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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社Orlok 代表取締役社長 待井 良介

セールスプロモーションを軸に多角化を図るベンチャートップの確信

社員と顧客に広がる「信頼の連鎖」こそ、当社の「成長の原動力」です

株式会社Orlok 代表取締役社長 待井 良介

代表の待井氏が示す理念、副社長の延島氏が築く人材育成の仕組み。それを実際の事業現場で推進し、仲間と顧客をつなげているのがセールスプロモーション事業部部長の田上氏である。営業の現場で磨いてきた、「人」と向き合う姿勢について、同氏に語ってもらった。
株式会社Orlok
セールスプロモーション事業部 部長
田上 斗輝たがみ とき
1994年、東京都生まれ。通信業界で営業部を経験。2025年3月、株式会社Orlokに入社し、営業部長に就任。2025年より現職。セールスプロモーション事業部を統括。

すべての「人」を大事に、関係性のバランスをとる

―Orlokに参画した経緯を教えてください。

 Orlokとは、もともとパートナー企業として仕事の斡旋や人材の提供を相互に行う関係でした。当時のOrlok側の担当が副社長の延島で、一緒に「月1,000万円の売上をつくろう」と目標を追ううちに、違う会社にいるのにまるで同じチームの仲間のような感覚になっていったんです。プライベートでも親交を深めるなか、代表の待井や延島の、仲間やパートナーに寄り添う「人柄」に強く惹かれるようになりました。そのうち、ごく自然に「この人たちと一緒に会社を大きくしたい」と思えたのが入社の決め手です。

―入社から1年ほどで営業部長になるため、どのような努力をしたのでしょうか。

 自分で言うのは恥ずかしいのですが、やはり営業として「稼ぐ」ことを徹底してきたからだと思います。待井や延島が語る夢や、社員一人ひとりの目標を「お金がないからできない」とあきらめてほしくありません。そのために、クライアントには収支バランスを考えた提案をし、「都合の良いパートナー」でありながら会社の利益も確保するように心がけています。こうしたバランス感覚は、相手の考えを察し、求めているものを満たす――営業としてつねに「人を大事にする」姿勢から鍛えられてきたものです。

 そしてもう一つ、私が昔から大切にし、会社選びの軸にしてきたのは、「どんな仲間と働くか」ということです。

仲間の「やりたい」が叶えば、会社は自然と成長する

―詳しく聞かせてください。

 私にとって「人」とは、単に一緒に働く同僚ではなく、「やりたい」という意志を持って前に進もうとする存在です。そういう人と一緒に走れば、自分自身も自然と引き上げられるし、逆にその仲間を支えたいという気持ちも生まれます。だからこそ、大企業で方向性の違う人たちと横並びになるよりも、たとえ小さな規模でも、同じ目標に向かって全力で走れる環境を選んできました。

 Orlokはまさにそうした場で、紹介で入ってきたメンバーもすぐに輪に溶け込み、「この仲間とならがんばれる」と思える雰囲気があります。それは単なる仲良しではなく、本気で互いを応援し合う関係性です。私自身も「この仲間のために成果を出したい」と心から思える。そうした関係性こそが、会社を強くし、自分を成長させてくれるのだと思います。

―今後は「仲間」とともに、どのように会社を大きくしていきたいですか。

 まずは「都合の良いパートナー」を体現し、クライアントに寄り添うこと。それと同時に社内のメンバーを大事にし、相互に個々の夢を支え合うこと。今後、こうした思いを持つ仲間が増えれば、その文化はさらに強固なものになっていくはずで、それは多くの「やりたい」が実現していく道程でもあるはずです。私たちの「やりたい」が実現すれば、Orlokは自然と大きくなっていると確信しています。
PROFILE プロフィール
待井 良介(まちい りょうすけ)プロフィール
1993年、茨城県生まれ。東洋大学を卒業後、大手通信企業の人事部、IT系営業部、広告代理店営業部を経験。2023年に合同会社Orlok(現:株式会社Orlok)を設立し、代表取締役社長に就任。
企業情報
設立 2023年4月
資本金 100万円
売上高 1億円(2025年3月期)
従業員数 20名
事業内容 セールスプロモーション事業、経営コンサルティング事業、アウトソーシング事業、システム制作事業
URL https://orlok.co.jp/
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