INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

業界未踏の領域に挑む開拓者たち
急成長企業 エイトビットの魅力に迫る
Sponsored エイトビット株式会社
「1兆円企業」という壮大な夢の実現に向けて、いままさにその基盤づくりを着々と進めているエイトビット。もっとも中心的な施策を「人が育ち続ける仕組み」の構築と位置づける同社によると、その取り組みで重要な役割を果たしているのが、採用・組織変革支援を手がけるRECCOO社との戦略的資本提携だという。ここでは、エイトビット代表取締役の深澤氏と、RECCOO執行役員の大西氏との対談を実施。1兆円企業実現への道を逆算する戦略的な組織づくりや、その先に描く将来ビジョンなどについて語ってもらった。
※下記はベンチャー通信93号(2025年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

エイトビット株式会社
代表取締役
深澤 弘樹ふかざわ こうき
1981年、東京都生まれ。2004年、新卒でIT導入支援のベンチャー企業に入社。その後、ITベンチャーの創業に参画したほか、中国・大連での事業立ち上げなどを経験し、2017年にIT人材のアウトソーシングを軸とした会社を起業する。2022年8月、エイトビット株式会社の創業に携わると同時に、代表取締役に就任。人材不足や労働人口減少といった社会課題に向き合いながら、「人が育つ」ことで企業も社会も成長する未来を描いている。

