INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
目指すは「エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための会社」
継続経営はもちろん大事。もっと大事なのは「人財」です
株式会社ウェブフロンティア 代表取締役 村上 健太
Sponsored 株式会社ウェブフロンティア
IoT、AI、ブロックチェーン、DX推進サポート、アプリ開発などをメインに成長を続けているウェブフロンティア。同社代表の村上氏は、もともとエンジニア出身。だからこそ、「エンジニアの気持ちがよくわかる」のだという。独自の経験からたどり着いた、同氏ならではの経営観やビジョンなどを聞いた。
※下記はベンチャー通信67号(2017年4月号)から一部抜粋し、加筆しています。
じっくり時間をかけて、一緒にキャリアプランを練る
―村上さんが経営をしていくうえで大事にしていることはなんですか。
「人財を大切にする」ですね。これは創業以来、変わらず大切にしている経営理念です。
具体的には、まずはエンジニアのメンバーに対してヒアリングを行い、本人の希望するキャリアや志向性を確認。それに見合った案件をアサインするようにしています。希望する分野のスキルがまだなくても、意欲さえあれば「一年一年こうしたスキルを身につけていきましょう」と、双方が合意したうえでキャリアプランを練っていきます。
面接でもじっくり話しますし、入社後も定期的に話し合う機会を設け、時間をかけてすりあわせをします。IoT、AI、ブロックチェーン、DX推進サポート、アプリ開発など、創業以来、18年間で培われた多岐に渡る分野への開発経験を活かし、幅広いニーズに応えることができます。また、リモートワークを積極的に取り入れたり、「家から近いところで働きたい」「できるだけ家族との時間をつくりたい」といった多様な要望もできるだけ叶えるようにしたりしています。
そのおかげで、最近では多くのエンジニアが入社し、会社もメンバーも成長を続けています。
具体的には、まずはエンジニアのメンバーに対してヒアリングを行い、本人の希望するキャリアや志向性を確認。それに見合った案件をアサインするようにしています。希望する分野のスキルがまだなくても、意欲さえあれば「一年一年こうしたスキルを身につけていきましょう」と、双方が合意したうえでキャリアプランを練っていきます。
面接でもじっくり話しますし、入社後も定期的に話し合う機会を設け、時間をかけてすりあわせをします。IoT、AI、ブロックチェーン、DX推進サポート、アプリ開発など、創業以来、18年間で培われた多岐に渡る分野への開発経験を活かし、幅広いニーズに応えることができます。また、リモートワークを積極的に取り入れたり、「家から近いところで働きたい」「できるだけ家族との時間をつくりたい」といった多様な要望もできるだけ叶えるようにしたりしています。
そのおかげで、最近では多くのエンジニアが入社し、会社もメンバーも成長を続けています。
―なぜそこまで人財を大切にしたいと考えているのでしょう。
単純な話です。かりに私がエンジニアとして働いていたら「イヤだな」と思うことをやる会社にしたくはなかったのです(笑)。
たとえばリーマン・ショックが起こった際、経営状態が厳しくなるなか、リストラはもちろん、誰ひとり給与を下げることもしませんでした。なぜなら、人財を大切にしているからにほかなりません。だってイヤじゃないですか。創業から6年半、私も技術者として現場の前線で戦い、社員の仕事ぶりを間近で見ていたのに「ホントにごめん。不景気で単価が下がったから、来月から給与2万円減らしていい?」なんて、お客さま都合だとしてもとても言えませんでした。おかげでみんなのがんばりもあり、苦しい時期をなんとか乗り切れました。
経営者は「会社の存続を第一に優先しなければならない」という考え方も当然あります。先輩経営者から「甘い」とご指摘を受けることもありました。しかし、これはウェブフロンティアを創業した私の責任において、「自分のやり方でやらせてほしい」のです。
この想いは、私が現場で培ったエンジニア経験に基づいています。
たとえばリーマン・ショックが起こった際、経営状態が厳しくなるなか、リストラはもちろん、誰ひとり給与を下げることもしませんでした。なぜなら、人財を大切にしているからにほかなりません。だってイヤじゃないですか。創業から6年半、私も技術者として現場の前線で戦い、社員の仕事ぶりを間近で見ていたのに「ホントにごめん。不景気で単価が下がったから、来月から給与2万円減らしていい?」なんて、お客さま都合だとしてもとても言えませんでした。おかげでみんなのがんばりもあり、苦しい時期をなんとか乗り切れました。
経営者は「会社の存続を第一に優先しなければならない」という考え方も当然あります。先輩経営者から「甘い」とご指摘を受けることもありました。しかし、これはウェブフロンティアを創業した私の責任において、「自分のやり方でやらせてほしい」のです。
