INTERVIEW 業界別起業家インタビュー
過去の苦い経験を乗り越え、顧客満足を追求し続ける不動産ベンチャー
1日6時間で仕事に短期集中し、多くの「ありがとう」を集めてほしい
株式会社GROUND estate 代表取締役 奥山 宏輝 / 専務取締役 田崎 賢
Sponsored 株式会社GROUND estate
投資用不動産の販売・管理を手がけているGROUND estate。長時間労働と思われがちな不動産業界において、「1日実働6時間」と型破りな制度を打ち出し、2年後の10期目に売上高100億円を目指している。同社代表の奥山氏と専務の田崎氏は、「過去の苦い経験から、真逆の会社をつくりたいと思った」と口をそろえる。いったいどのような経験をして、どのような会社をつくりたいと考えたのか。両氏に、今後のビジョンなど含めて聞いた。
※下記はベンチャー通信95号(2026年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

株式会社GROUND estate
代表取締役
奥山 宏輝おくやま ひろき
1987年、秋田県生まれ。2010年に立正大学を卒業後、東京ガス株式会社のグループ会社に入社。高圧ガス配管の管理を担当。2015年、投資用不動産ベンチャーに入社し、マンションの開発・仕入を担当する。2019年に株式会社GROUND estateの創業に参画。2023年、代表取締役に就任する。

専務取締役
田崎 賢たざき まさる
1987年、新潟県生まれ。2010年に日本福祉大学を卒業後、大手投資用不動産会社に入社。2011年、上司の独立に伴い、投資用不動産ベンチャーの創業に参画。執行役員、常務取締役に就任する。2019年、株式会社GROUND estateの創業に参画し、2024年、専務取締役に就任する。
仕入れから賃貸管理まで、一気通貫で顧客をサポート
―まずは事業内容を教えてください。
田崎:東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県を中心とした投資用不動産の販売・管理を手がけています。当社が事業においてもっとも大切にしているのはお客さまにしっかりと「キャッシュフロー(現金収支)」を出してもらうことです。不動産物件は、中古のほうが新築に比べて購入価格が安く抑えられる一方、家賃は築年数が古くてもそれほど下がらないため、利回り(※)が高くなる傾向があります。そのため当社は、中古の一棟アパートや区分マンションなどの物件をメインに扱っています。
※利回り:物件価格(投資額)に対して、1年間でどれだけの家賃収入(収益)が得られるかを示す割合のこと
―投資用不動産を扱う企業は多いですが、GROUND estateの強みはなんでしょう。
田崎:不動産物件の仕入れ・開発から販売、賃貸管理までを一気通貫でサポートしている点です。当社では、「世界一ありがとうが聞こえる会社の実現へ」を企業理念に掲げています。そのため、単に「売って終わり」というような仕事はしません。仕入れ・開発部門では「いかにお客さまが喜ぶ物件を提供するか」を考え、営業部門では「お客さまのニーズに合った物件を提案すること」に腐心し、管理部門では「水漏れや空き部屋ができれば即対応」するよう心がけています。いわゆる「全員野球」で、お客さまに当社のファンになってもらうのです。結果、「そこまでしてくれるのか」とお客さまから信頼を得られ、新たな顧客紹介にもつながります。実際、当社の前期の売上は約25億円で、そのうち約20億円はお客さまからの紹介によるものです。
奥山:じつは、田崎がYouTubeで投資用不動産に関する情報を発信していて、視聴者からの要望もあり、実際に物件を購入したお客さま向けにファンミーティングを定期開催しています。直近では、約80名のお客さまに集まってもらいました。そこでは、「多数の物件を扱うなか、ミスやトラブルが起こることもあります。しかし、我々は絶対に逃げず、全力で対応しますのでなにかあればすぐに教えてください」と包み隠さず伝えています。そうした、どんなときでも誠実に向き合う姿勢を見せることがお客さまのさらなる「ファン化」を促進し、それが物件の追加注文や顧客の紹介にもつながっています。
