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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

Y&I Group株式会社 代表取締役 髙橋 悠太

人生を切り拓く「機会」を創出するビジョナリーベンチャー

Y&I Groupの魅力に迫る

Y&I Group株式会社 代表取締役 髙橋 悠太

学歴や職歴を問わず、多くの若手人材に、人生の理想を実現するための「機会」を提供することを企業ビジョンに掲げているY&I Group。このビジョンを追求するうえで、同社が特に力を入れているのが、人材育成環境の充実である。事業の拡大を支えるキーパーソンの多くも、この環境のもとで「機会」を手にしてきたという。Y&I Groupでは、どのような理念のもとで、いかなる育成環境が用意されているのか。同社において、人材育成戦略を司る執行役員の隼田氏に詳しく聞いた。
※下記はベンチャー通信88号(2023年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

社員への想いが込められた、独自の教育プログラム

―隼田さんは、Y&I Groupにおいて人材育成を統括していると聞きました。

 はい。エンジニアの教育を中心とする人材育成と人事・採用戦略を担当するとともに、プログラミングスクールの事業責任者も務めています。私は、エンジニアとして派遣されるかたちでY&I Groupとの関係が始まったのですが、2018年当時、本格的に「IT関連事業」を立ち上げることになった際、経験を買われて同じ年に入社することになりました。そうした経緯から、エンジニアの育成カリキュラムなどは、研究を重ねながら私がイチからつくらせてもらいました。私は、「機会の提供」という代表や会社のビジョンを実現するうえで、すべての入口となるのは人材育成の現場であり、ここにこそ会社の想いがもっとも強く反映されているべきだと思っているんです。ですから、私自身、会社と社員それぞれの想いをつなぐ重要な立場だと自覚しており、教育プログラムにも「社員がそれぞれの可能性を追求できるように」との想いが込められています。

―具体的に、どのような教育プログラムが実践されているのでしょう。

 IT業界にはOJTと称して3ヵ月や半年で育成を終える会社が多いですが、当社の場合は、「3ヵ年計画」というエンジニア人材の教育プログラムがあり、新卒、中途を問わず時間をかけてスキルを学んでもらう仕組みを用意しています。1年目は、資格の取得をひとつのゴールに設定して徹底的に基礎を学んでもらいます。その後、2年目はそれぞれが進みたい道に合わせて、教育内容は柔軟に変化させます。たとえば、Webデザイナーを目指したい人であればプログラミング系のカリキュラムを増やしていったり、事業運営に興味があればマネジメント研修を追加していったり、といった具合です。その成果として、3年目には本格的に希望の道を歩んでもらうのです。

育成環境のためなら、惜しまず投資をする

―そうした教育プログラムを実践するなかで、大事にしている考え方はありますか。

 当社の育成の目標は、IT人材として世の中に必要とされながら、自らの理想を実現していくことです。そのためには、単に技術・スキルだけではない、プラスαの人間力が必要になると考えています。当社では、「徹底的な他社比較と他社差別化からビジネスを展開」というミッションを掲げていますが、この差別化の源泉は人材そのものにほかなりません。いかに他者からの信頼を勝ち得ることができるか。ですから、当社の教育プログラムには、対人コミュニケーションやチームワークといった人間力教育の要素が随所に散りばめられています。

 そのひとつの成果として、日常的に社内勉強会が自然発生的に生まれているのですが、その受け皿として社内には執務室のほかに社員同士の交流スペースが広く設けられています。その贅沢ともいえる空間活用に、来社した方々はたいてい驚きます。もちろん、決して小さな固定費ではないですが、それこそが重要な育成環境のためなら惜しまず投資をする会社の姿勢の表れです。

本部長・部長陣は、ひとつのモデルケース

―成長が続くY&I Groupを、今後どのようにけん引していきますか。

 変化の激しい時代を生き抜くうえでは、どれだけ多くの選択肢を持てるかが重要になります。当社が「機会の提供」を理念に、いままさに事業の多角化を進めているのも、そうした背景があります。現在、各部門で事業を担い、会社の成長を支えている本部長・部長陣は、まさに当社の育成環境を通じてその立場を手にした人材です。彼ら・彼女らをひとつのモデルケースとして、次々と優秀な人材を輩出していけるように、今後も教育プログラムや育成環境に磨きをかけていきます。そして、一人でも多くの若者が、人生の選択肢を増やし、可能性を広げるための「機会」を提供できる会社でありたいと思っています。
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