INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

システム開発ベンチャートップが目指すIT業界の課題解決
「PM/PMO人材」を育成・輩出し、日本企業のDX推進に貢献していく
株式会社クリエイティブテックスタジオ 代表取締役 人見 悠大
Sponsored 株式会社クリエイティブテックスタジオ
実際にクリエイティブテックスタジオでは、どのようなメンバーが働いているのだろうか。このページでは、同社幹部の岡村氏、若手PMとして活躍している青木氏、エンジニア未経験から入社した永井氏をそれぞれ取材。3名に、クリエイティブテックスタジオで働く魅力などを聞いた。
※下記はベンチャー通信93号(2025年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
キャリア面でも給与面でも、後輩を「なんとか押し上げたい」

執行役員 開発グループ長
岡村 怜おかむら れい
1993年、福島県生まれ。2018年、東京大学大学院を修了後、シンプレクス・ホールディングス株式会社に入社。エンジニアとして、建設会社向け会計システムのフルスクラッチ開発に従事する。その後、システム開発会社を経て、2024年、新卒入社した会社の先輩だった代表の人見氏からの誘いを受け、クリエイティブテックスタジオに現職として入社。
責任を持って取り組める業務を部下に割り振る
―業務内容を教えてください。
開発サービスを手がけるグループ長として、計11名いる部下のマネジメントを担当しつつ、5名のメンバーとMicrosoftのライセンスの販売代理を行っているクライアントのシステム開発もPMとして支援しています。マネジメントで心がけているのは、それぞれのエンジニアが「自分じゃないとできない」と誇りを持てるような仕事を任せることです。私自身、前職時代は月1回休めるかどうかの激務だったのですが、「俺がいないと仕事が回らない」というモチベーションがあったからこそ、乗り切れた経験がありました。当社でそんな激務を任せることはしませんが、1on1面談で個々の要望を聞きつつ、小さなタスクでもいいので、責任を持って取り組める業務を割り振るようつねに意識しています。
―クリエイティブテックスタジオではどのようなエンジニアが働いていますか。
簡単に言うと、多種多様なメンバーが働いています。まだ経験は浅いものの、朝誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰るような人一倍努力するエンジニアや、普通のエンジニアなら3日かかるような作業を1日どころか30分で終わらせられる天才肌の中国人テックリード(※)など、じつにさまざまです。一緒に働いていると、「私も頑張らないと」と刺激を受けますね。
※テックリード : エンジニアチームの技術面におけるリーダーのこと
ほぼフルリモートから、あえて週4日勤務に変更
―今後の目標を教えてください。
「日本一クライアントに近い開発チーム」を目指しています。その実現に向け、開発チームのトップとして、エンジニアの採用・育成をさらに強化していきます。私や先ほどのテックリードなど、シニアのエンジニアは教えるのに時間を惜しまないメンバーがそろっています。また、以前はほぼフルリモートでしたが、最近は育成目的で、あえて週4日出社に勤務形態を変更しました。個人業務はテレワークのほうがはかどるのですが、同じ空間にいると、若手も気軽に質問できますから。自分でいうのもなんですが、私は前職から「後輩好き」なんです。若い人を見ると、仕事面でも給与面でも「なんとか押し上げたい」と思うのです。こう言うと甘そうに見えますが、成長につながるよう厳しく指導します。そのぶん、必ず力をつけてもらえるはずです。
要件定義の提案から携われるのは、プライム案件ならではのやりがい

シニアエンジニア
青木 響也あおき きょうや
2000年、愛知県生まれ。愛知県立大学在学中から、株式会社サイバーエージェントのインターンとして新規開発事業のエンジニア業務に従事。2023年、新卒で同社に入社。その後フリーエンジニアなどを経て、2025年、株式会社クリエイティブテックスタジオに入社。
―大学卒業後、サイバーエージェントに入社したそうですね。
はい。もともと、同社でインターンとしてエンジニアをしていたのですが、入社後は希望していた部署に配属されなかったため、退職したのです。その後、フリーエンジニアとして働いていたのですが、生成AIが台頭してきたこともあり、いちエンジニアとして働き続けるのは厳しいと感じていました。そこで、「PMを目指そう」と、PM/PMOの人材育成に積極的なクリエイティブテックスタジオに入社したのです。入社後はエンジニアを兼業しつつ、希望通りPMとして、3名の部下と約20名のオフショアメンバーを率いながら、クライアントのシステム開発を担当しています。
―未経験でPMを担当するのは大変ではないですか。
代表の人見が作成した300ページ超のマニュアルを読み込みながら実践しているため、なんとかこなせています。これまでは、PMは手探りで業務をこなしているというイメージでしたが、体系的に学べばやり切れるんだというのがわかりました。
―仕事のやりがいを教えてください。
現在担当しているシステム開発で、要件定義から携われていることですね。もともとクライアントが要件定義を決めていたのですが、私が業務を理解して、新しいシステムを提案したら認められたのです。当社はプライム比率100%なので、業務理解、要件設計、アーキテクチャ提案まで一気通貫でかかわれます。今後は、部下の育成にも注力していきたいと考えています。
高い技術と知識を持つ先輩ばかり。今はとにかく勉強の日々です

エンジニア
永井 翔ながい しょう
1993年、京都府生まれ。2014年に製菓の専門学校を卒業後、宇治市の洋菓子店にてパティシエ業務に従事、その後、建設アウトソーシング会社の施工管理業務を経て、2025年、株式会社クリエイティブテックスタジオにエンジニア未経験で入社。
―永井さんはエンジニア未経験で入社されたそうですね。
そうなんです。もともとさまざまな仕事をしたいという思いがあったのですが、あらゆる仕事において業務のIT化は欠かせなくなっています。そこで、自らエンジニアとなり、そうした業務に携わりたいと考えたのです。約200社に応募したなかで、クリエイティブテックスタジオに入社しました。未経験ながら、エンジニアのオンラインスクールに通った経験から施工管理のアプリを独自に作成してプレゼンしたのです。技術的には今から思えばかなり稚拙でしたが、「どういう思いでアプリをつくったか」といった点などを面接で細かく説明し、その意欲が評価されたのだと思います。
―現在はどのような業務を担当しているのですか。
青木のチームにて、クライアントのシステム内のアプリ開発に携わっています。それこそ、エンジニア同士の会話も理解できないところからのスタートでしたが、とにかくわからないことがあれば、すぐに自分で調べ、それでもわからなければ周りに聞くようにしています。みなさんすごく高い技術と豊富な知識を持っており、一瞬で答えが返ってくると「すごい」と思いますね。特に、青木は私より若いのに優秀なため、ロールモデル的な存在です。社内で定期的に勉強会も開催されているので、とにかく日々勉強です。
―今後の目標を教えてください。
一日でも早く一人前になり、クライアントの業務効率化につながるような成果物を作成したいですね。
PROFILE
プロフィール
人見 悠大(ひとみ ゆうだい)プロフィール
1993年、埼玉県生まれ。2016年に千葉大学を卒業後、シンプレクス株式会社(現:シンプレクス・ホールディングス株式会社)に入社。金融トレーディングシステム開発を経験した後、PMに社内最年少で昇格。大手金融機関のITコンサルティングも兼任する。フリーのPMを経て、2021年に株式会社クリエイティブテックスタジオを設立し、代表取締役に就任。
企業情報
設立 | 2021年5月 |
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資本金 | 100万円 |
従業員数 | 25名 |
事業内容 | PM事業、システム開発事業、Webコンサルティング事業 |
URL | https://creative-tech-studio.com/ |
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