奥山:じつは、田崎がYouTubeで投資用不動産に関する情報を発信していて、視聴者からの要望もあり、実際に物件を購入したお客さま向けにファンミーティングを定期開催しています。直近では、約80名のお客さまに集まってもらいました。そこでは、「多数の物件を扱うなか、ミスやトラブルが起こることもあります。しかし、我々は絶対に逃げず、全力で対応しますのでなにかあればすぐに教えてください」と包み隠さず伝えています。そうした、どんなときでも誠実に向き合う姿勢を見せることがお客さまのさらなる「ファン化」を促進し、それが物件の追加注文や顧客の紹介にもつながっています。
自らの失敗体験を原点に、業界の悪しき常識を打破する
―なぜそこまで顧客を大切にしようとするのですか。
奥山:まずは、私自身が過去に不動産投資で失敗した経験が背景にあります。購入した1棟マンションの12部屋のうち4部屋がボロボロの状態で、借金をして約1,500万円もの修繕費を支払う羽目になりました。ローンの返済ができず銀行から会社に催促の電話がかかってくるなど、本当にギリギリの苦しい思いをしました。不動産投資は安定した収入が得られるすばらしい商品ですが、一歩間違うと大きなリスクを伴います。だからこそ、「自分と同じような苦しい経験をお客さまには絶対にさせたくない」という想いがあるのです。
また、この業界は自社の利益追求型の企業が多く、ともすればお客さまをないがしろにしかねない傾向が正直に言ってあります。我々はそうした状況を打破したいとも考え、会社を創業したのです。
田崎:その想いは私も同様です。私が過去にこの業界で目にしたのは、ウソをついてまで物件を売ろうとしている営業の姿でした。また、自社の商品や上司、さらにはお客さまの悪口を平気で言う風潮も見られました。私はその状況を「間違っている」と感じるとともに「ダサいな」とも思いました。だからこそ我々は、その真逆を行く「世界一ありがとうが聞こえる会社」をつくりたいと本気で考えているのです。そのために、メンバーの働き方も世の投資用不動産会社とは異なる制度を取り入れています。
また、この業界は自社の利益追求型の企業が多く、ともすればお客さまをないがしろにしかねない傾向が正直に言ってあります。我々はそうした状況を打破したいとも考え、会社を創業したのです。
田崎:その想いは私も同様です。私が過去にこの業界で目にしたのは、ウソをついてまで物件を売ろうとしている営業の姿でした。また、自社の商品や上司、さらにはお客さまの悪口を平気で言う風潮も見られました。私はその状況を「間違っている」と感じるとともに「ダサいな」とも思いました。だからこそ我々は、その真逆を行く「世界一ありがとうが聞こえる会社」をつくりたいと本気で考えているのです。そのために、メンバーの働き方も世の投資用不動産会社とは異なる制度を取り入れています。
短時間で高成果をあげるため、事前の準備は不可欠
―どのような制度ですか。
田崎:当社は、1日実働6時間勤務にしています。残業も、どうしても必要ではない限り、推奨していません。不動産業界といえば「長時間労働」が当たり前のように思われがちです。しかし我々は、長く働けば成果が出るとは思っていません。むしろ、短時間で集中するからこそ高い成果があげられると考えています。ただし、短い時間で最大限のパフォーマンスを発揮するためには、事前の準備が不可欠です。たとえば、プロのサッカー選手が、試合開始の笛が鳴ってからスパイクを履き始めるなんてことはありませんよね。私たちも不動産のプロである以上、限られた時間のなかで高い成果をあげるための準備は絶対に欠かしてはいけないとメンバーに伝えています。
奥山:加えて、当社は営業、仕入れ・開発、賃貸管理といった業務を完全に分ける「分業制」を敷いています。各人が自分の専門領域に集中できる体制があることも、短時間で高い成果を目指せる要因です。ただし、それぞれが別の方向を向いて仕事をしているわけではありません。「どのような物件を仕入れれば売れるか」「お客さまが賃貸管理で求めているものはなにか」といった意見交換は積極的に行われています。
