将貴
Sponsored 株式会社YRR
いまやSNSは主要な情報ツールとして隆盛し、Webマーケティングの市場規模は約3兆円にまでおよぶ(※)。そうしたなか、経験豊富なWebマーケターは就職先に恵まれる一方、未経験者には狭き門となっている。この状況を打ち破るべく、Webマーケティング未経験者の育成を掲げ、業界に参入したのが、設立2年目のYRRだ。代表の中田氏は「実践型研修で経験を積めば、未経験からでも高い成果を得てキャリアアップできる」という。いったいどのような研修なのか。その内容と効果について同氏に聞いた。
※「2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」CCI/電通/電通デジタル/セプテーニ
実践と成果を重視し、成長の好循環をつくる
―事業内容を教えてください。
当社は、コールセンター事業やBPO事業を中心として設立しましたが、直近ではSNSを活用したWebマーケティング事業を立ち上げ、その拡大に力を入れています。この事業では、未経験人材を採用し、当社の研修プログラムでゼロからWebマーケターを育成しています。事業開始からまだ1年足らずですが、すでに約50名の未経験者が研修を受けており、着実に成果を上げています。なかには、すでに半年ほどで330万円を売り上げている社員もおり、研修の効果を実感しているところです。
―どのような研修を行っているのでしょうか。
まずSNSでアカウントを作成してもらい、そのアカウント上で、案件に応じた商材をPRする投稿を行い、エンドユーザーの購買を促進します。購買を伸ばしてクライアントの要件を満たせれば、そのアカウントは収益化されるという仕組みです。当社では、この研修を入社初日から行ってもらいます。座学と呼べる研修はほぼありません。こうした方針をとる理由は、私が徹底して「実践」を重視しているからです。
―なぜ「実践」を重視しているのでしょう。
実務を通じて、すぐに結果として現れるからです。私は、これまでの経験から「人のモチベーションは高い成果を得られたときに大きく向上する」と考えています。たとえば、スポーツの試合で得点できたら、大きな喜びになりますよね。その喜びを再び得たいと思えば、さらに得点できるようスキルを高めたいと思う動機になります。スキルを高めるためには当然努力が必要になり、自身でさまざまな試行錯誤を繰り返して、次の試合に臨むはずです。この「実践と成果の好循環」こそ、成長を加速させる重要なポイントだと私は考えています。そこで当社では、SNSの研修で得られた売上の30%をインセンティブとして社員に還元し、業務が成果に直結する社内制度を整備しました。たとえ未経験者でも100万円の売上があれば、30万円のインセンティブが得られ、さらなる成果を得るためのスキルを磨く動機になるでしょう。この研修を経て、高いスキルを習得した人材は、転職やフリーランスも含めたキャリアの選択肢が広がり、自身に合った「自由な働き方」の実現につながるはずです。
過去と他人は変えられない。でも未来と自分は変えられる
―育成した人材が転職してしまうと、会社の損失につながりませんか。
そうは考えていません。たとえば、当社で育った人材がフリーランスという働き方を選んだとしましょう。その際、高いスキルを習得した人材であれば、当社から案件を依頼しても安心ですし、仮にそうした人材が活躍して自身で抱えきれないほどの案件を獲得したら、逆に当社に依頼するという双方向のつながりが生まれる可能性が大いにあると考えています。こういった有機的な「人と人とのつながり」こそ、双方のビジネスチャンスを広げ、事業を拡大する力になり得るのだと、私は感じています。ですから、当社では人材を無理やりつなぎ止めるようなことはしません。育ちきるまでは月1回のキャリア面談でアドバイスもしますし、あえて厳しく接することもありますが、スキルを磨いた先の未来は「すべて自分で決める」ことを、むしろ推奨しています。
―なぜ、そのような考えに至ったのでしょうか。
私は、昔から実力主義の社会で生きてきました。高校時代に所属した野球部では、結果を出さなければレギュラーにはなれませんでしたし、社会人になって入社した通信会社では、売上を出さなければ出世できませんでした。成功も失敗も経験しましたが、そうした環境のなかで、「すべての原因は自分にある」という自責の考え方こそ、スキルを磨く近道だということを学びました。たとえば、電車の遅延で遅刻したことを電車のせいにする人もいるでしょう。でも、少し早起きして1本前の電車に乗っていれば遅刻せずに済んだかもしれません。「自分がもっとこうしていれば結果は異なっていた」と実感できれば、次こそ改善しようという「前進する思考」に至るはずです。過去の失敗を変えることはできませんが、未来の失敗を未然に防ぐことはできます。どんな結果であろうとも自責の観点で考え、成長に向けて改善を繰り返す。そうした姿勢があれば、その人には必ず明るい未来が待っていると信じています。
―未来への可能性を信じる若手世代にメッセージをお願いします。
あらゆる結果には原因があります。そして、その原因を生み出しているのは、ほかでもない自分自身です。厳しい言葉に感じるかもしれませんが、裏を返せば「すべては自分次第で良い方向に変えられる」という意味でもあります。このように、考え方次第でマイナスに見えることもプラスに変わることが多々あります。過去と他人は変えられなくても、未来と自分は変えられる。失敗したときには前向きに自責の視点で考えて、つねにその先にある「自分自身の改善」を意識してください。そうすれば、たとえ未経験からの出発だとしても、自然と高いスキルが身につき、"自"分自身に理"由"を紐づけた、本当の意味での「自由な働き方」ができるようになるはずです。
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