INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
「日本一の営業力」を目標に急成長中の不動産ベンチャー
関わる相手の「無限の可能性」を、引き出せる存在でありたい
株式会社RERISE 代表取締役 田口 大志
Sponsored 株式会社RERISE
「営業力」を武器に、1,000億円企業への展望を掲げるRERISE。創業以来の成長を続け、4期目を迎えた今がまさに、その基盤をつくり上げる時期にある。その同社において、社内で組織運営上の仕組みづくりを担っているのが、代表の田口氏とともに、RERISEの創業に関わった専務取締役の堀越氏だ。ここでは、両氏による対談を実施。会社づくりで貫いてきた想いや、今後の将来ビジョンなどについて語ってもらった。
※下記はベンチャー通信84号(2022年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
頑張った人が報われる制度、頑張った人を称賛する文化
―堀越さんは前職での田口さんとの縁から、RERISEの設立に参画したそうですね。
堀越:はい。私は前職時代に田口の部下で、たくさんの指導を受けてきました。当時、私は勤退も乱れ、ルールも守れない問題児でしたが、多くの方々の導きで営業の楽しさを知り、成長することができました。田口とRERISEを設立する時に思い描いていたのは、私のような体験を若い人材にもしてもらえるように、関わる人の潜在能力を引き出せる組織でありたい、そして「営業が一番輝ける会社」でありたいということでした。
田口:堀越と同様、私自身も大学卒業後は転職を繰り返し、やっとたどり着いた仕事が不動産営業でした。ですから、我々には、不動産とか営業というものに「救われた」という想いがあるんです。
田口:堀越と同様、私自身も大学卒業後は転職を繰り返し、やっとたどり着いた仕事が不動産営業でした。ですから、我々には、不動産とか営業というものに「救われた」という想いがあるんです。
―会社づくりにおいては、当初から心がけてきたことはありますか。
堀越:2つの指針が会社づくりの根底にありました。1つは、評価の仕組みや社内ルールはしっかりとつくりたいということ。上司の価値観や主観で評価されるのでは、頑張った人が正当に報われることはありません。また、その評価に周りも納得感をもてなければ、組織としてのモチベーションを維持することはできませんから。
もう1つは、頑張った人を素直に称賛してあげられる文化をつくりたいということです。
田口:不動産の訪問営業という仕事は、肉体的にも精神的にも正直楽な仕事ではありません。そのぶん、努力が報われる仕事ではありますが、その報酬が「お金だけ」というのも違うと思うんですよ。周囲に心から評価してもらい、皆が憧れる存在になってもらいたいというのが、我々の願いなんです。
もう1つは、頑張った人を素直に称賛してあげられる文化をつくりたいということです。
田口:不動産の訪問営業という仕事は、肉体的にも精神的にも正直楽な仕事ではありません。そのぶん、努力が報われる仕事ではありますが、その報酬が「お金だけ」というのも違うと思うんですよ。周囲に心から評価してもらい、皆が憧れる存在になってもらいたいというのが、我々の願いなんです。
―それらの想いは、どのようなかたちで具現化されているのでしょう。
田口:人を素直に称賛する文化づくりの一環としては、当社では四半期ごとに「RERISE AWARD」というイベントを開催しており、全社員参加のもと、3ヵ月間の功績を表彰する場を設けています。きらびやかな演出のもと、さまざまな遊び心がある企画も用意し、社員には日常の苦労を忘れて楽しんでもらえるように毎回趣向を凝らしています。全体をプロデュースしている私自身が毎回一緒に楽しんでいますね。ただ、このイベントを見ていると面白いもので、受賞する社員は例外なく「みんなのおかげです」という話をするんです。登壇した時点では評価によっても報酬によってもすでに心が満たされているからだと思うのですが、お互いを素直に称賛し合う文化が浸透しているようで、誇らしく思いますね。
ルールや仕組みの整備が、成長の要因
―一方の評価制度についてはいかがですか。
堀越:インセンティブの制度設計は特徴的かもしれません。通常は、金額の上限が設定されており、たとえば若手社員を上長が補佐したケースのように複数の社員が共同受賞する場合は、それを人数割りするものです。しかし当社の場合は、上限を設けず一人ひとりに満額を支給します。会社としての負担は増えますが、長いスパンで見れば、それは人材育成への投資だと考えています。社員の意欲を引き出すうえでも、必要な制度と言えます。
そのほか、当社には毎月、部署ごとに開く「付箋会議」があり、全社員が組織運営上の意見を自由に発信できる仕組みがあります。先日は、内勤社員から「営業で昇格した社員に皆で色紙を送って讃えたい。自分だったら嬉しいから」という提案があり、いいチームだなと。とても印象的でしたね。
田口:組織運営上、無視しようと思えばできるが、気になることってありますよね。それをいかに早くつぶせるかが、社員のストレスを減らす基本だと我々は思っています。付箋会議が良いのは、それができること。決して抜本的な改革案が出るわけではないのですが。
堀越:それに、社員に「自分たちで決めた」という意識が生まれる効果も大きいです。ですから、会社を揺るがすようなものでない限り、基本的に提案や意見は受け入れています。
そのほか、当社には毎月、部署ごとに開く「付箋会議」があり、全社員が組織運営上の意見を自由に発信できる仕組みがあります。先日は、内勤社員から「営業で昇格した社員に皆で色紙を送って讃えたい。自分だったら嬉しいから」という提案があり、いいチームだなと。とても印象的でしたね。
田口:組織運営上、無視しようと思えばできるが、気になることってありますよね。それをいかに早くつぶせるかが、社員のストレスを減らす基本だと我々は思っています。付箋会議が良いのは、それができること。決して抜本的な改革案が出るわけではないのですが。
堀越:それに、社員に「自分たちで決めた」という意識が生まれる効果も大きいです。ですから、会社を揺るがすようなものでない限り、基本的に提案や意見は受け入れています。
―ルールや仕組みの整備には、力を入れているようですね。
堀越:私が組織づくりを担うなかで感じるようになったのは、ルールや仕組みとは「社員を縛るもの」ではなく、「社員を守るもの」だということです。高速道路にも制限速度があるのと一緒です。田口からも、「ルールは絶対であり、我々はルールよりも偉くない」と日頃から言われています。
田口:会社で一番偉いのは、社長でも役員でもなく、ルールなんで。国における憲法のようなものです。社長であろうと新人であろうと、我々は同じルールの下で動くひとつの機能に過ぎない。こうしたルールが整備されていることが、当社の成長の要因にもなっていると思っています。
田口:会社で一番偉いのは、社長でも役員でもなく、ルールなんで。国における憲法のようなものです。社長であろうと新人であろうと、我々は同じルールの下で動くひとつの機能に過ぎない。こうしたルールが整備されていることが、当社の成長の要因にもなっていると思っています。
―今築き上げている基盤のもとに、どのような将来ビジョンを描いていますか。
堀越:現在は、チームワークとコミュニケーションを大事にした組織体制や文化形成を軸に、社員数が1,000名に増えても揺るがない仕組みづくりを進めていきます。その強固な基盤のうえで社員たちの可能性を引き出し、「RERISEの社員は素晴らしい」と業界で一目置かれる会社をつくり上げていきたいですね。
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