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IT業界の起業家インタビュー

株式会社レグルカセ 代表取締役 冨岡 一輝

IT教えあう文化と独自の教育体制で、会社はもっと成長できる

株式会社レグルカセ 代表取締役 冨岡 一輝

エンジニア人材の技術提供を主軸とするレグルカセは今年、9期目に突入。直近3年は倍増ペースで業容を拡大し、社員数約300名、売上は14億円に迫る。未経験者からベテランまでが、壁なく情報とスキルを共有しているのが同社の特徴だ。同社代表の冨岡氏に、人材育成への考えや今後のビジョンなどを聞いた。

※下記はベンチャー通信78号(2020年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

ヨコのつながりを、強固にする取り組みを実行

―事業内容を教えてください。

 技術課題がある企業に対し、エンジニアの技術を提供する事業を主軸にしています。時代が進むにつれ、技術課題はつねに変化するもの。その変化に対し、柔軟に対応できる体制を目指しています。なかでも、今期はとくに「育成」に力を入れています。

―なぜ「育成」に注力するのですか。

 理由はふたつあります。ひとつは、顧客ニーズに対応できないことをひとつずつでも減らしていくためです。こうした方針は、社員にとってもスキルの幅が広がることになり、やりがいにつながることだと思います。もうひとつは、人が成長する瞬間、間近にいるのがとてもすばらしいことだからです。

 日々が試行錯誤の繰り返しですが、どんな人でも成長できるきっかけをつくれる組織になるよう、教育のカタチをつくっています。

―具体的に教えてください。

 「社員がいかに興味をもってくれるか」ということを考えながら、環境づくりに取り組んでいます。わからないことなどがあったとき、あまり親しくない人だと、相談するのを控えますよね。逆に話しやすい人や親しい人なら相談しやすい。そこで、社員同士が接点をもてる場として、サークル活動を推奨しています。こうした活動を通じ、社員間のコミュニケーションが増えることで、社内におけるヨコのつながりが強固になり、それぞれが仲間に対し、親身になる。だからこそ、誰とでも本音で話せる。それがレグルカセなのです。そうしたなかでいま、新たな取り組みを行っています。

経験者が教えることで、スキルの底上げを実現する

―それはなんでしょう。

 「本気の教育」です。未経験で入社した社員向けの基礎研修はもちろんですが、これからは経験者向けの2次研修にも取り組んでいきます。じつは、ITの基礎を身につけてから、次のキャリアに迷う社員が多くいたのです。まだ自分が経験していない領域のため、「どんなキャリアパスがあるのか」「なにから取り組めばいいのか」と、不安になってしまう。その不安を取り除くために行っていることが、「経験者から教えてもらうこと」です。

―ヨコのつながりが強固になったからこそ、それが実現できるのですね。

 ええ。手に職をつける職種のため、自身での勉強も大事ですが、独学では限界があります。わからなくなったとき、しっかりと教えてくれる先輩がいる。この“教えあう文化”が根づいたことで、未経験者でもIT資格を取得できたり、目標が明確になった社員も多くいます。教育内容は、現場で活躍するエンジニアが決めるため、必要とされる技術を見失うこともありません。

―教えあうことが、いちばんの教育につながるということですか。

 はい。レグルカセには、教えてくれる先輩、なにを教育するべきなのか考えてくれる先輩、親身になって話を聞いてアドバイスをくれる先輩、いろいろな社員がいます。私も含め、メンバーが創業時から一人ひとりと真剣に向き合ってきたからこそ、他社にない文化ができあがりました。最近では、そうした文化に共感し、社員からの紹介で入社してくれる方も増え、メンバー全体の10%が紹介による入社になっています。

自身の経験から決意した“壁”のない組織づくり

―なぜそこまで社内の環境づくりや教育にチカラを入れるのですか。

 私の実体験が根底にあります。前職での私は、社会人経験がほとんどなかったこともあり、自分自身の仕事をこなすだけで精一杯でした。そんな私に変わるきっかけをくれたのが、前職の社長や仲間たちでした。「スターはいらない。全員が成長できる組織にしたい」。当時の社長から向けられた言葉は、いまでも心に残っています。起業するにあたり、私は「誰もが意見を自然に交換できる環境にしたい」と決意しました。それを追求し続けることが、会社の発展につながる。そう確信しています。

―ベンチャー企業に興味のある若手にメッセージをお願いします。

 当社は、技術の進化に振り回されない市場価値の高いエンジニアをひとりでも多く育成し、そのエンジニアを強力にサポートする営業を育成することで、どんなクライアントにも対応できる強固な体制の構築を目指していきます。未経験者でもゼロから教育しますので、少しでもITに興味があるなら応募してほしいですね。

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