INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
常識を疑い300万本販売の大ヒット商品を生んだ起業家
創業以来の理念を貫いて成長を続けオリジナル製品で世界を目指す
株式会社エコロ・インターナショナル 代表取締役 原村 正紀
Sponsored 株式会社エコロ・インターナショナル
2001年に販売をスタートさせて以来、「安心安全」な化粧品や日用品を世に送り出してきたエコロ・インターナショナル。「ひとつでシャンプー・リンス・洗顔ソープ・ボディソープとして使える」という、従来の常識を覆す発想の『マリンピュアクリスタル』の評判がクチコミで広がり、累計販売数300万本超のロングセラーに。業績を右肩上がりに伸ばしている。「今後は日本だけではなく世界への拡大を視野に入れている」という同社代表の原村氏に、起業の経緯や今後のビジョンなどを聞いた。
有害化学物質ゼロの 安心安全な商品を提供
―まず、事業内容を教えてください。
「有害化学物質を一切使用しない」という企業理念のもと、天然成分のみを使用したオリジナル商品を開発・製造し、全国の代理店に販売しています。肌の免疫を高めることに着目した商品が多く、なかでも創業当初に販売をスタートした『マリンピュアクリスタル』は、累計販売数300万本を突破するロングセラー商品に。それに安住することなく、安心安全かつ高品質な商品を提供し続けるために、各商品のリニューアルを続けています。
―原村さんの経歴を聞かせてください。
起業する前、会社員だったころ、仕事がうまくいかずに苦悩する日々が続いていました。“自分を変えたい”と思っていた矢先、ひとりのメンターと出会ったのです。毎月2回、その方が住む関西まで、私の地元・栃木から3年間、通い続けました。結果、メンタルトレーニング法を会得。すると、仕事がうまくいくようになったんですね。その経験を活かして講師となり、企業経営者や幹部を対象としたセミナーを実施するようになりました。
人生は、よくも悪くも考え方しだいで大きく変わります。一人ひとりが生まれもつ力を引き出すきっかけを、メンタルトレーニングを通して与えるのが私の役割。その結果、「人生がよい方向に変わった」という受講生も多数います。このようにメンタルトレーナーとして活動するかたわら、エコロ・インターナショナルを設立しました。
人生は、よくも悪くも考え方しだいで大きく変わります。一人ひとりが生まれもつ力を引き出すきっかけを、メンタルトレーニングを通して与えるのが私の役割。その結果、「人生がよい方向に変わった」という受講生も多数います。このようにメンタルトレーナーとして活動するかたわら、エコロ・インターナショナルを設立しました。
シャンプー・リンス・ソープは別々である必要はない
―なぜ、美容・健康の分野で起業したのでしょうか。
もともと私自身の肌が弱くて、悩んでいたからです。原因や改善方法を知ろうと、数々の美容や健康に関する書籍や資料を読みあさりました。しかし、そこに記されているあらゆるスキンケア方法を試したのですが、肌は改善するどころか、ダメージを受ける一方でした。
「もしかすると、世の中で正しいとされている常識が誤っているのではないか」──。そんな考えが、そのときに頭をよぎったんです。まだ世の中には知られていない、別の常識がきっとあるはずだと。それを突き詰めていったところ、「既存の皮膚の概念は根本的に間違っている」という結論にたどりつきました。新しい皮膚の概念を広めて、私と同じように肌に悩みを抱えている方を救いたい。そう思ったのが起業のきっかけです。
「もしかすると、世の中で正しいとされている常識が誤っているのではないか」──。そんな考えが、そのときに頭をよぎったんです。まだ世の中には知られていない、別の常識がきっとあるはずだと。それを突き詰めていったところ、「既存の皮膚の概念は根本的に間違っている」という結論にたどりつきました。新しい皮膚の概念を広めて、私と同じように肌に悩みを抱えている方を救いたい。そう思ったのが起業のきっかけです。
―「新しい概念」とは具体的にどういった内容ですか。
端的に言うと、人間の肌はひとつだということです。買い物へ行けば、シャンプーもリンスもボディソープもそれぞれ別の商品として売られていますよね。でも、肌はひとつなのでそれらの商品を分ける必要はない。それが私たちの発想です。
