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大学・書店・証券会社・銀行・経営者向けに約10,000部を発行(2022年6月末時点)している、ベンチャー情報雑誌『ベンチャー通信』。
「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信 Vol.27 (2007年9号)
ベンチャー通信Vol.27(2007年9月号)

人材採用・育成に力を入れているベンチャー

NHKの大河ドラマで「風林火山」が放映されている。これは戦国時代の甲斐武田家の話だ。若き日の武田信玄が、人心荒れ果てた戦国の世において悪戦苦闘しながらも、やがて名君と言われるまでになる過程が見事に描かれている。その信玄の言葉で有名なのが、「人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり」という言葉だ。どれだけ城を堅固にしても、人心が離れてしまったら世を治めることはできない、という意味である。テクノロジーが進化しても、そのテクノロジーを使うのは、やはり“人”。テクノロジーには“考え方”や“価値観”などはない。あらかじめプログラムしていた内容に沿って動くだけだ。組織のリーダーたる者、常に“人”を中心に置き、“人”を大切にする。戦国時代も現代も、そこが組織を成功に導く要よう諦ていである。

巻頭インタビュー

日本のベンチャーに“知恵”を提供

株式会社ドリームインキュベータ 代表取締役会長 堀 紘一