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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社Bridgety 代表取締役 市橋 裕大 / 取締役 高木 大志

独自の人材育成力を武器に販促事業を全国展開する福岡発ベンチャー

企業の販促活動を一手に引き受けて、「売れる仕掛け」で成功に導く

株式会社Bridgety 代表取締役 市橋 裕大 / 取締役 高木 大志

セールスプロモーションの企画から運営までをワンストップで担うBridgety。福岡に本社を置き、大手通信キャリアをメインの取引先に九州で実績を築き、いま、全国に展開を広げている。急成長の原動力となっているのが、販促イベントの現場で培われ、体系化された「売れる仕掛け」であり、それを実践する「人の力」だ。そのノウハウと人材育成の仕組みについて、代表の市橋氏と取締役の高木氏に聞いた。

北関東と新潟でも事業展開し、次は中国エリアに進出

―Bridgetyがどのような事業を手がけているのか教えてください。

市橋:大手通信キャリアをメインの取引先に、セールスプロモーション事業を展開しています。販売促進イベントの企画・運営・実行までを当社で完結させ、ワンストップで手がけていることが特徴です。マンパワーを提供するだけの競合他社とは異なり、フルコミッションでの契約をクライアントと結び、すべてを任されています。集客POPの制作、ノベルティの選定、会場レイアウトまで、自分たちの手で行い、現場で培ってきた独自の「売れる仕掛け」を施しています。

高木:たとえば「お客さまに足を止めてもらう」ために、私たちがどのようなことをしているか、一例を紹介します。連休中のショッピングモールであれば、来店客はおもに子どものいる家族です。足を止めてもらうための定番手法は、風船を手渡しすることです。しかし、慣れると素通りされてしまうなど、ひとつの手法では限界があります。そういった場合、風船ではなく、すぐに別の効果的な方法に切り替えます。このように状況にあわせて柔軟に対応できる知見を、私たちは蓄積しています。人の足を止めさせるだけではありません。つい話を聞いてしまう。思わず返事をしてしまう。そういったセオリーを独自に編み出してスタッフで共有しており、統一されたノウハウとして現場で駆使しています。それが私たちの強みであり、着実に成果をあげられている理由です。

―引き合いが増えて、事業エリアを拡大しているそうですね。

市橋:はい。九州全域で成果を積み上げてきた実績を評価され、取引先から声をかけられて関東エリアに進出しました。埼玉に事業所を置き、北関東一円と新潟でも事業を展開しています。当初は九州からスタッフを派遣していましたが、現在は現地でスタッフを採用して育成しています。

高木:さらに今後は、広島や岡山といった中国エリアへの進出も視野に入れています。展開エリアの拡大による売上増加はもちろん、「Bridgetyに頼めば間違いない」という信頼の輪が広がっていくことに喜びを感じます。

―成長の背景には、なにがあるのでしょうか。

市橋:人材育成です。ジョインしてくれるメンバーに、独自に編み出した人材育成手法に基づく「ステップアップ研修」を提供しています。販促プロセスを細分化して、詳しくノウハウを教えているのが特徴です。具体的には「歩いている人への声がけ」「カウンターでの契約手続き」などがあります。また、「最初はここまで教える」「マスターできたら次のステップに進む」といったように段階的に教える手法を採用し、「学びもれ」がないようにしています。

 会社設立からしばらくは、私自身がセールスプロモーションの現場経験を重ねて培ってきたノウハウをメンバーへ1on1で伝えていました。しかし組織の急拡大に伴い、それでは間に合わなくなっていきました。そこでノウハウを明文化し、体系的に運用していくことにしました。あわせてメンバーごとのノウハウの習熟度合いをスプレッドシートで可視化して、本人が現在の自分のレベルを知るとともに、次にクリアすべき目標が見えるようにしています。

