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大学・書店・証券会社・銀行・経営者向けに約10,000部を発行(2022年6月末時点)している、ベンチャー情報雑誌『ベンチャー通信』。
「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、1999年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信 Vol.23 (2007年1号)
ベンチャー通信Vol.23(2007年1月号)

ビジョナリーベンチャー特集

ビジョンこそ、ベンチャー企業の本質である。ビジョンとは、まさに経営者の純粋な想いに他ならない。起業はあくまで手段である。起業というのは、経営者が掲げるビジョンを実現させるためのツールに過ぎない。ビジョンを実現さえる上で、会社経営という形態よりも、NPOやNGO、あるいは政治活動という手段の方がいい場合もあるかもしれない。その場合は、起業家になることに固執する必要はないだろう。偉大な企業は、このビジョンというものを明確に持ち続けている。常に変化していく市場環境の中で、変わらない想い、つまり変わらぬビジョンを持っている。このビジョンが国を超えるものであれば、その会社の事業も国を超え、時代を超えるものであれば、その会社は時代を超えて繁栄し続ける。ベンチャービジネスが、短期的な打ち上げ花火で終わるのか、それとも大企業にまで成長し長く社会に愛され続けるのか、その境目はここにある。

ビジョナリーベンチャー特集~ベンチャーの本質はビジョンにあり~

夢を追いかけ、人を信じ続けた男

株式会社インタートレード 代表取締役社長CEO 荒木 幸男