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大学・書店・証券会社・銀行・経営者向けに約10,000部を発行(2022年6月末時点)している、ベンチャー情報雑誌『ベンチャー通信』。
「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、1999年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信 Vol.34 (2008年9号)
ベンチャー通信Vol.34(2008年9月号)

ベンチャー支援のプロフェッショナルたち

 中国とインドの経済発展が著しい。特にI T 分野で見ると、インドの躍進はひときわ目を見張る。そのインドの躍進を支えているのが「印僑」と呼ばれる海外で成功した在外インド人たちだ。まだインドが最貧国の時代に世界に飛び出た彼らはシリコンバレーなどで次々に成功、そのネットワークと影響力は今や全世界に及ぶ。 そして今、彼らは続々とインドに戻っている。愛する母国インドに戻り、ベンチャー支援に力を注いでいると言うのだ。世界最大の起業家支援団体と言われるインダス起業家協会(The Indus
Entrepreneurs)などがその代表例である。彼らは海外で得たノウハウや資金を、母国の経済成長のために惜しみなく使っている。彼
らの強い“母国愛”と、世界の最貧国からのし上がってきたという“ハングリー精神”。インドのベンチャー支援は本気である。日本政府も既得権益者を保護するのではなく、国を挙げて本気でベンチャー支援に取り組まなければいけない。また、そのベンチャー支援は形だけでなく、中身のあるものでなくてはいけない。その中身とは何か。それは私心のない高い志である。そして今回、ベンチャー通信編集部では、日本のベンチャー支援の最前線で高い志を持って活躍する3 名を取材した。

巻頭インタビュー

内なる破壊と創造を繰り返せ

マネックスグループ 代表取締役社長CEO 松本 大

自ら高い目標を掲げ、自らの力で人生を切り拓け

株式会社ネクスト 代表取締役社長 井上 高志、株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役社長 小笹 芳央