株式会社RECCOO
執行役員
大西 雄貴おおにし ゆたか
1997年、神奈川県生まれ。東京大学大学院を修了後、新卒で大手外資系コンサルティング会社のBain&Companyに就職。小売・消費財・IT・金融など、幅広い業界の経営コンサルティングに従事。2023年3月に株式会社RECCOOに参画し、同年9月に執行役員へ就任。成長企業向けに「事業戦略と組織戦略」を連動させた経営変革支援を推進。
「すべて人が起点になる」という信念
―エイトビットとRECCOOが戦略的資本提携を締結した経緯とは、どのようなものだったのでしょう。
深澤:RECCOOとは、創業者の茂手木が前職時代からお付き合いがあり、新卒採用支援や人事戦略の構築に定評があることはよく知っていましたので、エイトビットとしては設立当初から支援を受けていました。そうしたなかで、事業が本格的な拡大フェーズを迎えたいま、今後の成長に耐えうる強固な組織体制を早期に構築しなければならないとの問題意識が芽生えるようになりました。その背景には、会社は「すべて人が起点になる」という我々の信念があります。事業をつくるのも、技術を開発するのも、組織を束ねるのもすべて人です。当然、会社を大きく成長させるのも人だとするならば、再現性をもって「人が育つ仕組み」が必要になります。そこで、そうした仕組みづくりに強みを持つRECCOOとの関係をさらに深め、支援を仰ぐため、2024年12月に戦略的資本提携の締結を決めたのです。
大西:我々としても、エイトビットのそうした「人に対する考え方」に共感したことが、提携を決めた背景にあります。「世界で戦える企業の輩出」を究極的な事業の目的に据えている当社では、新卒採用支援を軸に、その後の人材育成や人事制度設計、文化醸成といった成長企業における組織課題に対する総合的な支援に強みを持っています。そうしたノウハウを提供する支援先として、経験豊富な経営陣と有望な事業モデル、そして「1兆円企業」という他に類を見ないスケール感を持ったエイトビットは大変魅力的な存在です。組織体制の構築は決して一朝一夕に成るものではありませんが、エイトビットは3年、5年先を見て事業や組織を成長させていくスコープを持っている会社であり、そうした点も当社との親和性がとても高いと感じています。
大西:我々としても、エイトビットのそうした「人に対する考え方」に共感したことが、提携を決めた背景にあります。「世界で戦える企業の輩出」を究極的な事業の目的に据えている当社では、新卒採用支援を軸に、その後の人材育成や人事制度設計、文化醸成といった成長企業における組織課題に対する総合的な支援に強みを持っています。そうしたノウハウを提供する支援先として、経験豊富な経営陣と有望な事業モデル、そして「1兆円企業」という他に類を見ないスケール感を持ったエイトビットは大変魅力的な存在です。組織体制の構築は決して一朝一夕に成るものではありませんが、エイトビットは3年、5年先を見て事業や組織を成長させていくスコープを持っている会社であり、そうした点も当社との親和性がとても高いと感じています。
3年で経営幹部候補30名、現場マネージャー70名を育成
―資本提携の成果としてこの間、どのような取り組みを行ってきたのですか。
大西:最初に取り組んだのは、「成長戦略と連動した3ヵ年の採用・育成モデル」の設計でした。我々が多くの成長企業を見てきたなかで、それらの企業が悩み、失敗しているのは、経営陣と視座を共有できる幹部人材層の厚みをつくることなんです。逆に言えば、そうした幹部人材を継続的に、再現性をもって育成できれば、長期的な成長の土台が構築できるのです。ただし、めざす事業や組織の将来像は会社によって異なる以上、なにからどういう順番で手をつけていくべきかはまったく異なります。その綿密な議論の末に、エイトビットでは「3年で経営幹部候補30名、現場マネージャー70名を育成する」という明確な目標を設定し、そのうえで採用要件や育成ステップ、評価制度までを構造化することに取り組みました。
深澤:そのモデルを構築できたことで、「1兆円企業の実現」という目標から逆算する経営に舵を切れた気がしました。「人が育つ=業績があがる」という当たり前のようで難しい公式を、ここまで論理的に実行可能な戦略として落とし込んでもらったのは初めてでしたから。どのような人材が、どういったプロセスで育ち、何年後にどのポジションで価値を発揮できるか、そのビジョンが我々自身もクリアになりました。もちろん、「これさえ読めば成長できる」といった安易なマニュアルなど存在するわけはありません。しかし、大手企業を断って当社への入社を決める若者が多いなか、この仕組みに則って行動量をしっかりと積めば「間違いなく成長できる」という方法論を、自信を持って提示できるようになったことは、今後の飛躍への大きな一歩です。
深澤:そのモデルを構築できたことで、「1兆円企業の実現」という目標から逆算する経営に舵を切れた気がしました。「人が育つ=業績があがる」という当たり前のようで難しい公式を、ここまで論理的に実行可能な戦略として落とし込んでもらったのは初めてでしたから。どのような人材が、どういったプロセスで育ち、何年後にどのポジションで価値を発揮できるか、そのビジョンが我々自身もクリアになりました。もちろん、「これさえ読めば成長できる」といった安易なマニュアルなど存在するわけはありません。しかし、大手企業を断って当社への入社を決める若者が多いなか、この仕組みに則って行動量をしっかりと積めば「間違いなく成長できる」という方法論を、自信を持って提示できるようになったことは、今後の飛躍への大きな一歩です。
個々の人材の成長を、そのまま組織の成長につなげる
―エイトビットにおける今後の成長ビジョンを聞かせてください。
深澤:当社はこれから、次の世代を単なる「戦力」としてではなく、未来の1兆円企業の「幹部」として迎えていきます。若手人材がその立場に到達するのは決して容易な道ではありませんが、泥臭く地に足をつけた努力の先に、できることが増え、見える景色が徐々に変わってきます。これは、私自身が新卒時代から茂手木のもとで体験してきたことでもあります。私自身は、決して優秀な人材ではありませんが、新たな事業や海外拠点の立ち上げ、起業といった貴重な経験を重ねられたからこそ、いまの自分があると思っています。そうした経験を一人でも多くの人材に体験してほしいのです。さまざまなタイプの人間がいてこそ、強い組織は形成されるものです。その意味からも、個性を活かし、自分にしかできない役割を担った人材がそれぞれに成長し、その成長がそのまま組織の成長につながる。そんな環境をつくっていきたいですし、RECCOOには、その過程をともに歩む最良の「壁打ち相手」になってもらいたいと思っています。
大西:我々は、日本社会全体でまだまだ人材のポテンシャルが活かされていないと思っています。その意味では、これからのエイトビットでの挑戦は、そうした社会課題に対する1つの答えになるかもしれないと期待しています。
大西:我々は、日本社会全体でまだまだ人材のポテンシャルが活かされていないと思っています。その意味では、これからのエイトビットでの挑戦は、そうした社会課題に対する1つの答えになるかもしれないと期待しています。
エイトビットの基幹事業である「エンジニアの技術力提供」。「1兆円企業」の実現という壮大な目標を掲げる同社にとって、この基幹事業のさらなる成長は、達成への欠かせない条件といえる。ここでは、「教育」「営業」の各領域で、基幹事業の構築に携わってきた2人のキーパーソンを取材。同社がめざす「人が成長し、希望を持ち続けられる仕組み」はいかにして実現されるのか。それぞれの役割やそこにかける想いなどを聞いた。
「働く」と「学ぶ」の好循環で、「人が育ち続けられる仕組み」を築く

