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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社ウェブフロンティア 代表取締役 村上 健太

目指すは「エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための会社」

継続経営はもちろん大事。もっと大事なのは「人財」です

株式会社ウェブフロンティア 代表取締役 村上 健太

※下記はベンチャー通信67号(2017年4月号)から一部抜粋し、加筆しています。

―現在の仕事内容を教えてください。

 現在は、スマホアプリの受託開発プロジェクトに参画しています。プロジェクトではiOSとAndroid両方のアプリケーションを開発しているのですが、私はAndroidアプリの開発を担当しています。

 このプロダクトはAndroidアプリとして単に動作すれば良いというものではなく、iOSとAndroidで同じ挙動をしなければいけないためOSの違いを吸収する必要があり、仕様のすり合わせなど苦労する場面も多々ありますね。

 また、それに伴って課題の進捗管理や要求仕様の確認・提案を行っています。

―仕事をするうえで心がけていることはありますか。

 「こだわりを持って」仕事をすることです。

 仕様通りに動作することをゴールとするのではなく、たとえば、画面のちらつきであったり、動作時間であったりなど、仕様にはないところにも細かく気を配っていますね。利用者が実際に使ってみて使いやすいか、違和感を覚えないかなど、細部にこだわりを持つことを大切にしています。

 開発したものを世の中に送り出す際に「私自身が自信を持って送り出すことができるか」が、こだわりかもしれませんね。

―新しいメンバーにどのようなことを期待していますか。

 自分で考えて行動できることを期待したいです。言われたことを実行できることは大事なことですが、それだけでは顧客の期待を超えることはできません。任された仕事においてなにが大事なのかを考え、たとえばより良い設計を提案したり、意見を伝えたりすることがとても大切だと思います。

 そういったメンバーと一緒に働くことができると、おそらく私が考えていること以上の良い成果が生まれるのではないかとワクワクしますね。

―仕事の面白さはなんですか。

 「自分の成長」=「仕事の面白さ」だと思っています。仕事をしていくなかでまだまだ知らないことが多いぶん、その度に学ぶことでコツコツ成長できることが面白いと感じています。たとえば、現在はクライアント先でAndroidアプリ開発を行っていますが、これまで経験がない上流からの開発が必要な点や、いままで経験してきたAndroidアプリ開発と異なる部分が多いぶん、逆に日々成長できていることを実感しています。自分のやりたいことが、その成長によって実現できるよう努力し続けていきたいと考えています。

―どんなところでエンジニアとしての成長を実感しますか。

 経験のない言語や技術を扱うときに、いままでに学んだ技術や考え方などを応用することで、つまずくことなく開発できたときです。また、チームメンバーとの会話のなかで技術的なやりとりができる場面が増えたときに成長を実感しますね。いままでは先輩方とのかかわりが中心でしたが、今後は後輩とかかわることが多くなってくるでしょう。それに備え、うまくコミュニケーションが図れるように技術的にも精神的にも成長することが今後の目標です。まだ知識不足な点が多くあるので、今後もエンジニアとして成長していきたいです。

―ウェブフロンティアの魅力はどのようなところでしょう。

 「入社後にかかわることができる技術領域」と「一緒に働く社員」です。技術領域はモバイルや組み込みまで開発できる可能性があり、自分の興味ある分野に携われる機会があると思います。また、先輩や後輩と関わる機会が多くあるので、そこも魅力だと思います。

―新卒で入社したそうですが、決め手はなんでしたか。

 「携われる技術領域の広さ」と「会社の風通しのよさ」ですね。まず、入社を決めた一番の理由が入社後に携われる技術領域の広さです。というのも、就職を考えたとき、私自身どの技術領域で仕事がしたいのかをまだ決めかねていたのです。大学ではReactとSwiftを学んでいて、自然とフロントエンド方面の仕事をしようかなと考えていたのですが、「まだ新卒で、できることがたくさんあるのに進む技術領域を定めるのはもったいないな」と考え直しました。

