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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社ネクストクリエーションズ 代表取締役 石井 翔吾

グループ再編で勢い増すIT開発ベンチャーの次なる成長ステージ

個性を発揮して社会課題を解決する、クリエーターの活躍の場を広げたい

株式会社ネクストクリエーションズ 代表取締役 石井 翔吾

受託開発大手テクノデジタルとの資本提携を機に、成長の加速度を再び上げようとしているネクストクリエーションズ。ここでは、その成長をけん引するキーパーソンたちに取材。それぞれの立場から、ネクストクリエーションズの魅力について語ってもらった。
※下記はベンチャー通信91号(2024年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

メンバーにさまざまな経験やチャンスを与えたい

―担当業務を教えてください。

 主力のSI事業部の担当役員として、営業メンバーにおける営業力の強化と、エンジニアに対する教育制度の構築を担当しています。もともと私は、前職時代に外部よりアドバイザーとしてネクストクリエーションズにおける営業力の底上げを支援してきましたが、当時からその成長力には目を見張るものがありました。しかも、昨年のテクノデジタルグループへの参画を機に、成長に一段と加速度が加わっており、それは代表の石井が「第2創業期」と称する通りの姿です。そこに将来性を感じ、新たな会社づくりに参画することを決めた経緯があります。実際、事業領域に幅が生まれ、社内も組織化が進んでおり、エンジニアたちにとってさまざまな可能性が生まれています。

―具体的にエンジニアにはどのような可能性がありますか。

 主力のSES事業においては、2,000社にもおよぶ顧客の案件を抱え、一人ひとりのエンジニアの希望やキャリア志向に応じて最適と思われる業務を用意できるようになりました。社内においては、組織化が進むことで、新たな役職やポストも次々と生まれており、これまでにはない責任やポストを与えられるようになっています。会社がこの間、事業規模を拡大してきた背景にも、「メンバーにさまざまな経験やチャンスを与えたい」との想いがありましたが、まさにやりたいことに向き合える環境に近づいていると感じます。

―今後、ネクストクリエーションズはどのような成長を遂げますか。

 メンバーたちのアイデアを形にし、新たな自社サービスを生み出していきたいと考えています。企業にとって重要な経営資源は「人、モノ、カネ、情報」と言われますが、その重要な一角である「情報」をHR領域で手がけてきた我々であれば、さまざまな業界の仕組みを変革するようなプラットフォームを生み出せるはず。エンジニアが可能性を広げ、夢を実現できる会社というビジョンを我々は描いています。



エンジニアが持てるキャリア形成での「選択肢」

―二宮さんが採用活動で大事にしていることはありますか。

 入社前の想像と入社後の現実の間にギャップが生まれないように、会社の姿をつまびらかにお伝えするように心がけています。業界未経験の方々も積極的に採用している当社では、教育・研修制度が充実しており、現在も日々強化している実情をお伝えしています。また、内部で働いているからこそわかる「会社の魅力」についても、できるだけ詳しくお伝えするようにしています。

―その「魅力」とはなんですか。

 大きく2つあります。1つは、メンバー同士の距離が近いことです。月に1度の「帰社日」には、現場から集まるエンジニア同士がお互いの近況を語り合い、刺激を受け合える関係が築かれています。もう1つは、エンジニアがキャリア形成において「幅広い選択肢」を持てることです。「思い描いたキャリアを築けなかった」という理由で転職を繰り返す人が多い業界です。しかし当社では、事業拡大に伴い、多くの業種業態にさまざまな技術サービスを提供しているため、エンジニアには期待に近い案件をアテンドできるようになりつつあります。ですから私は、採用面接の場で「キャリアアップはもちろん、キャリアチェンジもできます」とお伝えしているんです。エンジニアという仕事に少しでも興味があるならば、気軽に当社の門をたたいてほしいです。



「ITスキルを身につけたい」自分の将来を考え転職を決意

―ネクストクリエーションズに入社した理由はなんだったのですか。

峠:私は学生時代にWebデザインを学び、ゲーム会社に進んだのですが、その後プログラミングに興味を持ち、スキルアップを目指して転職を決意しました。会社選びをする中で、もっとも研修制度が整っていると感じたのが、ネクストクリエーションズでした。実際、入社後にはeラーニングで充実した研修を受けられ、会社の書籍購入制度も利用して学びを定着させながら、1年でスキルを身につけることができました。現在は港湾運送会社で、検量・検査を行う情報システムの管理やプログラミングを担当しています。

加賀谷:私は前職で人材派遣会社の営業職に就いていましたが、小学生がプログラミングを学ぶ時代に、自分の将来を考えた時、ITスキルを身につけたいと思ったのが入社のきっかけでした。私も業界未経験でしたが、手厚い研修制度のおかげで、現在は基幹系パッケージを扱うシステム会社で受発注システムや勤怠管理システムの開発に携わっています。

―仕事のやりがいはありますか。

加賀谷:研修で新しいコンピュータ言語を習得し、仕事に活かせた時などはモチベーションが上がりますね。「帰社日」に会う仲間の経験からも刺激を受け、新しい目標もできました。過去の営業職の経験も活かしながら、今後はプロジェクトマネージャーなど管理職を務めるのが目標です。

峠:私も未経験から現場で周囲に頼られる仕事ができており、とても自信がつきました。プログラミング技術には国境がありませんから、語学を学んで、海外で活躍できる人材になるのが夢です。書籍購入制度は語学学習でも活用できるので、この会社でその夢をかなえたいですね。
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