INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
企業の課題解決だけにとどまらないビジョナリーITベンチャー
テクノロジーを活用して、誰もが冒険できる社会を創る
オールブルー株式会社 代表取締役CEO 佐藤 涼太
Sponsored オールブルー株式会社
企業向けに、ノーコード・ローコード(※)によるシステム開発支援を手がけているオールブルー。課題のヒアリングから行い、工程を簡略化できる仕組みで総コストを抑えた開発支援が好評で、大手企業を中心に実績を伸ばしている。「誰もがテクノロジーを活用して冒険できる社会を創る。」をビジョンに掲げる同社代表の佐藤氏は「ノーコード・ローコード×領域の組み合わせで誰もが挑戦できる未来を目指す」と語る。同氏に、詳細を聞いた。
※ノーコード・ローコード:プログラム言語をまったく、あるいはほとんど使わずに、画面上の視覚的な操作でアプリやシステムを作る開発手法
※下記はベンチャー通信95号(2026年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

オールブルー株式会社
代表取締役CEO
佐藤 涼太さとう りょうた
1993年、愛知県生まれ。2016年に愛知大学を卒業後、製造業の改善推進や、大手家具メーカーでのソリューション営業を経て、ロボフィス株式会社に入社。コンサルティング業務や事業会社の立ち上げを経験する。2023年、オールブルー株式会社を設立し、代表取締役CEOに就任する。2025年、ノーコード・ローコード開発と障がい福祉を掛け合わせた事業を手がける子会社、オールステージ株式会社を設立し、同社取締役COOを兼任。
既存システムを有効活用して、総開発コストを大幅削減
―事業内容を教えてください。
当社はノーコード・ローコード技術を活用してシステムの開発を行い、顧客のDX推進の支援を行っています。システム開発支援と言えば、SESを連想する人がいると思います。当社も外部にわかりやすく伝えるため、SESの名称を使って事業を展開していますが、支援方法は少し異なります。顧客ニーズに合ったエンジニアの技術力を提供し、期日までにシステムを納品するのが一般的なSESだと思います。一方、当社は顧客がシステムでどんな課題を解決したいかというコンサルティングから入ります。そして、その課題を解決するのに適切なシステムをノーコード・ローコードで開発するのです。たとえるなら「日本版FDE(※)」です。ノーコード・ローコードであれば、工程を簡略化してより少ない人数で開発でき、総開発コストを抑えられるほか、パッケージなどにとらわれず、自由な提案ができ、より顧客に合った提案も可能です。
※FDE:Forward Deployed Engineerの略で、テクノロジーを武器に顧客企業の現場の最前線に入り込み、課題の発見からシステムのカスタマイズ実装、現場への定着までを一貫して担うエンジニアリング職種。米国の企業が確立したことで知られる
―実績を教えてください。
それでは、大手飲食チェーンの事例を紹介しましょう。同社は各店舗からの申請や稟議をペーパーレス化するため、パッケージソフトの導入を検討していました。ただ、パッケージでは不要な機能があるほか、コストがかさむのが難点でした。そこで当社は、同社がすでに導入していたソフトウェアを活用し、本当に必要な承認機能だけを備えたアプリをノーコードで開発しました。結果、新たなシステムコストをかけることなく、約1,400名規模の業務でペーパーレス化を実現しました。そのほか、大手企業を中心にAI活用支援も含め、取引実績が増えています。紹介したのはアプリ導入の事例でしたが、ニーズがあればノーコード・ローコードを使い、システム開発ができる人材を社内で育成する伴走支援まで行います。
多様な人材が集まる会社。技術力よりも熱意を重視する
―なぜそのような支援を手がけようと考えたのですか。
当社が「誰もがテクノロジーを活用して冒険できる社会を創る。」というビジョンを掲げているからです。多くの企業ではソフトウェアなどすばらしいITツールを導入したものの、現場が使いこなせずに放置されているケースが多々あります。ノーコード・ローコードもその技術のひとつです。そこで当社は、顧客に対して「眠れる技術に夜明けをもたらす」という新たなミッションを自社に課しました。つまり、すでに顧客が持っているノーコード・ローコードを活用し、現場で使いやすいシステムに昇華させていきたいのです。コンサルティングやシステム開発だけでなく、人材育成といった領域に支援を広げているのもミッションの実現、ひいてはビジョンの実現を目指しているからです。
そして、その対象は企業顧客だけにとどまりません。
そして、その対象は企業顧客だけにとどまりません。
―具体的に教えてください。
たとえば、福祉事業とノーコード・ローコードを掛け合わせることで新しい市場価値が生まれると期待しています。その例のひとつとして、障がい者がノーコード・ローコードを使ってシステム開発ができるように育成することで、就労支援を行うオールステージという子会社を新しく立ち上げました。これまで障がい者の就労支援といえば軽作業などが中心で、十分な収入を得にくいという課題がありました。しかし、この技術を習得すれば企業のDX推進を支援するIT人材として活躍し、その対価を得ることが可能です。実際、障がい者は高い集中力を持って成果を出す方々が多く、その能力を評価した大手企業から「ぜひ雇用したい」という声もいただいているほか、定員を大きく上回る応募が殺到しています。
―今後のビジョンを教えてください。
福祉領域だけでなく、人材領域や不動産領域などにも可能性を広げていきたいです。開発がしやすいノーコード・ローコードを軸にすれば、さまざまな領域でさらなる発展が期待でき、これまでテクノロジーの恩恵を受けられなかった人も「冒険ができる」社会の実現が望めます。オールブルーの社名の由来は「すべての海の魚が集まる幻の海」です。当社は社会という海に世界中の魚が集まり、自由に泳げるようにするのが夢です。それは社内も同じで、エンジニアに限らず、多様なメンバーが集まっています。当社が求めているのは、技術力より熱意です。ぜひ私たちの仲間になって、誰もがテクノロジーで自由に冒険できる未来をつくりあげましょう。
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