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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

日本オラクル株式会社 / RPAホールディングス株式会社 / BoCo株式会社 / ひので監査法人 / エクスポネンシャル・ジャパン株式会社

Special Feature

ベンチャー経営飛躍の「条件」

日本オラクル株式会社 / RPAホールディングス株式会社 / BoCo株式会社 / ひので監査法人 / エクスポネンシャル・ジャパン株式会社

※下記はベンチャー通信75号(2019年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
ベンチャー企業が持続的成長を果たすための「条件」である、強固な経営管理体制の構築。それを実現するうえで、クラウドERPがきわめて有効な手段であることがわかった。なかでも、多くの成長ベンチャー企業の現場で導入されていたのが、日本オラクルの『ネットスイート』であった。同システムは、「シリコンバレー・スタンダード」と呼ばれ、現地の成長企業での採用が多いことでも知られる。選ばれる理由とはなにか。同社の内野氏、秋山氏に話を聞いた。

―『ネットスイート』が多くの成長企業に支持されている理由はなんですか。

 もともと、成長企業の経営基盤を強化することを目的として開発されていることから、製品コンセプトや各種機能が成長企業での利用に最適化されていることが理由です。導入コストを最小化するとともに、メンテナンスや機能の更新といった運用負荷を低減するため、最初からクラウドサービスとしてリリースされているのも同じ理由です。

 また、事業拡大のスピードに合わせて、必要な機能を随時追加できる拡張性の高さ、さらには20の言語と190種類の通貨、40種以上の税務報告書に対応したグローバル対応機能を備えています。こうした機能が支持された結果、次世代ユニコーン企業の94%が採用しているとの調査結果もあります。そこが「シリコンバレー・スタンダード」といわれる所以です。

―成長企業に最適化された機能について詳しく教えてください。

 『ネットスイート』には、成長企業が競争力を発揮するために必要な「素早く正確な意思決定」を導くための仕組みが備わっています。具体的には、財務会計、CRM(顧客管理)、eコマースといった経営に必要とされる広範囲の業務機能をすべてカバーしています。そのうえ、これらの経営情報がひとつの箱=データベースに格納されているので、ビジネス全体にわたる情報をリアルタイムで可視化できるのです。いわば、経営判断に必要なあらゆる情報がすべて『ネットスイート』から取得でき、自在に情報を切り出し、加工することもできるのです。

 格納される情報には、受注や入金といった会計情報のほか、顧客情報や購入予測といった非会計情報も含まれます。つまり、受注前の段階も含め、一連のカスタマージャーニーを一直線でさかのぼることができる。そのため、これらの情報を統合・分析し、結果をもとに高速でPDCAサイクルを回し、とりわけベンチャー企業にとって重要なビジネス全体の生産性向上や緻密で迅速な戦略策定につなげることができるわけです。

ERPの概念を変える新たな導入メソッド

―一方で、「ERPの導入は、中小・ベンチャー企業には負担」と考える向きも多いです。

 確かに、これまでは導入前の要件定義やカスタマイズに多大な労力が費やされるケースがあったのは事実です。そこで当社では、1万6000社にのぼる導入事例からベストプラクティスを集約し、業種業態別に最適化した機能として標準搭載した『スイートサクセス』を新たに開発、提供を開始しています。導入ハードルを押し下げ、クラウドERPの概念を変える新たなメソッドとなるはずです。

導入初日から使える

―『スイートサクセス』を開発した狙いはなんですか。

 ERP本来の良さを、導入当初から実感してもらうことです。ERPの役割は、リアルタイムに集まる経営情報から算出されるKPI(重要業績評価指標)を確認し、迅速かつ正確な経営判断につなげること。しかし、従来は導入から運用までに数ヵ月を要することもあり、それにともなうコスト負担が導入の壁となっていました。

 そこで当社では、過去の導入事例から、社長や財務責任者といった役割ごとに使われているKPIを分析。結果、業種業態にまたがる共通指標、および業種業態で固有な指標が明らかになったのです。『スイートサクセス』には、それを初期設定として実装。導入から価値創造までの時間を大幅に短縮することに成功しました。

―どれほどの効果が期待できますか。

 先行して提供を開始しているアメリカの実績では、導入プロジェクト期間が60%短縮され、コストは18%削減されています。まさに、「導入初日から使える」クラウドERPを実現したと自負しています。クラウドERPが本来的にもつスモールスタートの利点がさらに明確になった格好で、導入企業のムダな投資はより一層なくなるでしょう。この『スイートサクセス』を通じて、当社はクラウドERP活用の成功事例を増やし、ベンチャー企業の持続可能な成長を支援していきたいと考えています。
PROFILE プロフィール
秋山 泰幸(あきやま やすゆき)プロフィール
1968年、東京都生まれ。1990年に早稲田大学理工学部を卒業後、複数の国内・外資系企業を経て、2016年に日本オラクル株式会社に入社。プロフェッショナルサービス部門を経て現職。
内野 彰(うちの あきら)プロフィール
1996年、日本電信電話株式会社(NTT)に入社後、2000年に日本マイクロソフト株式会社に入社。Windows製品マーケティング、コミュニケーションエリアのビジネス開発に携わる。その後、外資系データベースベンダーのカントリーマネージャを経て、2008年にNetSuite(現:日本オラクル株式会社)に参画。初期立ち上げメンバーとして成長戦略マーケティング全般業務に携わる。2018年、日本オラクル株式会社による買収により、現職に。
日本オラクル株式会社 企業情報
設立 1985年10月
資本金 244億8,000万円
従業員数 2,497名(2018年5月31日時点)
事業内容 企業の事業活動の基盤となるソフトウェア・ハードウェア・クラウドサービスならびにそれらの利用を支援する各種サービスの提供
URL https://www.oracle.com/jp/
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