ベンチャー通信Online > 起業家インタビュー > 不動産 > 株式会社GRAND 代表取締役 山元 大地

INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社GRAND 代表取締役 山元 大地

創業3年目で売上高100億円を見込む不動産ベンチャー・トップの想い

業界の歴史を継ぎ、新たな発想でかかわる人たちすべてを豊かにする

株式会社GRAND 代表取締役 山元 大地

今期の売上高100億円を見込むなど急成長を遂げているGRANDには、代表の山元氏の想いに共感したメンバーが集まっている。このページでは、取締役副社長の梶山氏と情報統括責任者の村上氏を取材。会社の成長を支えるキーパーソン2名に、GRANDにジョインした経緯や、会社での役割、会社の成長ビジョンを聞いた。
※下記はベンチャー通信94号(2026年3月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
取締役副社長
梶山 悠仁かじやま ゆうじん
1993年、大阪府生まれ。高校を卒業後、建売住宅の会社に入社。その後、大手デベロッパー会社に入社。大規模な不動産の開発・企画やマーケティング業務などを担当し、これまで300件以上の土地取得を経験する。2023年の株式会社GRAND設立に参画し、取締役副社長に就任。
情報統括責任者
村上 和輝むらかみ かずき
1991年、京都府生まれ。2014年に大学を卒業後、大手上場会社に入社し、コンサルティング営業職やエリアマネージャーを経験。営業職時代に新人賞を獲得。2020年、東京のWeb関連会社に入社し、デザイン系の業務などを担当する。知人の紹介を通じて山元氏と出会い、株式会社GRANDのホームページ制作に携わる。2024年、自身の結婚と京都への帰郷を機に同社へ入社し、現職に。現在は、ブランディングやDX、組織の仕組みづくりなどを幅広く担当している。

「競合」よりも「協業」。その想いに共感した

―梶山さんは、山元さんと一緒にGRANDを立ち上げたそうですね。

梶山:ええ。もともと前職時代に私と山元がそれぞれ勤めていた会社は、いわゆる競合同士でした。住宅用地の買い取りなど、仲介会社を挟んで本気で取り合う関係です。そんななかで出会った山元は、当時から「不動産会社同士が物件を奪い合うのではなく、協業すれば市場はもっと拡大していく」と話していました。大手企業で働いていた私には、正直なかった発想でした。そこで、条件が合わなくて私が買い取れなかった物件を山元に買ってもらうというようなつながりが生まれました。そして、山元から「一緒に会社をやろう」と誘われた際、「かかわる人すべてを豊かにする」という理念に共感し、「この人となら今までにない会社が創れる」と承諾したんです。

―村上さんがジョインした経緯を教えてください。

村上:私はもともと東京のWeb関連会社に勤めており、GRANDが創業した際、HPの制作を担当したことが最初の接点でした。当時山元さんは、「1年目で絶対に2億円を売り上げる」と熱く語っており、実際に達成しました。そうした有言実行の姿に惹かれたこともあり、地元の京都に戻ったタイミングで誘われ、入社しました。

―会社におけるそれぞれの役割を聞かせてください。

梶山:山元が数千万円から1億円の利益を追うような事業用地の大型案件で大きな成長角度を描く一方で、私は500万円から1,000万円規模の利益の戸建てや住宅用地を毎月コンスタントに仕入れてスピーディに売却し、安定的に利益を積み上げています。成長ベンチャーにおいては、挑戦と安定を両立させるのは難しいと思います。だからこそ、私は「再現性のある勝ちパターン」をつくり、山元が安心して挑戦するための盤石な基盤を築いています。

村上:おもに、会社のブランディングと社内DXの推進を行っています。ブランディングではHPのブラッシュアップを図るほか、金融機関に向けて山元さんがプレゼンする際の事業計画書の作成支援も担っています。図表などデザイン性や見やすさを徹底的に追求し、金融機関の担当者の目にとまりやすくしつつ、会社の信用力を高めることを意識しています。DXの推進では、ITツールを導入して、社内の業務効率化を図っています。たとえば、物件のパース画像の作成を外注すると、納品に2週間前後かかるところ、社内で作成できるソフトを導入し、最短2日で作成できるようにしました。

梶山:最近村上さんには、採用も担当してもらっています。会社のブレインであり、組織づくりのキーパーソンですね。

村上:山元さんがビジョンで引っ張るタイプなのに対し、梶山さんはリスクヘッジしながら総合的に考えるタイプです。この2人が力を合わせることによって、会社が順調に成長していると言えます。

「誇れる物件」を意識して創っていく

―今後、会社をどのように成長させていきたいですか。

梶山:私たちは、自社だけが成長するビジネスは目指していません。仲介会社や金融機関、協業パートナーと長期的な信頼関係を築き、「GRANDと協業すると事業が加速する」と言われる存在になることが使命です。そのために、物件のデザインなどいっさい妥協はしません。「売れる物件」より「誇れる物件」を意識して創っていくことで、周囲の信頼を構築していきます。その信頼を積み重ねていけば、周囲とともに成長スピードは必ず速めていけるはずです。それを、これから証明していきます。当社は順調に売上を伸ばしていますが、売上だけを重視しているわけではありません。あくまで「信頼の総量」によって日本一の不動産会社を目指します。

村上:私は組織面で、同業他社と協業ができる体制を構築していきます。「かかわる人すべてを豊かにする」という山元さんの想いをメンバー全員で共有し、営業担当を育成する仕組みと働きやすい環境づくりを行っていくことで、その想いを実現させていきます。そうすることで、当社とかかわる会社やメンバーと共に、さらなる成長ができる組織を目指していきます。
PROFILE プロフィール
山元 大地(やまもと だいち)プロフィール
滋賀県生まれ、神奈川県横浜市育ち。専門学校を卒業後、大手服飾メーカーに入社。2019年に不動産会社へ入社し、住宅の買取や新築戸建ての開発・販売などを担当する。2023年に株式会社GRANDを設立し、代表取締役に就任。
企業情報
設立 2023年6月
資本金 1,000万円
売上高 100億円(2026年5月期※見込み)
従業員数 15名
事業内容 不動産買取再生事業、デベロップメント事業、不動産売買仲介業、建売および宅地分譲事業、スタートアップ成長支援事業
URL https://grand-kyoto.co.jp/
※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。