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著名起業家インタビュー

SBIホールディングス株式会社 代表取締役 北尾 吉孝

著名起業家ベンチャーこそ、ルールブレイカーたれ

SBIホールディングス株式会社 代表取締役 北尾 吉孝

いま日本経済人の倫理観の欠如に警鐘を鳴らし続けている一人の男がいる。財界の憂国の士、北尾吉孝だ。北尾は、野村證券で“伝説の証券マン”としてその名を轟かせ、ソフトバンク入社後はグループ総帥の孫正義の軍師として辣腕を振るった男である。そして今年8月には、北尾率いるSBIホールディングスは、孫正義率いるソフトバンクグループとその資本関係を完全に解消した。その北尾に、ベンチャーとは、経営者とは、はたまた孫正義についてまで聞いてみた。

※下記はベンチャー通信24号(2007年3月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―北尾さんは、ベンチャー企業に投資する時、どのような点で会社を見極めるんですか?

北尾:僕は必ず社長面談をします。その会社のビジネスモデル以上に、まず社長自身がどんな人物なのかをきちんと見る。どんなにビジネスモデルが優れていても、社長が"志"のない人物だったら、絶対に投資はしない。

―人物のどこを見るんですか?

北尾:人物を見極めるのは非常に難しい。でも一つ言えるとしたら、直感ですかね。第一印象から来る直感。なんとなく胡散臭い人だとか、誠実そうな人だというような直感ですね。「論語」の中で孔子が、人を見抜く方法として「視・観・察」の3つをあげています。「視」とは、その人の行動を観察すること。「観」とは、その人の行動の動機を調べること。どういう動機でその人はそういう行動を取るのか。そこを把握する。そして最後の「察」とは、その人がその行為に満足しているかどうかを知るということ。
 つまり、まずじっくりとその人の行動を観察し、その上でその行動の動機を考える。そして最後に、その人の終極の目的が何だったのかを考えてみる。起業家の場合だと、特にこの「観」が大事ですね。つまり、なぜ起業したのかということです。世俗的な成功のために会社を起こしたのか、それとも世のため人のために会社を起こしたのか。この違いは大きい。

 成功する起業家は、みんな"志"を持っている。"志"は、"野心"とは違う。野心は自分自身のためだけで、志というのは世のため人のためなんです。志をきちんと持って、人間的魅力がある人なら、能力的に優秀な人でなくても起業家として成功できます。なぜなら有能な人材が、その志に共感して自然と集まってくるからです。だから起業家に一番大事なのは、純粋な志を持っているかどうかということです。

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