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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社Orlok 代表取締役社長 待井 良介

セールスプロモーションを軸に多角化を図るベンチャートップの確信

社員と顧客に広がる「信頼の連鎖」こそ、当社の「成長の原動力」です

株式会社Orlok 代表取締役社長 待井 良介

社員や顧客との信頼の輪を広げ、自社の飛躍的な成長につなげているOrlok。ここでは、代表・待井氏の参謀役として経営や人材育成を実務面から支える副社長の延島氏に取材。急成長の陰で果たしてきた役割や、社員との向き合い方について、同氏に聞いた。
株式会社Orlok
取締役 副社長
延島 廉のぶしま れん
2001年、茨城県生まれ。2022年4月、広告代理店に入社。その後、スタートアップ企業を数社経験。2023年4月に副業でOrlokにかかわり、2024年4月に株式会社Orlokに正式入社し、取締役に就任。

社員一人ひとりの夢を支える、ヒアリングによる伴走型育成

―Orlokでは、どのような役割を担っていますか。

 代表の待井が描いた夢を、事業として成立させ、売上と利益を創出し続けることです。その根幹にあるのが、創業以来変わらない「お客様にとって、都合の良いパートナー」という理念です。世の中には特定の事業に特化した企業が増え、顧客が本当に求める「手間のかかる細かいこと」を一手に引き受ける存在が減っています。だからこそ我々は、事業の細部にいたるまで伴走することを意図して「都合よく使ってください」と言い続け、たとえ門外漢な新規事業であっても地道な信頼を積み上げてきました。このように当社は、待井が語る理念やビジョンという「夢」を、社員が実際に動いて利益という「現実」に変えていくことで、大きくなってきました。いわば私は、その先駆者であり、夢を現実にする方法を社員一人ひとりに伝えています。

―社員全員が、待井さんの「都合の良いパートナー」でもあるのですね。

 そう聞こえるかもしれませんね(笑)。でも実際には、社員は代表の夢だけでなく、それぞれ自身の夢に向かってしっかりと進んでいます。当社では、入社前から人材と徹底的にヒアリングして、それぞれの目標を設定し、そこにいたるまでに必要な経験や道のりといった最短経路を設計します。入社後も定期的にゴールを見直し、つねに伴走しながら本人の目標を本気で叶えられる環境を整えています。社員の夢に寄り添う姿勢は、2期目は「離職率0%」という結果にも表れました。

小さな組織だからこそ、叶えられる夢がある

―そうした伴走型の人材育成をするうえで、延島さんはどういったことを重視していますか。

 社員と「本音」で向き合うことですね。きれいごとの目標や、外から見栄えのするキャリアプランではなく、心の底から「こうなりたい」と思える本音がなければ、途中で苦しくなったときに走り続けられません。だから私は、どんなに突拍子もなく聞こえる夢でも「それならどうすれば近づけるか」を一緒に考えます。「新規事業を立ち上げたい」「社長になりたい」なんて大きなことでも構いませんし、自分でも笑ってしまうような目標でもいい。大事なのは、その人が自分の言葉で語った思いであることです。そうした本音を受け止め、現実のステップに落とし込みながら、達成まで共に走り抜く。それがOrlok流の育成だと思っています。

―新たな活躍の場を探している若者にメッセージをお願いします。

 採用は、企業が一方的に選ぶものではなく、「お互いに選び合う」プロセスだと考えています。大きな組織では叶えられなくても、当社でなら実現できる夢があるはずです。まずは気軽に門を叩いて、みなさんの「本音の夢」を聞かせてください。ぜひ、その夢の実現に寄り添わせてください。
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