INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
「プロ」を集めて地元に寄り添う地域密着型ベンチャー
福井在勤のエキスパートチームが、企業のマーケティングを包括支援
株式会社ART AGE Marketing 代表取締役社長 高橋 知之
株式会社ART AGEホールディングス 執行役員 / CDO 髙比良 直人
ECサイト構築支援専門家 木戸 泉
Sponsored 株式会社ART AGE Marketing
自社人材に加え、外部人材ともコラボする組織をつくり、協働で地元企業のマーケティングを支援しているART AGE Marketing。このページでは、親会社であるART AGEホールディングスにおいてグループ全体の営業を統括している髙比良氏を取材。同社の強みなどを聞いた。
自身が立ち上げた会社ごとまとめてジョイン
―ART AGE Marketingの親会社、ART AGEホールディングスにジョインした経緯を教えてください。
もともと私が、福井県内の印刷会社の営業職だったとき、ART AGEホールディングスの経営幹部と知り合ったのがきっかけです。当時の私は起業を考えており、それを応援してくれた人でした。「起業するなら、ほかの従業員も含めて『カナタ』で働けばいいよ」と。それで私は2024年3月にデザイン制作会社を立ち上げ、自社メンバーと一緒に「カナタ」で働き始めたのです。私が営業として獲得した案件を、自社メンバーや「カナタ」のメンバーに割り振ってプロジェクトを進める形です。その後、「もっと会社としての営業力を強化したい」という ART AGEホールディングスの意向もあり、ART AGE Marketingも含めたグループ全体の営業部門の統括も担う執行役員兼CDOとして、同年10月にジョイン。私が立ち上げた会社のメンバー6名はART AGE Marketingの社員となり、私がグループ全体の営業を管理しつつ、その6名も引き続きマネジメントしています。
―髙比良さんの立場から見て、ART AGE Marketingの強みはなんだと思いますか。
オンラインとオフラインの区別なく、トータルでマーケティング支援ができる点ですね。一般的に「マーケティング支援」と聞いた際、多くの人がWebマーケティングを想像するのではないでしょうか。しかし、Webマーケティングはあくまでオンラインにおけるマーケティング手法の一部。パンフレットや看板、イベントにおけるブースの装飾といったオフラインの手法もマーケティング施策のひとつであり、私はその領域での営業経験が豊富です。一方で、ART AGE Marketingや「カナタ」にはオンラインの領域に精通しているメンバーも多く、それぞれの強みを持ち寄ることで、トータル支援を実現しているのが強みと言えるでしょう。
クリエイティブ業界の人材が、報われる社会を目指したい
―今後の目標を教えてください。
個人的な目標ですが、福井県におけるクリエイティブ人材の地位を高めたいと考えています。営業に携わっているなかでも、クリエイティブ人材の報酬はまだまだ低いと感じています。そうした人材をART AGE Marketingが自社で採用したり、「カナタ」を通じて業務委託の人材に仕事を割り振ったりすることで、もっと報われる環境にしたいと考えているのです。そうすることで、「この仕事に就きたい」という人材が増え、県内のクリエイティブ業界の活性化につながれば、と。それをART AGE Marketingがけん引し、県内における中小企業のマーケティング支援をさらに強化することで、当社グループを知名度でも会社規模でも県内で一番、北陸で一番の会社にしていきたいですね。
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