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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

「IPO支援は私たちのDNA」と断言する監査法人の志
世界へ跳躍する若きイノベーターを、この日本から数多く生み出したい
三優監査法人 常務理事パートナー 業務本部長 公認会計士 山本 公太 / シニアマネージャー 公認会計士 IPO関連業務推進担当 石原 寛一
Sponsored 三優監査法人
1986年の創業以来、数々のベンチャー企業をIPOに導いてきた三優監査法人。同法人の常務理事パートナーである山本氏は、「IPO支援は創業時から受け継ぐ当法人のDNA」だと語る。2023年からは、産学連携のメンターやベンチャーキャピタリストなどの経歴を持つ異色の会計士、石原氏も参画したことにより、支援の幅が広がったという。IPO支援を長く手がけてきたがゆえの同法人の強みや、IPO支援にかける想いなどについて、両氏に聞いた。
※下記はベンチャー通信92号(2025年3月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
「三優といったらIPO」ほかの法人にもとどろく名声
―三優監査法人がIPO支援に力を入れているのはなぜですか。
山本:当法人には、IPO支援のコンサルティング業務を中心に創業した会社が前身となっている歴史があるからです。その創業時から一貫して「IPOでベンチャー企業を元気にする」ことを掲げています。IPO支援という「DNA」を脈々と受け継ぎ、これまでに約140件のIPOを支援してきました。現在、私たちが監査を行っている上場企業の多くは、当法人がIPOを支援した企業が占めています。上場前から継続して支援する例が多いのが、当法人の大きな特徴です。
石原:1990年代に受講した、IPOに関する若手向けの研修では、三優監査法人の創業者である杉田純さんが講師を務めていました。当時から、会計士たちの間では「三優といったらIPO」という印象がありましたね。
石原:1990年代に受講した、IPOに関する若手向けの研修では、三優監査法人の創業者である杉田純さんが講師を務めていました。当時から、会計士たちの間では「三優といったらIPO」という印象がありましたね。
―そうした監査法人としての特徴は、どのような強みにつながっていますか。
山本:長年のIPO支援実績を通じ、多くの知見を蓄積してきました。上場前の企業は、内部管理体制が整っていないことも多く、その構築は成長中のベンチャー企業にとっても大きなハードルです。そうしたハードルに直面する企業を40年近く上場へと導き続けてきた実績は、三優監査法人の強みだと自負しています。また、世界的な会計事務所であるBDOグループとの密な連携体制や、海外の会計基準に明るい専門のスタッフがいることも、グローバル展開を視野に入れた上場準備企業を支援するうえでの強みと言えるでしょう。そして2023年からは、会計士としては異色の経歴を持つ石原が当法人に加わったことで、私たちのIPO支援はより強化されています。
挫けそうになるときほど、夢を膨らませてほしい
―石原さんは、これまでどういったキャリアを歩んできたのですか。
石原:東京大学の「アントレプレナー道場」のメンターとして産学連携支援や大学発ベンチャーキャピタルを支援してきたほか、自らベンチャーキャピタリストとして企業に投資するなど、日本のベンチャーエコシステムの形成に20年以上かかわってきました。私がこの三優監査法人に参画したのは、IPO支援をポリシーの「ど真ん中」に掲げる当法人で上場のプロセスに直接かかわることで、「夢を持ったベンチャー企業と一緒に成長するワクワクを感じたい」と思ったからです。それまでのキャリアで得てきた実務面での知見や、ベンチャーキャピタルとのネットワーク、投資家としての視点は、当法人のIPO支援業務に活かせるところだと考えています。
最近特に感じるのは、スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクといったイノベーターの登場を目の当たりにし、「自分の手で世の中を変えてみせる」と考える若者が増えていることです。私はこの三優監査法人で、そうした若者が起業家として夢を実現するお手伝いをし、日本から多くのイノベーターを生み出していきたいのです。
最近特に感じるのは、スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクといったイノベーターの登場を目の当たりにし、「自分の手で世の中を変えてみせる」と考える若者が増えていることです。私はこの三優監査法人で、そうした若者が起業家として夢を実現するお手伝いをし、日本から多くのイノベーターを生み出していきたいのです。
―上場を目指すベンチャー企業の経営者にメッセージをお願いします。
石原:これまで、社長の力で組織を成長に導いてきた会社でも、IPOという大きな転換期においては、その力を仕組み化し、組織に落とし込んでいくことが求められます。その過程では、これまで思い通りにできていたことがやりにくくなったり、挫折を感じたりすることもあるでしょう。しかし、そこで大切になるのが、「上場によってこんなことも実現できるようになる」と、夢を大きく膨らませることです。ぜひ、大きなビジョンと情熱を大切にしながら、前向きにIPO準備に取り組んでほしいですね。
山本:上場準備を進めるなかでは、ディスクロージャー体制や内部管理体制の構築に課題が見つかることは少なくありません。私たち監査法人の役割は、そうした課題を見つけて助言を行うことで、厳しい上場審査を確実にクリアできる体制づくりを支援することです。その際に企業側は、自らの課題を隠すことなく相談できることも重要ですので、監査法人と相互に信頼を構築することも大切になります。IPOを目指す経営者のみなさんはぜひ、信頼できる監査法人を見つけてください。
山本:上場準備を進めるなかでは、ディスクロージャー体制や内部管理体制の構築に課題が見つかることは少なくありません。私たち監査法人の役割は、そうした課題を見つけて助言を行うことで、厳しい上場審査を確実にクリアできる体制づくりを支援することです。その際に企業側は、自らの課題を隠すことなく相談できることも重要ですので、監査法人と相互に信頼を構築することも大切になります。IPOを目指す経営者のみなさんはぜひ、信頼できる監査法人を見つけてください。
PROFILEプロフィール
山本 公太(やまもと こうた)プロフィール
1967年、岡山県生まれ。1991年に明治大学商学部を卒業。1996年に三優監査法人に入所。2000年に公認会計士登録、その後、2003年の社員就任を経て、2009年に代表社員、2015年に常務代表社員(現:常務理事パートナー)に就任。これまでに、数多くのIPO支援業務に関与。
石原 寛一(いしはら かんいち)プロフィール
1969年、京都府生まれ。1997年に京都大学工学部精密工学科を卒業後、1998年に朝日監査法人(現:あずさ監査法人)に入所。東京大学産学連携推進室(現:産学協創推進本部)の常勤共同研究員なども経験し、その後、株式会社デフタ・キャピタル、京都大学イノベーションキャピタル株式会社を経て、2023年、三優監査法人に入所。同年より現職。
企業情報
設立 | 1986年10月 |
---|---|
事業内容 | 監査・保証業務、IPO支援、財務デューデリジェンス、企業価値評価、内部監査支援、IFRS導入支援、IT監査、ISMAP監査、サステナビリティ関連業務 |
URL | https://www.bdo.or.jp/ |
お問い合わせ電話番号 | 03-5322-3531(受付時間 平日 9:30〜17:30) |
お問い合わせメールアドレス | info@bdo.or.jp |
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