INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
顧客リピート率80%の不動産ベンチャーが挑む業界の課題とは
「顧客の人生を豊かにする」その追求こそが当社事業の本質だ
オスカーキャピタル株式会社 代表取締役 金田 大介
Sponsored オスカーキャピタル株式会社
2015年に創業し、投資用不動産の買取・再販事業を主軸に手がけるオスカーキャピタル。高利回り物件の提供を通じ、多くの投資家の資産形成をサポートしてきた。物件販売の顧客リピート率は80%を上回るが、現在は、自社物件の販売を目的としないコンサルティング事業にも力を入れている。その狙いはいったいなんなのか。オスカーキャピタルがもつ強みとあわせて、同社代表の金田氏に聞いた。
ノウハウの提供を通じ、不動産投資を成功に導く
―事業内容を教えてください。
投資用の1棟アパートに特化した不動産の買取・再販事業が主軸です。仕入れた物件をバリューアップして販売するだけでなく、全国50以上の金融機関とのネットワークを活かした資金調達や、物件販売後の管理もサポートすることで、一般投資家の資産形成を一気通貫でお手伝いしています。お客さまの満足度は高く、顧客リピート率は80%超。取引高は6期連続で年間50億円を上回っています。
―高い顧客満足を得られているのはなぜでしょう。
安定収益が見込める物件を見極め、お客さまの希望に合った適正な資産構築のプランを提供できるからです。こうしたプランの提供が可能な背景には、相場より安価な物件を仕入れることができる知見と仕組みがあります。私が前職時代から築いてきた、全国の不動産会社や税理士・弁護士とのネットワークを活かし、相続案件といった割安な物件の情報を集め、高利回り商品として提案できるのです。
将来の経済状況が不透明感を増すなか、個人の資産形成は将来の生活を守り、より豊かな人生の実現を目指す手段のひとつです。我々は、「資産形成を通じて人生を豊かにしたい」というお客さまの想いを実現すべく、一人ひとりの希望に応じたさまざまな不動産投資プランを提供しています。また、お客さまの人生を豊かにするビジネスを追求するなかで、2019年にはコンサルティングサービスも開始しました。
将来の経済状況が不透明感を増すなか、個人の資産形成は将来の生活を守り、より豊かな人生の実現を目指す手段のひとつです。我々は、「資産形成を通じて人生を豊かにしたい」というお客さまの想いを実現すべく、一人ひとりの希望に応じたさまざまな不動産投資プランを提供しています。また、お客さまの人生を豊かにするビジネスを追求するなかで、2019年にはコンサルティングサービスも開始しました。
―どのようなサービスですか。
実際に物件を買取・再販するプロの目線で、顧客の資産形成を支援するものです。物件の適正価格の調べ方や、不動産運営上で生じうるリスクなど、一般的な不動産事業者が伝えたがらないノウハウも伝授し、顧客の不動産投資を実践にもとづきながらアドバイスします。希望があれば、当社の投資用物件も提案できますが、このコンサルティング事業は、自社物件の販売につなげることが目的ではありません。あくまでも、ノウハウの提供を通じ、投資家の不動産投資を成功に導くことが、事業のコンセプトなのです。
我々が向き合うべきは、投資家の不動産リテラシー向上
―事業のノウハウを公開してまでコンサルティングを行うのはなぜですか。
事業を始めたきっかけとなったのは、2018年に発生した、いわゆる「かぼちゃの馬車事件」でした。この事件では、不動産事業者と銀行が癒着して不正融資を行ったことで、多くの投資家が多額の財産を失いました。自社の利益を追求するために法を破る事業者は、けっして許されるものではありません。しかし私は同時に、こうした悪徳事業者に騙されてしまう投資家があまりに多く存在することにも、業界の課題があると考えました。
投資家には、悪徳事業者がもちかける「甘い話」を鵜呑みにせず、適正な投資であるかどうかを判断できる程度の不動産リテラシーが求められます。こうした不動産リテラシーを投資家の方々に身につけてもらい、堅実な資産形成をプロの立場として支えていく。それこそが、「不動産事業を通じて顧客の人生を豊かにする」ことを目指す我々の使命だと確信したのです。
投資家には、悪徳事業者がもちかける「甘い話」を鵜呑みにせず、適正な投資であるかどうかを判断できる程度の不動産リテラシーが求められます。こうした不動産リテラシーを投資家の方々に身につけてもらい、堅実な資産形成をプロの立場として支えていく。それこそが、「不動産事業を通じて顧客の人生を豊かにする」ことを目指す我々の使命だと確信したのです。
―コンサルティング事業に対する顧客の反応はいかがでしょう。
つねに定員を超える応募があり、ニーズの高さを実感しています。実際、悪徳事業者による被害に遭っていないにしても、投資家が「儲かっていない苦しい不動産投資」に陥ってしまうケースは少なくありません。多くの投資家はサラリーマン投資が多く、不動産投資は本業とは別の畑になります。初心者ゆえに、家賃が下がったり、借り手がつかなかったり、修繕が発生したりと、当初のシミュレーションに表れないさまざまな事態が重なることで、マイナス収支に陥ってしまうことが多いのです。
不動産は本来、株式や投資信託と比べて安定した資産形成ができるのが魅力です。その魅力を最大化させるには、プロの立場からアドバイスしてくれるパートナーの存在が欠かせません。その有力なパートナーとして、多くの投資家が当社を選んで下さっています。
不動産は本来、株式や投資信託と比べて安定した資産形成ができるのが魅力です。その魅力を最大化させるには、プロの立場からアドバイスしてくれるパートナーの存在が欠かせません。その有力なパートナーとして、多くの投資家が当社を選んで下さっています。
―今後のビジョンを聞かせてください。
よくある売上規模の拡大は描いていません。市場の変化に対応できる少人数&高収益な健全経営を第一に掲げています。投資家一人ひとりの不動産リテラシーを高め、業界の課題を解決していくには、長期にわたって安定したサポートを継続していく必要があります。そのためには、お客さま一人ひとりに真摯に向き合い、細やかなサポートを行っていくことが第一で、規模の拡大はかならずしも優先事項ではないからです。ですから我々は、不動産業界のなかで差別化され、本当にお客さまのためになるサービスを、引き続き提供していくだけです。こうした事業を通じ、不動産投資によって人生を豊かにしていく人たちを世の中に増やしていきたいですね。
PROFILE
プロフィール
金田 大介(かなだ だいすけ)プロフィール
1982年、愛知県生まれ。20代で不動産業界に入り、相続の売却物件や不良債権物件などの買取・再販を主とする不動産投資事業会社で、不動産投資ビジネスの基礎を学ぶ。2015年、オスカーキャピタル株式会社を設立し、代表取締役に就任。
企業情報
設立 | 2014年10月 |
---|---|
資本金 | 3,000万円 |
取引高 | 50億円(2021年3月期) |
事業内容 | 不動産コンサルティング事業、収益不動産のバリューアップ事業、プロパティマネジメント事業、リノベーション事業 |
URL | https://oscar-c.jp/ |
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