AXIA Marketing(アクシアマーケティング)株式会社代表取締役　金田大樹

Sponsored AXIA Marketing(アクシアマーケティング)株式会社

国内外でプラント関連事業などを展開する日揮グループにおいて、グループ全体の戦略立案や経営管理を担う日揮ホールディングス。急速な事業拡大を図るグループの新たな事業を検討する際に、同社の投融資部門に所属する中西氏が情報収集を依頼したのがAXIA Marketing(アクシアマーケティング)だ。依頼した経緯や調査の内容、調査結果の活用方法などについて、AXIA Marketing(アクシアマーケティング)代表の金田氏を交えて聞いた。

独力で手に入る情報だけでは、適切な戦略立案が難しかった

―AXIA Marketing(アクシアマーケティング)に調査を依頼した経緯を教えてください。

中西：当グループは、2020年度に4,339億円だった売上高を2025年度に8,000億円まで拡大する目標を掲げており、この5年間で総額2,000億円を戦略的に投資する計画を立てています。その一環として、ある分野で特定の企業との提携を検討していたのですが、独力で得られる情報には限界があり、適切な戦略立案が難しい状況に。検討段階では予算が限られているため、どうにか費用を抑えつつ必要な情報を得る方法はないかと頭を悩ませていました。そうしたなか、以前から面識のあった金田さんから聞いた「AXIA Marketing(アクシアマーケティング)は調査に特化しているので、戦略コンサルティング会社よりも割安で必要な情報を提供できる」という話を思い出したのです。すぐに金田さんにコンタクトをとり、具体的な調査内容を提示したうえで、調査費用の見積もりを出してもらいました。

―どういった内容の調査依頼だったのでしょう。

金田：提携を検討している国内のある企業について、強みのある事業分野や事業展開の実態を知りたいというものでした。特に海外での事業展開について詳しく知りたいということでしたので、海外にある当社独自のネットワークの強みを発揮できると感じました。また、提携を進めるかどうかを決めかねている段階ということで、まさに我々のような調査会社の出番だと思いました。

中西：調査に関する見積もり内容を確認したところ、費用に十分に見合う調査結果を得られると判断し、依頼することに決めました。見積りでは、どういった情報を得られるのかをまとめた資料提供してもらえたので、安心して依頼することができました。また、「こういった情報もあったほうがいいのでは」とプロの目線で調査内容をブラッシュアップしてくれた点は心強かったですね。

顧客への有益な情報提供へ、調査の途中経過も密に共有

―実際に調査を依頼してみての感想は、いかがでしたか。

中西：調査期間は2ヵ月ほどでしたが、その間に密なコミュニケーションをとってもらえた点がすごく助かりました。というのも、調査の途中経過を細かく知らせてもらえたので、追加調査を依頼したり、既に得られた情報を基に事業戦略の検討を進めたりすることができたからです。また、匿名性を保ったまま調査を進めてもらえたので、当社の動向を外部に知られるリスクがない点も安心でした。

金田：情報提供者の匿名性を守るために具体名は明かしていませんが、各調査項目について、調査の日程や手法、結果などについて、逐一報告するようにしました。加えて、それまでに得られた調査結果も踏まえて、中西さんと密にコミュニケーションをとりながら、以降の調査内容をさらにブラッシュアップしていきました。クライアントにとって満足のいく調査結果を提供することこそが、我々の存在意義だと考えています。

公開情報ではわからない、企業の実態が判明

―調査で得られた情報は、どのように活用したのでしょう。

中西：調査してもらった企業は、たとえば、公開情報では海外事業にかなり力を入れているように見えたのですが、実際はそうではないことがわかりました。海外実績が少ない彼らにとって、80ヵ国で事業を行ってきた当社の海外での実績は、魅力的に映る可能性があります。そこで、先方へ提携を提案する際には、海外事業における当社の強みをアピールポイントの1つにすることにしたのです。それは当初は想定していなかったことであり、事業戦略の根幹にかかわる部分でもあったので、調査を依頼してよかったと本当に思いました。そのほかにも、対象企業のサービス内容を調べるだけではなく、市場競争力の分析まで行ってくれるなど、得られた情報の深さは驚くほどの内容でした。

金田：調査には、当社が独自に構築したネットワークを存分に活用しました。協力者と一定の関係性ができているため、飛び込みで調査する場合よりも踏み込んだ話を聞くことが可能なのです。加えて、英語や中国語、韓国語などを話せる当社の調査員が、取材相手と直接コミュニケーションを取りながら調査を進められる点も強みです。そういった取材ノウハウやネットワークがあるからこそ、ホームページなどの公開情報では一見きれいに書かれている内容についても、裏話としてフラットに実情を取材相手から共有してもらえるのだと考えています。

―今後、AXIA Marketing(アクシアマーケティング)には、どういったことを期待していますか。

中西：事業戦略を練る際のパートナーとして、引き続き協力をお願いしたいです。初めて調査を依頼した今回の結果が非常に満足のいくものだったので、実はすでにリピートもしています。新たな事業展開について、事前に確かな情報に基づく検討を行えるようになったことは、非常に価値のあることだと思います。

金田：新規事業や異業種参入を検討する企業から、「普段接点のない業態から的確な情報を得たい」「公開情報が少ないニッチな市場を細かい粒度で分析したい」「新製品開発に向けたニーズ仮説を検証したい」といった要望をいただく機会は増えています。日揮グループさんも含め、さまざま企業の新たな挑戦を我々の「情報提供力」で後押ししていきたいです。

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PROFILE プロフィール

金田大樹（かねだたいき）プロフィール

1992年、奈良県生まれ。2015年に青山学院大学を卒業。鉄鋼専門商社や株式会社ネオキャリアのフィリピン現地法人での勤務を経て、リサーチ事業にて起業。中堅から大手調査会社やコンサルティング会社のリサーチのプロジェクト管理や、スタートアップ企業の営業責任者として支援を行った。2022年、AXIA Marketing(アクシアマーケティング)株式会社を設立し、代表取締役に就任。

中西啓（なかにしけい）プロフィールプロフィール

1974年、兵庫県生まれ。1999年に東京大学大学院を修了後、日揮株式会社へ入社。オイル・ガスプラント設計のエンジニア職や発電事業の事業開発営業職を経て、2021年より現職。

AXIA Marketing(アクシアマーケティング)株式会社企業情報

設立	2022年6月
資本金	100万円 (2023年12月現在)
従業員数	11名 (業務委託契約者を含む / 2023年12月現在)
事業内容	国内外の市場調査ならびに戦略立案支援
URL	https://axiamark.com/

日揮ホールディングス株式会社企業情報

設立	創立 : 1928年10月
資本金	237億3,317万円 (2023年3月31日現在)
売上高	6,068億9,000万円 (連結・2023年3月期)
従業員数	7,876名 (2023年3月31日現在)
事業内容	日揮グループの戦略立案および事業会社の統括管理など
URL	https://www.jgc.com/jp/

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