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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

FLARETECH株式会社 代表取締役 河畑 福太郎

技術者から選ばれ急成長を遂げるITベンチャートップの経営哲学

エンジニアが輝ける挑戦の舞台で、「自分らしい理想」を追求してほしい

FLARETECH株式会社 代表取締役 河畑 福太郎

急成長を続けるFLARETECHの原動力は、トップの意志を具体的な施策へと落とし込むリーダー陣の存在にある。ここでは、営業と技術、人材開発の各領域のキーパーソンに取材。それぞれの視点から見た同社の強みや、エンジニアを支えるための具体的な取り組みなどについて聞いた。
※下記はベンチャー通信94号(2026年3月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
妥協なき利益の追求こそが、エンジニアの未来を守る術に
取締役 営業部 部長
中釜 直樹なかがま なおき
1989年生まれ。2022年、Marvel株式会社(現:FLARETECH株式会社)に入社。2025年、取締役に就任。営業部を統括。

成長意欲の連鎖を武器に、高い価値を顧客に届ける

―会社における中釜さんのミッションを教えてください。

 営業部全体の統括として、売上と利益を最大化させることです。営業部門の目線から見た当社の強みは、成長意欲の高いエンジニアが集まっている集団であることです。高い志を持つエンジニアが集まり、社内で技術やナレッジを活発にシェアし合う環境が整っているからこそ、顧客に対しても個の力だけでなく、チーム体制での価値提供が可能になります。この「成長意欲の高いメンバーによるチーム提案」は、他社には容易に真似できない大きな差別化ポイントであり、顧客の課題解決に大きく寄与できると確信しています。

―営業部長として大事にしている考えはなんですか。

 もっとも大切にしているのは利益の追求です。現場では「エンジニアのキャリア」と「会社の利益」のどちらを優先すべきかという議論がつねにあります。私自身、かつてはその狭間で悩み、葛藤した時期もありました。しかし、現在は「利益こそがエンジニアのキャリアを支える土台である」という明確な結論にいたっています。十分な利益を創出できなければ雇用を守ることも、新たな挑戦の場を提供することもできません。利益を追求し、発注者との直接取引などの良質な案件を勝ち取ることこそが、結果としてエンジニアの上流工程への挑戦や、市場価値の向上に直結するのです。営業の責任として、この健全な循環を止めることなく、組織を成長させ続けていきたいと考えています。


本気で挑んだ結果の失敗を許容し、再挑戦を支え合う文化が当社の魅力
システム部 部長
清水 範人しみず のりひと
1979年、東京都生まれ。大学在学中に塾に勤務した経験から、大学を中退後、学習塾に入社。2005年にIT業界に転職し、約8年間、PG/SEとして勤務後、IT事業会社にてPL/PMとして勤務。2023年、Marvel株式会社(現:FLARETECH株式会社)に入社。2025年より現職。システム部を統括。

エンジニアを孤立させない組織体制を築き上げる

―どういった部門を統括していますか。

 約190名のエンジニアが所属する開発部門を統括し、現在は部門の組織化に注力しています。かつてはフラットな組織体制でしたが、昨秋からは約15名のリーダーを配置するリーダー制度を導入し、1on1を通じて悩みや希望を吸い上げ、エンジニアが現場で孤立しない体制を整えました。私がキャリアを歩み始めた20年前、開発現場はウォーターフォールが主流で、時間の流れもいまほど速くありませんでした。しかし現在は技術の陳腐化が加速し、手法もアジャイルへと進化しています。この激しい変化のなか、仲間が支え合い、知見を循環させながらともに成長できる組織を築くことが私のミッションです。

―エンジニアでもある清水さんから見たFLARETECHの魅力はなんでしょう。

 一生懸命に取り組んだ結果の失敗を許容し、挽回の機会を与えてくれる「挑戦」の文化です。これは、私自身のこれまでのキャリアを振り返っても、当社の大きな魅力だと感じています。また、これからキャリアを築くみなさんには、自分のやりたいことという「軸」を持ちつつも、裾野を広げるような知識の吸収を心がけてほしいと願っています。特定の技術を突き詰めるだけでなく、幅広い知識を武器に変化へ対応していくことこそが、エンジニアとしての市場価値を真に高めることにつながるからです。FLARETECHという挑戦の舞台を存分に活用し、自身の理想を追求してください。


