INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
今後4年間に150億円を投じ、ネットの未来をリードする上場ベンチャー
会社は事業創造のプラットフォーム。 新ビジネス立ち上げの機会を提供する
株式会社オプト 代表取締役社長 CEO 鉢嶺 登
※下記はベンチャー通信55号(2013年12年号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
オプト社内からエキスパートが集まり、Webマーケティングのあらゆる課題に対し、解決策を提供する新たな組織。それがデジタル統合マーケティングユニット(IDM)だ。このユニットでは「Webマーケティング全般に精通するエキスパートの育成」という、同社初の試みにも取り組んでいる。部長の羽田氏に、ユニットのミッションや自身のキャリアなどについて聞いた。
各部署からエキスパートが結集
―デジタル統合マーケティングユニット(IDM)のミッションを教えてください。
各分野のプロを集めてWebマーケティング全般に対応できる組織となることです。多様なノウハウを共有・融合し、会社全体の対応力を強化していく。マーケティングディレクター、パフォーマンスメディア・コンサルタントなど、オプト内の各部署から専門職が集まっています。
もうひとつのミッションは、Webマーケティング全般に精通しているエキスパートの育成です。クリエイティブにもメディアにも知識とノウハウをもち、さまざまなアイデアを出し顧客の要望に応える。現在のWebマーケティング市場に少ない、付加価値の高い人材をいち早く育成していきます。
もうひとつのミッションは、Webマーケティング全般に精通しているエキスパートの育成です。クリエイティブにもメディアにも知識とノウハウをもち、さまざまなアイデアを出し顧客の要望に応える。現在のWebマーケティング市場に少ない、付加価値の高い人材をいち早く育成していきます。
自ら手を挙げキャリアをつくりだす
―そもそも、なぜ羽田さんはオプトに入社したのですか。
大学4年生のころは広告業界を志望しており、代理店など数社から内定をもらっていました。
そんなとき当社の説明会に出席したのですが、豪華なホテルで開催される他社の説明会とは違い、会場はオフィスの地下の質素な会議室。そこへ社長の鉢嶺が現れてペコリと頭を下げてから、気さくに話を始める。
これまでの経験や実績ではなく、人となりを重視する面接も受けました。背伸びする必要がない、自分にぴったりの会社だと思いましたね。
そんなとき当社の説明会に出席したのですが、豪華なホテルで開催される他社の説明会とは違い、会場はオフィスの地下の質素な会議室。そこへ社長の鉢嶺が現れてペコリと頭を下げてから、気さくに話を始める。
これまでの経験や実績ではなく、人となりを重視する面接も受けました。背伸びする必要がない、自分にぴったりの会社だと思いましたね。
―入社から現在までのキャリアを教えてください。
1年目からSEM(Search Engine Marketing)コンサルタントとして仕事をしてきました。4年目でリーダー、5年目で部長、6年目ではSEMとメディアを統括する50人規模の組織の本部長。すべて自ら手を挙げてきました。今回も「新しい組織をつくろう」と提案し、実現させたのです。
SEMコンサルタントは数字と戦う、精神的にも体力的にも厳しい仕事。半面、長年続ければ、お客さまに頼りにされ、指名されるようになるものです。上司より業務に精通し、市場価値も上がります。実際、20代で年上のお客さまに頼りにされ、大きなやりがいを感じましたね。
SEMコンサルタントは数字と戦う、精神的にも体力的にも厳しい仕事。半面、長年続ければ、お客さまに頼りにされ、指名されるようになるものです。上司より業務に精通し、市場価値も上がります。実際、20代で年上のお客さまに頼りにされ、大きなやりがいを感じましたね。
―印象に残っている出来事はありますか。
入社1年目から担当し続けたクライアント企業を、昨年部下に引き継ぎました。その際、歴代のご担当者全員から、仕事の思い出が書かれた寄せ書きをいただいたんです。6年間の企業成長の軌跡と、私たちの日々の地道な努力を全部まとめてくれました。以前の担当者は部署や会社が変わっていたのですが、全員から集めてくれて。仕事で泣いたのは、あれが初めてでしたね(笑)。
―キャリアについて、若い読者にメッセージをお願いします。
私は1年目にSEMコンサルタントとして配属され、ここまで歩んできました。今はその経験を活かし、マーケティングディレクターとしてより幅広い課題解決に携わっています。振り返ってみると、最初に進んだ道は間違っていなかった。顧客とのコミュニケーションやメンバーのマネジメントなど、思いもよらないスキルが身についたからです。
学生時代はせまい視野のなかで興味のあることを探し、漠然とやりたいと思っているだけかもしれません。まずは社会から求められることをやり抜いてください。そうすれば本当に自分を活かせるフィールドが見えてきます。オプトなら、現在は想像もできない領域まで自分の可能性を広げられるでしょう。
学生時代はせまい視野のなかで興味のあることを探し、漠然とやりたいと思っているだけかもしれません。まずは社会から求められることをやり抜いてください。そうすれば本当に自分を活かせるフィールドが見えてきます。オプトなら、現在は想像もできない領域まで自分の可能性を広げられるでしょう。
PROFILE
プロフィール
鉢嶺 登(はちみね のぼる)プロフィール
1967年、千葉県生まれ。1991年に早稲田大学商学部を卒業後、森ビル株式会社に入社。1994年に米国で発展していたダイレクトマーケティング事業を日本で展開するため有限会社デカレッグス(現:株式会社オプト)を設立、代表取締役社長に就任。2000年に広告効果測定システム「ADPLAN」(アドプラン)を開発、販売開始。顧客から高い支持を得た。2004年にジャスダック上場。2013年に東証一部上場。著書に『ビジネスマンは35歳で一度死ぬ』(経済界)がある。
企業情報
設立 | 2015年4月1日 |
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事業内容 | eマーケティング事業 |
URL | http://www.opt.ne.jp/ |
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