最初は社長自ら販売して回る その後はクチコミで拡大
―その発想のもと、『マリンピュアクリスタル』の商品開発が始まったわけですね。
はい。メーカーに勤める知人の協力をあおいで、2年半ほど試行錯誤を重ねてできあがったのが、現在の『マリンピュアクリスタル』の原型です。肌の免疫を高めるための配合成分にこだわりました。それにくわえ、透明かつ楕円形、という見た目にもこだわりました。一見すると市販の石鹸のようですが、防腐剤や身体を洗う成分は入っていません。私たちはこれを「肌のサプリメント」と呼んでいます。肌にやさしいアミノ酸でできていて、これひとつで髪・顔・全身に使用することができるんです。
―どのようにして、ロングセラー商品になったのでしょうか。
最初は私自身が、足で全国各地を駆けめぐりながら直接、伝えていきました。まずは、肌のことで悩んでいる知り合いに試してもらったんです。使う前は、みんな半信半疑。でも、実際に使ってもらって体感してもらい、結果が出ると信用してもらえますから。そして喜んでくれた人、価値を理解してくれた人から、クチコミで広まっていくようになったんです。
3年ほど地道に活動してようやく認知度が高まり、評判を得られるようになりました。その後、現在の代理店販売のスタイルを導入しました。
3年ほど地道に活動してようやく認知度が高まり、評判を得られるようになりました。その後、現在の代理店販売のスタイルを導入しました。
世界中の人の肌は同じ成分 必ず海外でも通用する
―徐々に反響が大きくなっていったわけですね。
そうですね。長年、アトピーや脱脂肌に悩んでいる方は少なくありません。なかには、「なにを使っても肌の状態がよくならない」という人も。そんな方が当社の製品を使ったらよくなった、と。そんな報告があると、「これまでやってきたことは間違いではなかった」と心からうれしくなりますね。そんなふうに結果を体感してくれた方が、ひとり、またひとりと増えていった結果、累計300万本を超えるロングセラー商品にまで成長したのです。いまでは少しずつ、日本から海外へも広まりはじめています。
―最後に、今後の目標・ビジョンを教えてください。
売上は好調に伸びているものの、まだまだ肌に悩みをもつ方はたくさんいます。そして、そのすべてを解決できているわけではありません。もっと当社の製品を認知してもらい、ひとりでも多くの方の悩みを解決へ導くことを目指します。
また、社名に「インターナショナル」と含んでいるように、ゆくゆくは世界中の方に使用してほしいですね。私たちは生まれ育った国こそ違うものの、同じ人間。肌も同じ成分でできています。だからこそ、当社の理念や製品は世界にも通じると確信しています。
また、社名に「インターナショナル」と含んでいるように、ゆくゆくは世界中の方に使用してほしいですね。私たちは生まれ育った国こそ違うものの、同じ人間。肌も同じ成分でできています。だからこそ、当社の理念や製品は世界にも通じると確信しています。
PROFILE
プロフィール
原村 正紀(はらむら まさき)プロフィール
1966年、栃木県生まれ。学校を卒業後、大手商社へ入社。仕事に悩んでいたとき、ひとりの関西在住メンターに出会う。栃木から月2回、メンターのもとに通い、メンタルトレーニングの手法を会得。その後、「自分の可能性を拡げたい」との想いから会社を辞め、メンタルトレーニング講師として活動するとともに、2000年に健康・美容分野のオリジナル商品を開発する株式会社エコロ・インターナショナルを設立、代表取締役に就任。2001年に商品販売を開始。業績を伸ばす。出身地である栃木県真岡市に本社を置き、市内の学校に寄付をするなど地域貢献活動にも取り組んでいる。
企業情報
設立 | 2000年 |
---|---|
資本金 | 1,000万円 |
売上高 | 15億円(2017年7月期) |
従業員数 | 10名 |
事業内容 | システム開発・販売、化粧品・健康食品・水素製品の開発販売 |
URL | https://www.ecoro.co.jp/ |
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