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大学・書店・証券会社・銀行・経営者向けに約10,000部を発行(2022年6月末時点)している、ベンチャー情報雑誌『ベンチャー通信』。
「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、1999年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信 Vol.36 (2008年12号)
ベンチャー通信Vol.36(2008年12月号)

20代が活躍しているベンチャー

 大企業とベンチャー企業の違いは何か。まず思いつくのが、ベンチャー企業は“若い”という点だろう。会社自体も若ければ、そこで働く社員も若い。経営者も30 代、40 代が中心だ。中には20 代の経営者までいる。よってベンチャー企業の場合、いやおうなく若い社員に仕事が任されることになる。大企業なら40 代になるまで任されないような重要なプロジェクトの責任者を、20 代の若手社員が務めることもあるのだ。ベンチャー企業は成長を強く望む若者にとっては最適な場かもしれない。もちろんメリットだけでなく、デメリットもあるのは確かだ。まず会社自体が若くて不安定なので、倒産するリスクがある。また、大企業のように先輩社員がしっかりサポートしてくれる体制がないので、ビジネスの基礎を身に付けないまま30 代になってしまうリスクもある。しかし、それにも増
して前述のメリットは大きい。安定した大企業を選ぶか、リスクをとってベンチャー企業に飛び込み、自分の力と運を試すか。これは個人の人生観にも関わる。だから、そこの部分をしっかりと踏まえたうえで就職活動をしなければいけない。自分が将来どうなりたいのか。どういう人生観を持って生きていくのか。自問自答を繰り返しながら、答えを見つけなければいけない。

巻頭インタビュー

強く偉大な会社を目指す

株式会社セプテーニ・ホールディングス 取締役会長 七村 守

自分を信じて、自分を疑え

株式会社ジャパネットたかた 代表取締役 髙田 明