高木:研修プログラムは、現場で培われ、ブラッシュアップされてきたノウハウをもとに組み立てられているため、その内容はきわめて実践的です。最初から契約獲得を求めるようなことはなく、まずは人を集める「呼び込み」をマスターして、成功体験を味わってもらいます。それから商品やサービスの説明に移るなど、段階的に成長のステップを踏みながら、セールスプロモーションのエキスパートを目指してもらえます。研修でひと通りの業務を経験するのはおよそ3ヵ月で、すぐに結果を出す人もいます。たとえば前職のアパレル販売ではどんなにがんばっても手取りで月20万円程度の給与しかもらえなかったという人が毎月40~50万円を稼いでいます。

活躍に応じてポイントを加算。チームでの実績も評価の対象

―なぜ、それほどまでに人材育成に力を入れているのですか。

市橋:「人が成長すれば、組織もかならず成長する」という信念を持っているからです。そう考えるに至ったのには、私自身の経験があります。最初に入った会社で、先輩社員が「学歴がなければ、いくら努力しても出世はできない」「がんばっても、どうせ給料は変わらない」と、ことあるごとに口にしていました。失望するとともに「自分も10年後、20年後はこうなっているかもしれない」と将来が怖くなって転職しました。その転職先では飛び込み営業に携わり、そこで新規顧客を開拓する面白さとともに、努力が報われる喜びを知ったのです。がんばって結果を出せば、会社の利益が増え、自分の収入も増える。成長して、より大きな成果をあげれば、会社もさらに潤う。そのサイクルを繰り返すなかで、人と組織の成長がリンクしていることに気づいたのです。それが、この信念を持つきっかけになりました。

高木:会社は、がんばる人を応援し、結果を出した人をきちんと評価すべきです。だからこそ当社では「営業成績ランキング」など、評価制度を整えてメンバーのモチベーションアップを図っています。ランキングの算出方法はポイント加算制です。ポイントは難易度に応じて細かく設定し、契約を獲得した場合も新規と乗換では付与される点数を変えています。評価対象は契約獲得だけではなく「呼び込み」もポイント加算の対象です。そしてランキング上位には賞金を支給しています。個人の総合ランキング、商材別ランキング、新人ランキングに加えて、チーム制のランキングも設定し、九州と関東のエリア対抗戦も実施しています。そこには個人の意欲を高めるだけでなく、チームで助け合い、仲間へ自分が得意とするノウハウを伝授する文化を醸成したいという想いも込められています。

市橋:社員一人ひとりが安心して働きながら、充実した生活を送れるように、さまざまな福利厚生サービスを用意して、働きやすい環境づくりにも力を入れています。加えて、仕事だけでなく、健康促進や社員同士の交流の機会も大切にしています。具体的には定期健康診断、住宅補助、車貸与、カフェ利用や飲み会などの費用補助、社内スポーツコミュニティ、フィットネスジムの無料利用といった制度が整っており、自由参加制で海外、沖縄への社員旅行も実施しています。

―最後に、今後のビジョンを教えてください。

高木:まずは主力の通信キャリア分野での年商10億円突破が目標です。達成の見通しはすでに立っており、確実にクリアできる見込みです。そして、その先、セールスプロモーションを引き受ける商材の領域を広げると共に、新規事業も手がけ、もっと多くの人材を招き入れ、より働きやすい環境を提供して、25億円規模まで年商を拡大させていくことを目指します。

市橋:Bridgetyが成長の原動力としてきた「人を育てる」ノウハウをベースとし、人材派遣や人材紹介業といった人材ビジネスにも事業領域を広げて多角的な事業を展開することを計画しています。「自分を会社とともに成長させていきたい」と思う人は、ぜひジョインしてください。
PROFILE プロフィール
市橋 裕大(いちはし ゆうだい)プロフィール
1997年、福岡県生まれ。2020年に営業代行会社に入社。2022年、株式会社Bridgety設立。代表取締役に就任する。
高木 大志(たかぎ だいし)プロフィール
1995年、福岡県生まれ。営業代行会社を経て、2022年、株式会社Bridgety設立に参画。取締役としておもにメンバー育成に携わる。
企業情報
設立 2022年3月
資本金 100万円
従業員数 70名 (グループ合計)
事業内容 セールスプロモーション事業
URL https://bridgety.net/
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