Tech academia Div. 部長
磯部 正憲いそべ まさのり
1988年、新潟県生まれ。大学入学を辞退して上京し、東洋医学を学びながら、スポーツ競技者のトレーナーとして活動。その後、新しい挑戦を求め、ITエンジニアへ転身し、大手メーカーや小売業のインフラシステム設計・構築などを担当。現在はエイトビット株式会社、Tech academia Div. 部長として、全社の人事評価制度設計や法人向け研修の戦略立案を主導。人材育成と教育部門全体の統括を担い、組織の成長と人材開発を両輪で推進している。
キャリアアップを支える「ハブ」の役割を担う
―磯部さんの担当業務を教えてください。
SESとしてクライアント企業に技術力を提供する社内のエンジニアに対し、新たな技術の習得やスキルアップに向けた教育業務を統括しています。当社の教育体制は、「『働く』と『学ぶ』の好循環」を重視した設計にしていることが特徴です。世の中には、入社後に短期間の研修のみを受け、その後は派遣先で勤務し続けるだけのエンジニアが多いといわれるなか、当社では、エンジニアが現場で感じた技術課題を社内に持ち帰り、いつでも、何度でも学び直せる教育体制を構築しています。そこでは、資格取得の解説書を出版した技術レベルを持つ私たちが、一人ひとりのエンジニアの力量やキャリアプランに合わせて、現場での「実践力」が身につけられるよう教育しています。
―つまり、働きながら学び、成長できる仕組みであるということですか。
はい。教育への投資を惜しまない当社では、エンジニアに対しても、再現性をもって「育ち続けられる仕組み」を構築しているのです。現在当社には、約1,000名のエンジニアが在籍していますが、この仕組みを通じて一人ひとりのエンジニアが成長し続けられる環境こそ、次の時代に必要とされる持続可能な人材プラットフォームの姿だと信じています。
―今後の方針を聞かせてください。
人材プラットフォームを通じて社会課題解決に挑む当社では、今年5月に立ち上がった、女性のキャリア形成を支援する「&Her Works」のように、「新たな事業のピラミッド」が次々と生まれることになるはずです。会社がどんどん拡大していくときに、私たち教育部門はその中心にいるべきだと考えており、そこでは、エンジニアの教育以外にも、さまざまな領域の人材教育を手がける「教育機関」として、各事業部に所属する人材のキャリアアップを支える「ハブ」のような役割を担いたいと考えています。同時に、社外の企業へも「エイトビットの教育」を提供できる規模にしていきたいです。「1兆円」分の使命を背負い、私たち教育部門としても、さまざまなチャレンジができることに胸が躍ります。
「桁違い」の成長を求める仲間たちと、社会の仕組みを変えていく

IT solution Div. 副部長
林 亮輔はやし りょうすけ
1990年、神奈川県生まれ。東洋大学を卒業後、新卒で大手IT人材会社に入社し、営業に従事。2019年、ITベンチャーの創業期に参画し、責任者として営業部門の立ち上げを行う。エイトビット株式会社に入社後も、若手リーダーの育成やメンバーの主体性を引き出す組織文化の醸成に注力。2024年、IT solution Div.の副部長に就任。現在は、組織マネジメント・人材育成を中心に、部門全体の運営を推進している。
エンジニアへの「伴走」で、将来像を一緒に追い求める
―どのような業務を担っているのですか。
私たちは現在、1,000名におよぶ社内エンジニアのそれぞれの特性を見極め、クライアントに対して、ニーズに応じた最適な技術を提案するSES営業を行っています。当社がクライアントから高く評価されている最大の理由は、「質の高いエンジニア人材の供給力」にあると自信を持っていえます。SES業界では、単なる「労働力の供給」に終始し、エンジニアのスキルアップやキャリアパスを考えた配置などはしないことが多いです。
一方、私たちはエンジニアの未来に本気で向き合う「伴走型」のサポートを行い、エンジニアが描く理想の将来像を一緒に追い求めています。足りないスキルについては、教育部門と連携して習得に向けた支援をします。私たち営業部門と教育部門の両輪で、「エンジニアが育ち続ける仕組み」を構築しており、「働く」と「学ぶ」の好循環のなかで、エンジニアはクライアントから評価されるスキルを身につけ、未来に希望を持ち続けられるのです。
一方、私たちはエンジニアの未来に本気で向き合う「伴走型」のサポートを行い、エンジニアが描く理想の将来像を一緒に追い求めています。足りないスキルについては、教育部門と連携して習得に向けた支援をします。私たち営業部門と教育部門の両輪で、「エンジニアが育ち続ける仕組み」を構築しており、「働く」と「学ぶ」の好循環のなかで、エンジニアはクライアントから評価されるスキルを身につけ、未来に希望を持ち続けられるのです。
―従来のSESとの違いを意識していると。
そのとおりです。それが、エイトビットが志向する人材プラットフォームのかたちであり、その価値観が伝わったからこそ、わずか3年あまりで1,000名ものエンジニアが集まってくれたのだと思います。「人が安心して学び、働き、成長し続けられる」ために構築したこの仕組みは、エンジニア以外のあらゆる職種に広げるべきだと考えていますし、そのことが、エイトビットがめざす「新しい社会のかたち」をつくることにつながると信じています。
―今後のビジョンを聞かせてください。
私はこの3年あまりで、会社の「桁違い」の成長を体感してきました。その原動力となったのは、エイトビットが掲げる高い理想、そしてそこに共感し、「やりきる」信念を持って、業務をけん引してきた仲間たちの「本気」にほかなりません。本気の想いが、社会の仕組みさえ変えていく力になる。エイトビットでそう信じられるようになった私ですから、「1兆円企業」という壮大な使命も、決して夢物語ではないと思えるんです。
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