組織とエンジニアを結ぶハブとして、理想のキャリアづくりに伴走する
L&D室 室長
海野 貴樹うみの たかき
1992年、東京都生まれ。2018年、早稲田大学を卒業後、大手人材紹介会社にてITコンサルティング領域の採用・転職支援に従事。2021年、Marvel株式会社(現:FLARETECH株式会社)に入社。エンジニア、人事への異動とキャリア支援専任部署の立ち上げを経て、現在はL&D室長として全社の人材開発・育成を統括。

実力を「市場価値」へ変換し、証明できる仕組みをつくる

―L&D室とはどのような部署なのですか。

 人材開発に特化した組織で、エンジニアの「実力」を「市場価値」へと変換することがミッションです。具体的には、AI駆動開発の勉強会やハッカソンの企画、資格取得の支援などを通じ、エンジニアが新しい武器を手にして対外的に証明できる仕組みを整えています。現在は社員数が200名を超える規模まで拡大し、会社として「どのようなエンジニアを育成し、世の中に価値を提供していくか」という戦略的な視点が不可欠になりました。単なる研修部署ではなく、エンジニア一人ひとりの技術力向上を会社の成長、ひいては本人の市場価値向上へと直結させるための戦略拠点だと自負しています。

―エンジニアに伴走するうえで、海野さんが大切にしていることはなんですか。

 私自身、未経験からのエンジニアと、キャリア支援それぞれの経験を持っているからこそ、会社とエンジニアの公平な「ハブ」であることを大切にしています。私はよく自身の役割を「裁判所」と表現しますが、ビジネスサイドとエンジニアの理想が拮抗した際、元エンジニアの視点で「この案件が本当に本人の成長につながるか」を客観的にジャッジします。本人の成長意欲や課題意識の背景を深掘りし、中長期的なキャリアパスを一緒に設計していく。エンジニアが安心して挑戦し、技術スタックだけではなく「個人」として通用する市場価値を身につけられるよう、一番の味方として並走し続けたいですね。


「経歴を上書き」するプロセスを支え、理想の実現を最短ルートで導く
営業部 次長
篠崎 顕しのざき あきら
1996年、神奈川県生まれ。2019年に日本大学を卒業後、株式会社キャリアデザインセンターに入社し、求人広告やオウンドメディアの営業、マネジメント業務に従事。2023年、Marvel株式会社(現:FLARETECH株式会社)に入社。2025年より現職。営業部を統括。

戦略的な市場開拓で、案件の幅広い選択肢を確保

―エンジニアの理想を形にするために、営業としてどのようなアプローチを行っていますか。

 私たちは、単に案件を紹介するのではなく、エンジニアが現場で「経歴を上書き」していくプロセスを戦略的に支えています。技術者の価値はスキルシートでシビアに判断されますが、そこを突破するには実務で「一段上の仕事」を経験するしかありません。そのため、私は特に「1案件目」へのアサインにこだわります。まずはいまのスキルで確実に成果を出せる現場に入り、そこで信頼を得て自ら能動的に領域を広げてもらう。その実績を武器に、次のステップではさらに市場価値の高いプロジェクトへと導く。この二人三脚の歩みが、本人の理想を実現する最短ルートになると考えています。

―変化の激しい現在の組織において、エンジニアにはどのような活躍を期待していますか。

 FLARETECHはつねに新しい挑戦を続け、組織の形も日々進化させています。このような環境においてエンジニアに期待するのは、変化を楽しみ、自らチャンスを掴み取る姿勢です。決まった役割に安住するのではなく、新しい技術やポジションに積極的に手を挙げることで、市場価値は劇的に向上します。営業側も、エンジニアが「これをやりたい」と声を上げたときに即座に動けるよう、つねに幅広い案件の選択肢を確保しています。会社という舞台を使い倒し、自分だけのキャリアを主体的に描いてほしい。その挑戦を私たちは全力でバックアップします。
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