INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
地方企業の上場を促進する仕組みづくりに挑む監査法人代表の決意
良質な監査を日本全国に届け、地方から経済の「革新」を起こす
監査法人Innovation 法人代表 橋本 剛
Sponsored 監査法人Innovation
監査法人Innovationの「攻め」を代表の橋本氏が担う一方、そのビジョンを支える「守り」の要が副代表の岩田氏だ。同氏は、変化の激しい時代において「杓子定規な対応ではなく、状況を見極めた柔軟さと迅速さが不可欠」と語る。独自の「認定ビジネスパートナー制度」やリアルタイムの品質管理により、いかにして信頼性の高い監査を実現しているのか。その具体的な仕組みと、組織に根づく堅実な流儀について同氏に聞いた。
※下記はベンチャー通信94号(2026年3月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

監査法人Innovation
法人副代表 / 品質管理部長
岩田 恭輔いわた きょうすけ
1986年、北海道札幌市生まれ。2010年に北海道大学を卒業後、あずさ監査法人(現:有限責任あずさ監査法人)に入所。大手グローバル企業を中心に、業種・規模の異なる多様なクライアントの監査に従事し、人事・運営など組織運営にも携わる。2025年7月より監査法人Innovationの法人副代表に就任し、おもに品質管理を担う。
代表の「攻め」を支える、「守り」の品質管理
―副代表の役割を教えてください。
私は大きく2つの役割を担っています。1つは法人副代表として、代表の橋本とともに経営を支える役割です。橋本は法人代表として組織を牽引する役割ですが、同じ目線で冷静に意見を言える存在として私がいます。もう1つは品質管理部長として、監査の命である「品質」を担保するための仕組みをつくり、運用する責任者としての役割です。橋本が「攻め」だとしたら、私はいわば「守り」の役割ですね。
―「守り」を果たすため、具体的にはどのような取り組みを進めていますか。
当法人では監査品質を確保するために、上場会社を監査する監査法人にとって必要な品質管理システムの整備に加えて、主に独自の2つの取り組みを進めています。1つ目は当法人の特徴である「認定ビジネスパートナー制度」の確立です。この制度では、事前に実際の業務パフォーマンスを見て、「この人なら任せられる」と判断した人材のみを認定ビジネスパートナーに認定しています。さらに認定後も、常勤職員と同様の評価・研修を行い、雇用形態にかかわらず同一基準で品質を維持する点が、この制度の大きな特徴です。2つ目は、高度な品質管理システムの整備と運用です。なかでも重視しているのが、監査業務の事後的な検証だけでなく、監査期間中のリアルタイムなモニタリングです。監査の計画段階から期中の進捗、期末直前と、重要なタイミングごとに品質管理部がチェックを行い、つねに適正な監査が行われているかを点検しています。これら2つの取り組みを通じて、監査品質を担保し、高品質な監査を提供しています。
―どうやってリアルタイムでチェックしているのでしょう。
まず、監査にまつわる基本業務を「標準化」するため、私たちは電子調書システムと調書フォーマットを全チームで共通化しています。「このタイミングではこの調書が必要」という基準が統一されているため、物理的に離れた場所にいるチームであっても、リアルタイムでの管理が可能になるのです。そのため、業務上のリスクが発生しそうになっても、未然に対応できます。一見、認定ビジネスパートナーを徹底管理するように思われるかもしれませんが、現場の会計士が迷いなく、柔軟に判断を下せるような後方支援を目的としています。
すべてのメンバーの成長が、組織を前進させる
―詳しく教えてください。
監査は、同じものが2つとしてない、クラアント企業の「冷蔵庫の中身をチェック」するようなものです。それらをなんの基準もなく、点検するのは至難の業です。ですから、私たちは業務マニュアルや同一システムを、チームで同時に利用することで、全メンバーが「同じ基準」をもてるようにしています。その基準をもとにすれば、状況に応じた柔軟な判断が必要になった際の円滑な意見交換や、適切なアドバイスを送る体制が機能します。品質管理の基準を、事業統括や人材開発が現場のビジネスパートナーを含む「人」に浸透させ、双方向で共有する連携が不可欠なのです。こうした経験を積むことが、監査を担う公認会計士にとって非常に重要だと考えています。
加えて、私たちは認定ビジネスパートナー制度の運用を支えるすべての対話を重視しています。高頻度なコミュニケーションを通じて、ビジョンや品質へのかかわり方を組織全体に浸透させる。この強固な仕組みに密な対話を掛け合わせることで、高品質な監査を維持する文化を根づかせています。
加えて、私たちは認定ビジネスパートナー制度の運用を支えるすべての対話を重視しています。高頻度なコミュニケーションを通じて、ビジョンや品質へのかかわり方を組織全体に浸透させる。この強固な仕組みに密な対話を掛け合わせることで、高品質な監査を維持する文化を根づかせています。
―この仕組みで、Innovationをどのように成長させていきたいですか。
私は副代表として、監査の品質を最優先に、変化の激しい経済環境に迅速かつ堅実に対応できる会計士集団をめざしています。そして必ずや「高い水準の品質管理体制」と「中小監査法人ならではのスピード感」を両立させ、地方の企業に良質な監査を提供していきます。そのためには、私も含めたすべてのメンバー、認定ビジネスパートナーのさらなる成長が不可欠だと考えています。今後は、デジタルの活用や教育・育成システムをさらに強化し、組織としての足腰を強くしていきたいと考えています。標準化された仕組みに加え、それを運用する「人」の意識を高めることで、監査品質はさらに向上するはずです。小規模だからこそできる柔軟性と、プロフェッショナルとしての堅実さを原動力に、今後もクライアントと真摯に向き合っていきます。
PROFILE
プロフィール
橋本 剛(はしもと ごう)プロフィール
1984年、神奈川県横浜市生まれ。2009年に法政大学を卒業後、あずさ監査法人(現:有限責任あずさ監査法人)に入所。2019年に監査法人アヴァンティアに入所し、翌2020年に同法人のパートナーに就任、同年にIPO推進室を創設し、2025年1月まで責任者を務める。2025年2月に同部署をベースに監査法人Innovationを設立、法人代表に就任。
企業情報
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