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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

MASTER key株式会社 代表取締役 / CEO 中野 仁貴

採用代行で飛躍したHRベンチャー代表が打ち出す次なる事業構想

「RPO×AX」の相乗効果で企業の価値向上を促し、「願い」が叶う社会を創る

MASTER key株式会社 代表取締役 / CEO 中野 仁貴

MASTER keyには、代表の中野氏のビジョンを実行力に変える「両腕」がいる。それが取締役の安藤氏とRPO事業部長の田中氏だ。「企業価値向上支援」という新たなステージへと登ろうとするいま、二人はなにを思い描くのか。今後の展望について、両氏に話を聞いた。
※下記はベンチャー通信95号(2026年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
太陽としてヒトの可能性を照らし、「おもろい」を創造する
取締役
安藤 陽介あんどう ようすけ
1992年、大阪府生まれ。大学在学中に、カンボジアにて当時はめずらしかった日本人経営者として海の家をはじめとする、日本食レストランなどを3店舗経営。事業譲渡の後に、全国のフィットネス店舗設営にかかわるコンサルティング業務に従事。2019年にMASTER key株式会社の創業に携わり、現在は取締役を務める。

社員の選択肢を増やし、幸せの可能性を拡げる

―取締役として、どのような役割を担っていますか。

 会社全体を俯瞰し、「どこを動かせばもっとも前進できるか」を考えて実行することです。単に売上やコスト適正化を追うだけでなく、社員の成長や組織の再現性、P/LからB/S、C/Fまで横断して見極めます。経営と現場の間に立ち、人と組織の力を最大限に引き出すことが私の役割です。

―いわば代表の右腕ですね。

 そうですね。代表の中野とは学生時代からの付き合いで、創業直後はコロナ禍に見舞われ、事業は困難ばかりでした。回転寿司で一皿を一貫ずつ分け合って食べるような時期もありました。そうした価値ある時間を一緒に経験してきたからこそ、中野がなにを考え、なにを大切にしているのかを深く理解しています。その際、私は代表の思考を言葉にならない部分まで汲み取る「マスターマインド」を意識しています。そして単に意見を合わせるのではなく、深く理解しているからこそ異なる視点から本音をぶつけます。代表と同じ未来を見すえ、人と組織の力を結集させることこそ私の役割なのです。

―今後、MASTER keyをどう発展させていきたいですか。

 「自分の人生を、自分で面白くできる人」を増やせる会社にしたいです。MASTER keyにいることで、その人の選択肢が増え、幸せへの可能性が広がる。私は、自分の人生を自分で選び、動かし、そして「おもろい」と思えることが、真の「幸せ」だと考えています。私自身、亡き父親からもらった「太陽のように明るく人を照らし、守れる人になってほしい」という名前の由来を大切にし、より多くの人の「幸せ」をつくっていきたいです。

―「企業価値向上支援」事業での目標を聞かせてください。

 採用支援を起点に、人が入社後に活躍し、組織・事業の成長を通じて企業価値を高めていく。そこまで実行できる総合コンサルティングファームを目指します。そうした支援の先に、人の成長と企業の成長が循環する会社をより多くつくっていきたいですね。



現状維持でなく挑戦を選び続け、企業の未来を切り拓く
RPO事業部長
田中 紘生たなか こうせい
1993年、大阪府生まれ。株式会社マイナビにてキャリアをスタート。IT業界に転身後、株式会社セールスフォース・ジャパンにてセールスに従事。現在はMASTER key株式会社のRPO事業部長として事業戦略の立案・実行、P/L管理、組織マネジメントを統括する。

「理由なきNO」を言わない、つねに前進し続ける組織

―RPO事業部長として、どのような役割を担っていますか。

 現在は、セールスとカスタマーサクセスからなるチームのマネジメントを中心に、P/L管理や新規施策の立案までを統括しています。企業の採用活動を成功に導くため、求人が「見つけられること」と、求職者に「選ばれること」の2点を重視して、サービス提供と開発に取り組んでいます。

―詳しく教えてください。

 まず「見つけられる」ため、求職者の検索行動にヒットするよう、求職活動の行動パターンを徹底的に分析し、それをもとに求職者の目に留まるような広告をつくり込んでいます。次に「選ばれる」ため、当社のカスタマーサクセス担当が、応募受付後すぐ求職者へ連絡し、潜在ニーズをヒアリングしたうえで、企業の魅力を伝える営業的なアプローチを徹底しています。こうした業務は、標準化・マニュアル化することで再現性を高めているため、多くの採用活動を成功に導いています。さらに、顧客の満足度も5点満点中4点台後半を獲得しており、当社の採用支援には確かな価値があると自負しています。

―チームの強みはどこにあると考えていますか。

 顧客を単なる支援先ではなく「パートナー」と呼び、その事業成長を、メンバー一人ひとりが自分ごととしてとらえられる意識にあると思います。こうした組織風土は代表の中野や取締役の安藤を中心に築き上げてきた当社の強みそのものです。加えて、私たちは現状維持ではなく、つねに挑戦を選ぶことを是としており、誰もが「理由なきNO」を口にすることはありません。そのため、つねに前進し続けられるのです。

―今後の取り組みについて聞かせてください。

 代表が掲げた「企業価値向上支援」事業に向け、採用を単なる目的ではなく「企業の未来をつくる入り口」ととらえ、RPOで築いた信頼関係を基盤に、定着支援や原資創出など、P/LとB/Sを見すえた経営課題の解決へと支援領域を広げていきます。
PROFILE プロフィール
中野 仁貴(なかの まさき)プロフィール
1992年、兵庫県生まれ。京都産業大学を卒業後、カンボジアにて起業。その後、ベトナム人材の受け入れ支援・貿易業を行うジェイビス株式会社に入社。Indeed Japan株式会社での関西拠点立ち上げを経て、2019年にMASTER key株式会社を設立。現在に至る。
企業情報
設立 2019年11月
資本金 500万円
売上高 9億1,000万円(2026年12月期見込み)
従業員数 40名(インターン含む)
事業内容 ワンストップ型採用支援事業 (採用代行)、未経験人材転職エージェント事業、AX/DX支援事業 (システム導入・業務効率化ツール開発)など
URL https://master-key.co.jp/
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