 ちょうどそのときに採用担当の染谷から「一緒に働きたい」と内定をいただき、ホームページからウェブフロンティアが幅広い技術領域に携われることを知り、入社への意志が強くなったのです。

―「会社の風通しの良さ」についてはいかがでしょう。

 じつは、大学3年生の夏にウェブフロンティアのインターンに参加していて、その期間中、半年に一度全社員が参加する会議とその後の懇親会に参加したのですが、どちらも和やかな雰囲気でした。変な上下関係がないというか、とにかく社員が緊張せずに会話をしていたので、「風通しが良いこの会社でなら働くことができる」と感じました。

―入社後のギャップはありましたか。

 良い意味で、一番大きなギャップは「聞いていた以上に案件が多種多様なこと」です。技術領域に関しては入社前から知っていましたが、システムの一部機能の開発やVRなど新技術を用いた案件など「そんな分野まで取り扱っているの!?」というくらい、案件の幅広さに驚きました。

 また、研修後はリモートワークになりましたが、リモートワークは大学生の頃から行っていたので、特にギャップはありませんでした。

―今後の目標を教えてください。

 「今後2年間で設計からテストまでできるようになること」です。新卒研修中に実感したのですが、設計やテストを実践する際、機能を実装させること自体は解説記事が増えた現在では難しくないのですが、第三者が読んでもわかるプログラムや資料をつくることのほうが難しかったのです。

 単に動けばOKだった学生時代とは異なり、自分の書いたプログラムの品質を客観的に示す必要があるため、いまはそれをきわめていきたいですね。

―採用状況について教えてください。

 当社では、まだまだ中途入社の社員が多いですが、新卒入社の社員も2割に近づいてきています。今後も中途採用だけでなく、新卒、若手の採用を軸に採用を強化していく計画です。

―新しいメンバーにどのようなことを期待していますか。

 新卒のメンバーに関しては、会社の成長をうまく利用して自分の成長につなげ、結果的に社内の活性化を担ってもらうことに期待しています。

 また中途採用に関しては、やはり経験を求めています。ただ、IT業界から一度離れてブランクがあったり、現段階で自分のスキルに自信がなかったりしても、成長への意欲や積極性を評価します。

―ウェブフロンティアに入社すれば、どのようなキャリア形成が可能ですか。

 当社には取り組んでいるおもな分野として、Web、モバイル、エンベデッド(組み込み)があり、形態としては、SES、受託開発、自社開発があります。すなわち、それぞれを掛けあわせた3×3のマトリックスの事業領域で働くことが可能なのです。それぞれの分野によって求められるスキルやワークスタイルも異なります。そのぶん、幅広いキャリア形成が可能だといえるでしょう。

将来を見すえたキャリアプランを描こう

―学生や若手エンジニアに対してメッセージをお願いします。

 技術はすごいスピードで進歩しています。そのため、古い知識だけでは面白いプロダクトはつくれません。つねに好奇心をもって、新しい技術を追い続けてほしいですね。会社としても、勉強会や研修を通じてサポートを行います。うまく会社を利用して、キャリアプランを描いてほしいですね。
PROFILE プロフィール
村上 健太(むらかみ けんた)プロフィール
1979年、神奈川県生まれ。2002年に成蹊大学法学部法律学科卒業後、独立系システム開発会社に入社。汎用系システム開発を経て、Webシステム開発を担当する。2005年、26歳で株式会社ウェブフロンティアを設立し、代表取締役に就任する。
株式会社ウェブフロンティア 企業情報
設立 2005年9月
資本金 1,500万円
売上高 8億7,700万円(2021年8月期)
従業員数 109名(2022年7月現在)
事業内容 システムコンサルタント、ソフトウェアの研究・開発ならびに販売、ソフトウェアパッケージの開発・販売・保守、そのほか前号に付帯するいっさいの業務
URL https://webfrontier.co.jp/
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