奥山:加えて、当社は営業、仕入れ・開発、賃貸管理といった業務を完全に分ける「分業制」を敷いています。各人が自分の専門領域に集中できる体制があることも、短時間で高い成果を目指せる要因です。ただし、それぞれが別の方向を向いて仕事をしているわけではありません。「どのような物件を仕入れれば売れるか」「お客さまが賃貸管理で求めているものはなにか」といった意見交換は積極的に行われています。
―GROUND estateではどのようなメンバーが働いているのですか。
田崎:多くが不動産業界の未経験者で、たとえば元漁師といったメンバーなども活躍しています。「売れるためになにをしてもいい」というような業界経験者を避けるため、面接ではそうした点を見極めています。未経験者を手取り足取り教えるような育成はしていませんが、私の営業に同行してもらって実際の商談を学んでもらったり、「円とドルの関係」「確定申告について」などお客さまと対等に話すための金融知識などに関する勉強会を定期的に開催したりしています。「宅建」を取得するための費用を会社で負担する支援なども行っています。
奥山:不動産業界のなかでも、女性社員が多いのも特徴です。年齢や部署の垣根を越えてメンバー同士は非常に仲が良いですね。今年入社した3名の新卒社員も、社風に馴染んでのびのびと成長してくれています。
また、今後さらにメンバーの結束力を高めて成長していくため、全社員で合宿を開催し、会社の行動指針となる「バリュー」をみんなで話し合って決めました。具体的には「Gain Fans:関わる人々に感動を与え、ファンを増やしていく」など、計4つで構成されています。経営陣がトップダウンで決めず自分たち自身で決めたからこそ、各メンバーにしっかりと浸透しています。今後はこの「バリュー」を羅針盤として、より多くの「ありがとう」を集めていきます。
奥山:不動産業界のなかでも、女性社員が多いのも特徴です。年齢や部署の垣根を越えてメンバー同士は非常に仲が良いですね。今年入社した3名の新卒社員も、社風に馴染んでのびのびと成長してくれています。
また、今後さらにメンバーの結束力を高めて成長していくため、全社員で合宿を開催し、会社の行動指針となる「バリュー」をみんなで話し合って決めました。具体的には「Gain Fans:関わる人々に感動を与え、ファンを増やしていく」など、計4つで構成されています。経営陣がトップダウンで決めず自分たち自身で決めたからこそ、各メンバーにしっかりと浸透しています。今後はこの「バリュー」を羅針盤として、より多くの「ありがとう」を集めていきます。
メンバーが活躍できるポストがたくさんある
―今後のビジョンを教えてください。
田崎:まずは直近の目標として、今期は売上高50億円、そして2年後の10期目には100億円を目指します。将来的には、「丸の内といえば三菱地所」と呼ばれるように、まちづくりにまでかかわるような影響力を持つ企業へと成長させたいと考えています。その実現に向けて自社ブランドの開発など、立ち上げたい新規プロジェクトが山積みですが、正直なところ、それを任せられる「人」がまだまだ足りていない状態です。
奥山:だからこそ、当社にはメンバーが活躍できるポストがたくさん用意されています。急成長中の会社なので、若くても意欲しだいでマネージャー職や新規事業の責任者を任されるチャンスがあります。1日6時間という限られた時間のなかで自主性を持って働き、自分のためではなく「お客さまのため」に一生懸命になれる人にとって、当社は一番成長できる環境だと自負しています。我々の想いに共感し、ともに不動産業界の常識を変えてくれる新たな仲間をお待ちしています。
奥山:だからこそ、当社にはメンバーが活躍できるポストがたくさん用意されています。急成長中の会社なので、若くても意欲しだいでマネージャー職や新規事業の責任者を任されるチャンスがあります。1日6時間という限られた時間のなかで自主性を持って働き、自分のためではなく「お客さまのため」に一生懸命になれる人にとって、当社は一番成長できる環境だと自負しています。我々の想いに共感し、ともに不動産業界の常識を変えてくれる新たな仲間をお待ちしています。
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