この想いは、私が現場で培ったエンジニア経験に基づいています。
「ボーナスで返すから」友人に借りた飲み代3,000円
―どのような経験ですか。
前職ではさまざまな経験を積むことができ、エンジニアとしては充実していました。なので、前の会社には感謝しています。ただ、業務が忙しいにもかかわらず、収入が少なくて。月に300時間働いても、残業代がなかったのです。
25歳の当時は結婚して、子どもが生まれたばかり。この年代は私を含め、飲みに行く友人も多いと思うのですが、たまに飲みに行くにもお金がないので「ボーナスで返すから」と友人に飲み代の3,000円を借りることも。いくら技術力が身につく環境でも、ツラい側面があったのです。ある意味、私の「闇歴史」ですね(笑)。
だからこそ、社員にはそういう思いをさせたくないというのがあるのです。やりがいや働き方、給与などの面で、できる限りエンジニアの希望にそえられるように配慮したいのです。
25歳の当時は結婚して、子どもが生まれたばかり。この年代は私を含め、飲みに行く友人も多いと思うのですが、たまに飲みに行くにもお金がないので「ボーナスで返すから」と友人に飲み代の3,000円を借りることも。いくら技術力が身につく環境でも、ツラい側面があったのです。ある意味、私の「闇歴史」ですね(笑)。
だからこそ、社員にはそういう思いをさせたくないというのがあるのです。やりがいや働き方、給与などの面で、できる限りエンジニアの希望にそえられるように配慮したいのです。
ウェブフロンティア・グループとして、さまざまな新規事業を立ち上げていく
―今後のビジョンを教えてください。
ウェブフロンティア・グループとして、さまざまな新規事業を手がけるグループ会社を立ち上げていきます。実際に、2021年2月22日、教育研修事業、新規事業創出に向けたR&Dを行う株式会社ユーミリアを、2021年3月31日、自社プロダクトである調剤薬局向けのPOSレジ『レジポン』の販売、開発、保守運用を行う株式会社GOOD EFFECTを設立しました。
今後、ウェブフロンティア・グループはIT技術を通じ、システム開発のみならず、さまざまな自社プロダクトの開発・販売・運用、教育研修事業・研究開発事業、システムコンサルティング事業をグループ会社として設立し、ワンストップでお客さまおよび社会に貢献できるグループ会社として成長していきます。
ウェブフロンティア・グループでは、社員一人ひとりがシステム開発のキャリアだけではなく、新規事業の提案や立ち上げ、運営などに携わるなど、設立された新会社の会社経営も経験することができ、さまざまな経験を積める環境を創り続けていきます。
「人財を大切にする」を企業理念とし、「安心して楽しく働ける環境、定年退職を迎えられる組織創りをしていく」を大切にしている当社において、安定した雇用を実現させるためにも、つねに時流に乗った新しい事業を創出していくグループ会社として成長させていきます。
今後、ウェブフロンティア・グループはIT技術を通じ、システム開発のみならず、さまざまな自社プロダクトの開発・販売・運用、教育研修事業・研究開発事業、システムコンサルティング事業をグループ会社として設立し、ワンストップでお客さまおよび社会に貢献できるグループ会社として成長していきます。
ウェブフロンティア・グループでは、社員一人ひとりがシステム開発のキャリアだけではなく、新規事業の提案や立ち上げ、運営などに携わるなど、設立された新会社の会社経営も経験することができ、さまざまな経験を積める環境を創り続けていきます。
「人財を大切にする」を企業理念とし、「安心して楽しく働ける環境、定年退職を迎えられる組織創りをしていく」を大切にしている当社において、安定した雇用を実現させるためにも、つねに時流に乗った新しい事業を創出していくグループ会社として成長させていきます。
―エンジニアやエンジニアを目指す学生にメッセージをお願いします。
当社では、営業、人事、人財採用などの各セクションも含め、社員のほとんどがエンジニアの経験があります。エンジニアが中心の組織であるため、エンジニアの気持ちがわかりますし、できるだけやりたいことをさせてあげたいという一貫とした考えがあります。ただ、いったんコミットしたことは責任をもって取り組んでもらいます。逃げずにやりきることが成長につながり、それが新たなキャリアを拓くことになるのですから。
当社に、夢や希望、情熱をぶつけてほしい。そんな想いを受け止められる、「エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための会社」をみんなで創っていきたいと考えています。
当社に、夢や希望、情熱をぶつけてほしい。そんな想いを受け止められる、「エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための会社」をみんなで創っていきたいと考えています。
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